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シェアサイクルで渋沢栄一ゆかりの地を巡る

深谷駅前にHELLO CYCLINGのステーションが設置され、7月31日まで「新紙幣発行記念 渋沢栄一ゆかりの地を自転車で走るスタンプラリー」が開催中です。挑戦してみましょう。

東京駅の赤レンガ駅舎そっくりな深谷駅舎。
実は丸の内駅舎の煉瓦は深谷で製造されたものなのです。

ステーションは改札を出て左手前方、庭園を抜けたところにあります。適当な自転車を借りてさっそく出発です。

最初に向かうチェックポイントは煉瓦史料館。実は深谷には日本初の機械式煉瓦工場がありました。工場へは深谷駅から貨物線が延びており、跡地がサイクリングロードになっているのでそれを辿っていきます。

途中の公園には福川鉄橋が保存されています。現存する日本最古のポーナル型プレートガーター橋だそうです。

30分少々かかって煉瓦工場跡地に着きました。あいにく史料館は保存修理のため休館中ですが、ホフマン輪窯については土日祝日に限り内部を見学できます。

ホフマン輪窯は、陸上トラックのような形をした窯の内部を多数の部屋に分けて、窯詰め→予熱→焼成→冷却→窯出しの工程を順番に行うことで絶えず煉瓦を焼き続けることが可能でした。国内に現存する4基の中でも深谷のは規模が大きく、壮観です。

小山川のサイクリングロードを走ると、ほどなく誠之堂に着きました。渋沢栄一の喜寿を記念して建てられたもので、世田谷から移築されたそうです。

隣には、第一銀行二代目頭取 佐々木勇之助の古希を記念して建てられた清風亭が並びます。

県道14号線を北上し、下手計の交差点で左折すれば右側に立派な屋敷が現れます。渋沢栄一の従兄であり師でもある尾高惇忠の生家です。裏手の土蔵が煉瓦造りでかっこよかったです。

鹿島神社
尾高惇忠の顕彰碑があります
拝堂の扁額は渋沢栄一が書いたものだとか
諏訪神社
渋沢栄一の顕彰碑があります

神社2ヶ所を先に済ませてから旧渋沢邸「中の家」へ。新1万円札フィーバーで観光バスが押し寄せていました。

通りを引き返し、最後のチェックポイントである渋沢栄一記念館に到着…!なのですが、後ろに予定が控えており残念ながらここで時間切れ。チェックインだけして駅に戻りました。

なぜレッズサイクルがこんなところにいるのでしょうか…

さて、スタンプラリー企画ではチェックイン1か所につき100円ぶんのクーポンが貰えます。今回は3時間45分で7施設を回ったので実質730円ということになります。さらに全7施設をコンプリートした人の中から抽選で24名に1万円ぶんのクーポンが当たるといいますから、おトクどころの騒ぎではないでしょう。ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

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