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気楽にできないから

久しぶりに叔母と電話で話しをしました。

春に、家族ができる、と失礼ながらLINEで報告をしたときには、いてもたってもいられなかったと、電話をかけて来てくれた叔母。
母の姉妹の中でも、一番気が合うと私が勝手に懐いている叔母。

その娘である従妹と最近連絡をとっていたとき「思うようにならないこともあるだろうし、母と少し心配していました」と言われ、それは大変!と私から電話をかけたのです。

とりあえず峠を越えていたものの、この半年間の報告事項に娘との戦いを省くわけにもいかず、ちょっと大袈裟に話をすると、私が真面目に叱る様子が目に浮かぶと言われました。

私の性格をよく知っていらっしゃること。

「もっと気楽に構えていたらいいのよ」

急に子育てをすることになってから、いろいろな人に言われてきました。

それができないから苦しいのに。

そう頭に浮かんだとき、思い出しました。
徐々に頻度は減ったものの、昔は本当によく言われるぐらい、私は人から見ると『考え過ぎ』な人らしいと言うことを。

考え方や性格って、自分で変えたいと思っていてもなかなか変えるのが難しいもので、慣れや工夫で生きやすくはなっていても、根本はあまり変わっていないかも知れません。

私は今、娘に対して、同じようなことを言っているんじゃないかしら?と、自分の言葉を振り返っています。

では、何が正解なのかと言うと、今の私には「大変だよね。想像しただけでも大変ってわかるわ」と言ってもらえることだと思っています。

かと言って、叔母がそうやって少しでも私の苦労を和らげてあげたいと言ってくれている気持ちもわかります。

気楽にできる人とできない人がいるからね。

ああ、これが個性と言うものなのかしら?
私は娘の個性をちゃんと見てあげられているかしら?

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