《お念仏だより#95》法灯リレー～浄土宗開宗850年

令和6年
浄土宗は
開宗850年を迎えます。

5月9日に
お念仏の法灯が、
法然上人が修行した
比叡山青龍寺から
総本山知恩院まで
リレーされました。

850年前、比叡山で御修行の後、43歳で京の街へ下られた法然上人の足跡（そくせき）辿るべく。
43歳以下の浄土宗青年会の僧侶が
比叡山を京の都へ向かい下っています。#法灯リレー#浄土宗開宗850年 pic.twitter.com/KZNRxMBho8

— 【公式】全国浄土宗青年会（@同時同行念佛会エントリー今年もよろしくお願いします！） (@zen43js) May 8, 2023

このあと、法灯は
総本山知恩院から
全国の浄土宗寺院へと
リレーされます。

伊勢教区では、
6月27日に
亀山市文化会館大ホールで
開白法要を
行うことになりました。

ご参加いただくには、
事前申し込みが必要です。

菩提寺のご住職に
問い合わせてみてください。

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法然上人は、
13歳の時、比叡山に登り
仏道修行に励みました。

しかし、求める教えに
出会うことができずに
苦しみ続けました。

時には、山を下り
各地の高僧を訪ねたり、

比叡山に戻っては、
全ての経典に
目を通したりして
過ごしました。

やがて、唐の善導大師の
「観無量寿経疏」に
出会い、

43歳の時、
浄土宗を
開宗するに
至ったのです。

法然上人が
25年にわたり修行したのが
比叡山にある青龍寺です。

青龍寺のある
西塔さいとう黒谷くろだには
比叡山の中でも、
俗世との関わりを断ち切る
隠遁の地です。

法然上人が経堂きょうどうに入って
夜通し経典を読んでいると

明け方、一条の光が
お念仏の教えを
指し示したと
伝わっています

開宗850年の法要に
一人でも多くの方の
ご縁を結んで
いただきたいものです。

南無阿弥陀仏