お年玉は計画的に?

どこぞの社長が、1億円をばらまいてみよう…と言いだして、これがことのほか盛り上がったわけです。
品が有るとか無いとかという問題でもなく、同じ額面でも人によって感じ方は異なる…という良い例だと思いますね。

確かに、100万円の臨時収入があれば、ちょっと迷っていた比較的安価な買い物であれば、済ませようかな?とか思うわけです。

ただ、100万だろうが1億だろうが、生きていくためには全然足りないわけですよね…
生活費の足しにはなるけど、じゃぁそれを元手に増やそう…という額でもないし、何かの時のためにプールしておくぐらいが実は一番有効な使い道なのかもしれない。

この企画は、例えるならドラマや漫画のワンシーンみたいなものですよ。
ビルの屋上から札束をバサ~ッと投げてみる…
道を歩く人たちは、「あれは何だ?うわっ!本物のお金だ~!!」と群がる。

で、コレをしたところで前澤氏の懐が痛むわけでもなく、会社の宣伝になるわけでもなく…というのが実際のところ。

広告費と比較する人がいましたけど、バブルの頃なら中小企業でも1億円程度のお金をかけて、割としっかりした広告をしていたことがあるわけで、それを考えたら、ZOZOのような企業であればもっと安価で確実な宣伝は可能です。
しかも、それぐらいの商才がなければ、そういう会社を切り盛りできないわけですよ。
まぁ、そういうことをしてきたから、今回のばらまきができたわけですよね。

格好をつけても仕方ないので、正直な気持ちを言うと、もし頂けるのなら私も100万円をもらいたかったです(´∀`*)ウフフ
前澤氏は、みんなにプレゼントしたかったようですけど、もしそれを受け取れたなら、私はそれを具体的な形にしたいなと考えたんですよ。
災害関連の募金とか母子家庭の人のために使ってもらいたいな…と。

自分が自分のために使うお金なら、自分で稼いだ方が価値があると思う。
でも、ポッと手元に入ったお金なら、自分の事以外に使いたい。
夢のない奴だな…と思われそうですけど、貰えるまでは「夢」だけど、貰ったら「現実」ですから。
今、生きるために服が欲しい、勉強するためにノートが欲しい…
そういう人にとっては、それらが100万円より大きな価値であり希望であるから。

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