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副業〜はじめる!オリジナルブランド立ち上げの教科書!

はじめに

このnoteは、「個人が0からオリジナル商品を作り、ブランドのオーナーになる方法」を記載しています。

最初から多額の費用をかけて、有名デザイナーや企業とコラボしたり、広告を打ってブランドをリリースする方法は書いていません。

また、海外から安く商品を仕入れて自分の商品として販売する方法や、「転売」については触れていません。

ですが、もしあなたが、

・オリジナルの服や小物をブランド化して販売したい!
・自分がいいなと思ったものを世の中に広めたい
・ブランド立ち上げのために多額の資金は用意できない
・最小限のリスクでブランドを立ち上げたい
・アパレルの知識やコネクションがない
・副業として自分のオンラインショップをスタートしたい

…というお考えであれば、必ずお役に立てると思います!!


改めまして、梅原けいと申します。

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私は以前、自分でオリジナル商品を作ってネットで販売したいと思いたち、本業をしながら
知識ゼロ、コネ無し、資金ほぼ無しの状態からオリジナルのエプロンブランドを立ち上げたことがあります。

その方法についてブログ等で情報発信したところ、かなり反響があり、色々とご質問を受けることも多くなってきました。
 

現在は、本業である食のプロデュース事業、WEBマーケティングなどに力を入れていますが、副業として、エプロンブランドの運営、ネット販売も行なっています。


ショップ運営というと、片手間では出来なそうに思えますが、
一度仕組みを作ってしまえば、あとは商品が売れたら発送するだけなので、副業には向いていると思います。


また、ブランドのオーナーとしてインタビューを受けたこともあり、自分自身のブランディングにもなりました。


ただ、0から一人でエプロンブランドを作るのは、正直大変なこともありました。

なぜなら、圧倒的に情報が少なかったからです!!!


ブランド作りの本など、巷で気軽に拾える情報は、
だいたいが法人向けだったり、費用が相当かかる方法のものが多かったです。


自分自身にコネクションや、ある程度の知識があればまた違ったのだと思いますが、
当時は本当に何もなかったので、ひとつひとつを手探りで進めていきました。


個人がブランドを作る方法について、ブログ等で発信したところ、
同じように、知識もコネも資金もないけど、オリジナルブランドを作って販売してみたい人、やってみたいけどどうしたらいいのかわからない人がたくさんいることが分かり、今回このnoteを執筆することにしました。


繰り返しになりますが、このnoteは、「自分が可愛いと思ったものや、オリジナルの服や小物をブランド化して販売したい!」と思った時に、

最小限のリスクで、専門知識が全くなくても作れる方法について書いてあります。



エプロンの制作はアパレルになるので、主にアパレルブランドを作りたい!という方に向いている内容です。

ですが他の分野でも、おおまかな流れは同じだったりするので、参考になるかと思います。

このnoteが、「オリジナルの商品を作って販売し、ブランドオーナーになる」ための最初の一歩になれば幸いです。


では、始めます!


【第1章】知識・経験・コネ・資金なしでも、ブランドオーナーになれた秘密

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はじめに、「アパレルブランドのオーナーになる!」というと、少しハードル高く感じるかもしれません。

アパレルやデザインの知識がないと無理なのでは・・・?

そう思うかもしれませんが、実際は、専門的な知識はなくても大丈夫です!


現に、私はアパレルやデザインの知識は無いですし、
ネットショップを運営しているものの、HTMLやCSSなどのwebのスキルはありません。


それでも、個人でオリジナルブランドを作りネットショップで販売が出来たのは、
自分が苦手な部分を「代行」してやってくれるサービスや、素人でも簡単にお店が作れるWEB機能などを使っているからです。


正直、これは今の時代だからできたことです。

ひと昔前だったら、自分でできないことは個人的に人を雇ったり契約したり、しっかりとした人脈がないと、できないことでした。

ですが、最近ではインターネットを利用したマッチングサービスや、機能の充実で、時間をかけて人脈作りをしなくても、人にお願いしたり、仕事上のパートナーを探すことが簡単にできるようになりました!


では具体的に、どんな箇所をどんなサービスを使って人にお願いしていたか?ですが、
それをお伝えするために、まず全体の流れを理解してもらえたらと思います。


オリジナルブランドを作ってネットで販売するまでは、かなりざっくり分けると

①商品を作る→  ②お店を作る→  ③販売する

この3段階になります。

まず商品を作るまでには、サンプル品を作ったり、デザインを考えたりする工程がありますが、それらは各マッチングサービスを使って、職人さんや工場と繋がり、依頼することができます。

次に、お店作りはネットショップを想定していますが、
最近は無料で簡単にショップが作れるサービスがあるので、そういった機能をフル活用します。

最後の販売する部分に関しては、商品を魅力的に見せるための写真や文章が必要になりますが、これらもWEB上のサービスを使って、依頼することが可能です。


このように、自分ができないところはお願いできるサービスがたくさんあるので、これらを上手に使っていくと良いです!


ちなみに私が調べて実際に利用したサービスなどは、これからの章ですべて紹介させていただきます。


【第2章】オリジナルブランドを作るためにかかる費用は?


ここまでお伝えすると、

「色々お願いできるのは分かったけど、それってかなり費用がかかるのでは?」

と思われるかもしれません。

通常は何かのお店をオープンするといったら、少なくとも数100万はかかると思いますが、私の場合、なるべく1社に任せず、色々なサービスを駆使して使うことで、1/10くらいでできました。


本当は1社にお願いする方が、手間が省けて楽だと思いますが、
当時、わたしは留学帰りで、貯金をほとんど使ってしまっていたので、限られた予算の中でできるように、色々と工夫しました…。


費用については、自分がどこまでやって、どこを他人に頼むかによってかなり変わってきます。


ただ、ブランドの立ち上げは個人で行おうとすると、やることがたくさんありすぎて、手が回らなくなることもあります。

全部自分でやろうとして潰れてしまうくらいなら、最初は初期投資だと割り切り、自分一人でできないところは人に頼った方が良いと思います!


ちなみに、私が実際にブランド立ち上げにかかった初期費用の詳細は、以下の通りです。

・商標登録:約5万円(※)
・ロゴ作成:0円
・サンプル品作成(1点):約2万円
・生地(原材料)の仕入:約2万円
・商品の制作(20点):約4万円
・洗濯タグとネームタグ(200枚くらい):約5千円
・包材の購入(ラッピングなど):約5千円
・ネットショップの構築:0円
・商品写真撮影:約1万円(※)

※必要に応じて省いてもOKな項目

上記の明細は、あくまで私が作ったエプロンブランドのケースですが、
ざっと計算してみたところ、トータルで約15万円でした!


サンプル代や商品の制作代は、どんな商品を作るのかによって全く違ってくるので、場合によって値段は上下すると思います。

商標登録の項目は必須ではないので、著作権を気にしない方は、省いてOKです!

ほかにも、商品撮影は自分で行えば費用はかからないですし、小物やシンプルなデザインの服だったらもっと原価も抑えられると思うので、全体で10万円以下でできると思います。


とはいえ、副業のためにまとまったお金は用意できない…。

そんな場合もあるかもしれませんが、これらの初期費用は一度に必要になる訳ではありません。


私は本業しながらエプロンブランドを作るのに約3ヶ月かかっているので、費用として出ていった分は、月に数万円程度です。


もし実業でお店を作るとなったら、桁違いの費用がかかるという中、

自分のお店を持つことができ、ブランドオーナーという肩書きも手に入れ、

「好き」をカタチにして第二の収入を得られる場を持つことができるわけなので、

決して高い出費ではないと思います!



【第3章】どんなブランドを作る?

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〜「好き」×「こだわり」で唯一無二の商品を作る〜

あなたが世の中に広めたいものは何でしょうか?
あなたが普段からこだわりを持っているものは何ですか?
誰に向けて商品を使ってもらいたいですか?


わたしの場合、当時は料理研究家の仕事をしていたので、キッチン関連のグッズを作りたいと考えていました。

また、海外留学している時に「日本の素敵なものを、世界に広めたいなあ」と思うようになり、そこから和柄に注目するようになりました。

そこで思いついたのが「和柄のエプロン」です。

当時、雑誌などのメディアにも出演することがあったので、私にとってエプロンは自分を魅力的に見せるための衣装であり、戦闘服。
エプロンを買うときは毎回吟味して選び、30着以上は持っていました。

そういった経緯もあり、自分がこだわっているエプロンの分野であれば、良いものが作れそうだと思いました。

さらに「和柄」を採用したエプロンを探してみると、意外と少なかった。
しかも、女性の可愛らしさを引き出すような和柄のエプロンは、ほぼ見つかりませんでした。

そこで、「カワイイ」「早く着たい」と、気持ちが上がるようなデザインを追求した、和柄のエプロンを作ろうと決めました。

このように、オリジナルの商品を作るのであれば、

自分が広めたいと思うもの(好き) 
人より詳しく、こだわりがある分野(強み)

まずはこの2つを考えてみてください。


具体的にイメージができたら次に、同じ分野の商品がどんな風に売られているか、リサーチしてみます。

リサーチといっても、最初はネット検索して調べたりする程度でもOKです!


今、市場にあるものと比較して、自分だったらもっとこういうデザインにするな、とか、もっと機能性を追加した方が使いやすいのに、

など思ったことをメモしていき、他と差別化できるところを考えます。



次に、その商品は誰に届けたいのか、ターゲット(特定のお客さん)を決めます。

年齢、性別、職業など、最初はなるべく絞った方が、ターゲットにとって「こんなの欲しかった!」と思ってもらえる鋭い商品になります。

とはいえ、、実際に作って売ってみたら別のタイプの人にウケた!!という場合もあります。

わたしの場合、最初は20代前半の女性をターゲットにしていましたが、最近は海外志向の方が、外国人のお友達へのお土産やプレゼントにするなど、想定していたお客様とは、別の方にも気に入ってもらえています。


このように、作ってみたら予想外の需要があった!ということもありますが、
その場合はあとから範囲を広げたり、売り方を考えていけばいいので、まずは考えられる範囲内でターゲットを定めてください。


ここまでご覧いただきありがとうございます。「もっと続きを読みたい!」という方は、この先にお進みいただけるとうれしいです!!  ここまで!という方も、他にもお役に立てるコンテンツをブログやメルマガで発信しているので、チラッとのぞいていただけると嬉しいです!

<梅原けいオフィシャルブログ>

食の仕事でフリーで活躍する方法、ブランド立ち上げ方、ネットショップの運営、起業法、海外での子育て、などの情報を発信してます。

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