《お念仏だより#56》仏壇に必須のものは何でしょう?
今週は、
境内の剪定を
していただきました。
暑い中
ありがとう
ございました。
さて、先日のアンケートに
こんな質問がありました。
仏壇に絶対必要なのは、
ご本尊の阿弥陀如来です。
阿弥陀如来は、
厳しい修行を経て、
誰でも幸せに暮らせる
極楽を作って
くださいました。
私たちは、
生きている間には、
この極楽を
見ることができません。
お経の中に
書かれているので、
それを読んで
想像するだけです。
しかし、
お経を読んで
想像できる人ばかりでは
ありません。
そこで、極楽を
目に見えるように
作ったのが、
仏壇なのです。
仏壇は
極楽ですから
阿弥陀如来が
いつも見守っていて
くださいます。
阿弥陀如来の
姿があれば、
そこは極楽に
違いありません。
極楽には、
色とりどりの花が
咲き乱れ、
お香の
かぐわしい香りに
包まれています。
極楽は
いつも明るいので、
仏壇には蝋燭を灯し
明るくするのです。
花・線香・蝋燭を
仏壇に供えるのは、
極楽の様子に
近づけるためなのです。
仏壇に無くてはならないのは
本尊の阿弥陀如来と
花・線香・蝋燭
なのですが・・・
仏壇の中を見ると
他にも様々な仏様や
お位牌などが
並んでいます。
極楽で一緒に暮らす
阿弥陀如来の
お弟子さんたちです。
仏様の姿をした
観音菩薩や勢至菩薩。
お坊さんの姿をした
法然上人や善導大師。
先祖の方々も
今では、阿弥陀如来の
お弟子ですから、
お位牌をお祀りするのです。
浄土宗では、
阿弥陀如来に手を合わせ
南無阿弥陀仏と称えます。
間もなくお盆です。
お念仏でご先祖を
お迎えしましょう。
南無阿弥陀仏
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