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PANTAみーはーLIVEるぽ2023.6.14夕刊フジロックthanks

私は1989年に、PANTAをやっと知ってほぼ一目惚れ(ひと耳惚れ?)状態でファンになってから、ハマりにハマり続けて、時にはブログにただただミーハーな、「ミーハー LIVEれぽ」を展開し続けて、幾年月…。
今に至ります。

頭脳警察PANTA以外にも、永年リスペクトし続けているアーティストは、泉谷しげる、中島みゆきを筆頭に、おりますが(これが自分のビッグ3)、中でも、やっぱり結局のところ筆頭はPANTAなのです。

ミーハーLIVEるぽなので、みーはーにPANTAのことしか書けないのです。

なので、この日のイベントもPANTAのことだけです🎵

『夕刊フジ・ロック 5th Anniversary〝Thanks” 』
【日時】2023年6月14日(水)
【場所】渋谷duo MUSIC EXCHANGE
【出演】頭脳警察:PANTA,TOSHI,おおくぼけい(key)、澤竜次(Gt)、宮田岳(Ba)、樋口素之助(Dr)、竹内理恵(Sax)


セットリスト(PANTAさんの noteより転載させていただきました)

頭脳警察X + うじきつよし
1. 銃をとれ
2. ふざけるんじゃねえよ
3. 時代はサーカスの象にのって
4.万物流転
5.R★E★D

+ PANTA
6 悪たれ小僧

頭脳警察
7.東京オオカミ
8.絶景かな
9.あばよ東京

+ミッキー吉野
10.青い影
11.STAND BY ME.
12.さようなら世界夫人よ

ENC
+芳野藤丸、山本恭司、うじきつよし、玲里、難波弘之、原田喧太・・
13.コミック雑誌なんかいらない

…………
開演は18時半でしたが、頭脳警察が始まったのは21時過ぎでした。

最初は、うじきつよしvo.の頭脳警察Xだ!

1.銃を取れ!
2.ふざけるんじゃねえよ
と、立て続けに飛ばしてくれた。

この後のMCで、いきなり、「トシさん、ごめんなさい、歌詞すっとんじゃった…」とか言い始めました。
トシさんは「PANTAだって歌詞はすっとぶよ…ちゃんと頭脳警察のコピーしてるでしよ…」みたいに返してくれていた。

「みんなの思いがあると思うからなるべく、PANTAさんの歌とずれないようにとやっていたんですがズレまくってます…」

いや、なんて誠実な方なんだと思ったし、PANTAみーはーファンとしてはこんな言葉だけで、好感度アップ。

確かにそうなんです。
我々みたいに、頭脳警察PANTAの歌唱を何百何千回と聴きまくってきていると、当然PANTAの歌いまわし方、歌い方が頭と耳に焼き付いているので、わずかな歌唱の本物(本人)のとズレとかは、わりと敏感でわりとあら?となるものなのですよね。

うじきさん本人も、頭脳警察の古くからのファンであったらしいし、実際そのことを十分承知しているので、のっけから、こんな言葉が出てきたのでしょうか。

「次はちゃんとやる!!」

(拍手👏!!!)コロナ禍からの声出しNGが解禁になり、
「いいぞ!うじき!!」「かっこいいぞ!!うじき!」などの声が飛んでて、良い感じでした。
そして次に歌われたのが

3.時代はサーカスの象にのって

とても良かったです。
この日、私の位置(中央2列目)からは、バンドの音量が大きすぎてボーカル音声がやや聴き取り辛いところがありましたが、この曲は歌がよく届いてきました。
いいねーうじきさん❣️
演奏もサックスが効果的に美しく素晴らしい〜。

中2のときに野音で頭脳警察をみてヘルメット被った人がいっぱいいて、トシさんが色んなものを投げて…などと語り、みんなの頭脳警察も色々あるよね…とか語りかけながら

4.万物流転

2泊3連のイントロで次は万物流転!!👍👍👍
おー!!良い選曲です😂

我々は、PANTA本人の歌い回しとかが染み付いて…とか、つい先ほど書きましたが。
この曲は、原曲を誠実に丁寧に歌いつつも、うじきさん独特のシャウトさせる歌い方も含めて、とても良かった。

さらに続いたのが、
5.R★E★D
おおー!!またまたこれは良い選曲👍
「ウクライナからSOS」歌われてました。
そして、曲の最後は、うじきさんのギターが炸裂していて、滅茶苦茶カッコよかった!!🎸うじきさん素晴らしい。
好感度さらにMAXww😆
ブラボー👏

(うじきさんは、その後も舞台の横で、嬉しそうに優しい笑顔で頭脳警察の演奏を見守っている姿が自分の席からはよく見えて、好感度1000%
最後は泣いていたし
頭脳警察PANTAへの愛情がひしひし感じられました)

6.悪たれ小僧
続くこの曲のイントロになると、満を持して我らの❣️(私の❣️😆)待望のPANTA登場‼️‼️👏
椅子とミネラルウオーターと酸素吸入器がセットされている。
先日のp fesで「これは宏道のです」と教えてくれた愛用の杖を横にして。(その杖はローディの方が一旦舞台袖に仕舞いました)
悪たれ小僧を歌い出す‼️

うわーーー、やはりこの声ですよ。
この一声で、じーーん🥹

うじきさんのボーカルも、とてもカッコよく、盛り上がって聴けていましたが、危篤を伝えられた後の、病み上がりで、心配していたPANTAの声は、まるで🎵何事もなかったみたいだ🎵と、歌いたくなるほど、よく出ていて、一声だけでも、うわーと瞬時に感動しました。

自分の位置からだと、バンドの音響音量がデカすぎてて、ボーカルが聴き取り辛い音響環境に思ってましたが、それでもPANTAの声はよく届いていて、

あーーーーーーーーー❣️
やっぱり自分にはこの声が必要なのだ★
代わりは居ないと改めて感じさせられるものがありました。

この「悪たれ小僧」での、うじきさんとの共演は、とても素晴らしかったです。

地獄にも迷惑がられて2度ほど追い返されました
人生観変わりました
慎ましい頭脳警察にならないと…
みんなの前でやるのは幸せだと思います ありがとう


7.東京オオカミ
最新新曲、次のアルバムのキーワードになっている曲。
このアルバムリリースも待ち遠しいです。(そしてk1さんとのPKOも)
それにしてもこの曲はイントロからして激しく、とても70歳超えてるアーティストが自らが歌う楽曲として生み出された最新新曲とは思えないような、、、最初に披露されたときも感じたのですが、今回も病み上がりまもない復帰 LIVEでの楽曲にしてはいきなりこの爆音というか。
なんだか、正直、目の前で聴いてる方がちょっと老婆心というか、ハラハラ心配になりましたが💦💦
でも「悪たれ小僧」でも、それまでと変わらぬ声が出ていたし。
うーんまさに、これは奇跡の復活。素晴らしすぎる👍👍

この病気入院で、かなり痩せたし、杖が手離せない感じでもあるし、妙に笑顔が柔らかく優しい好好爺的な雰囲気、趣にもなり。
で、「慎ましい頭脳警察に」とか、自らこの日も言ってたし、以前ももう激しい曲はやらないかも?みたいなことも言ってた気がしましたが。

でも、その歌声は健在でした‼️😂
凄いスゴイすごい……

歌えることがこんなに幸せなことだと思いませんでした

……
幸せなんて言葉は頭脳警察のMCで言うことではない…

8.絶景かな
50周年頭脳警察として生み出された楽曲の中では、もうダントツの珠玉名曲‼️いや、そんなくくりをつけなくても、これは名曲中の名曲でありましょう‼️
汲めども尽きぬ、枯れない才能✨
最高に素晴らしく、大好きな曲。

PANTAの曲は言ってしまえばぜんぶ好きなので、どの曲がとは言えないのですが、この曲は作られた本人も相当特別な思いを込めて作られたと思うし、頭脳警察版、「この素晴らしき世界」ワッツワンダフルワードである。…この曲を生で聴いて何度、泣きそうになったことか。

一時は危篤と伝えられて、もう会えなくなるのだろうか、もう生であの歌声が…と辛く悲しんだ日々。

しかしこの日見事に復活して、この曲をまた、こんなに力強くも暖かい歌唱を目の前で聴かせてくれていた、
奇跡を感じて、固まりながら聴いていた。このときは、それまで何度か聴くたびに泣きそうになっていたけれど、不思議とそんな風ではなくて、また別の?奇跡を観ているような驚愕というか、不思議な感情が???
大事に大事に見守り聴いていた。
すると、なんとこの「絶景かな」が終わるや否や、間髪入れずの、あのイントロ

9.あばよ東京
あばよ東京だ!!!!!
うわっ。「絶景かな」で、今回は泣きそうにならなかったのに、結局やられてしまいました。
これは泣く。
素晴らしい歌唱。これはもう病み上がりで大丈夫?なんてハラハラ聴いている場合ではなかった。
そんな心配は、杞憂というやつで、本人にも失礼でした。

そのまま変わらぬ力強い歌唱だったし、素晴らしい演奏の中に包み込まれた!

「あばよ東京」は、1974年の頭脳警察の曲。
2023年最新新曲、アルバムリリース前の「東京オオカミ」、そして50周年頭脳警察、未来への鼓動の映画のエンディングテーマソングになった「絶景かな」。
1974年から2023年の3曲が時空を超えて、蘇ったPANTAから歌われた。
凄すぎる。もう最高でした。

+ミッキー吉野
10.青い影

その後、ミッキー吉野さんが加わり、青い影を。美しくもかっこいい楽曲。ミッキーさんのハモンドが素敵。
そのままミッキーさんのハモンドが加わる演奏で続いたのが、

11.STAND BY ME
気持ちの良い歌唱と演奏🎶

そして、
19歳のときからずっと歌い続けている曲

12.さようなら世界夫人よ

私自身は、そもそもPANTAを知ったのがPANTAが19歳だった1969年から、はるか「20年」も後、やっとやっとの1989年でしたが、そのときは、たまたま泉谷しげる目当ての日清パワーステーションの「泉谷しげるの1週間」の中で初めてこの「世界夫人」を聴いたのです。
それで、「この曲」でPANTAに「ひと耳惚れ」をしたのだったよなあーと思い出しました。
随分遅れて知ったので、もっと早くから知っていればなーとか思って追いかけてきましたが、それでもPANTAを追いかけて、もう34年も経ちました。

最後のアンコールは、出演者全員で

13.コミック雑誌なんかいらない

とにかく、PANTAが元気に復活してくれて最高、最幸の LIVEでした。

終わったのは、23時。
こんなに遅い時間までLIVE会場にいたのも久しぶりでした。
思わず終電時間を確認💦
帰宅は思い切り午前様。

自分もあれからそれこそ、34年で、歳をとってしまいましたが、こんな高揚した気持ちで、終電ひとつ手前の電車で帰るのは、なんだか2、30年前が蘇るようで。
最近はすっかり早寝早起きになりましたので、睡眠不足大丈夫かなあと思いましたが、まったく問題なく、翌日仕事に行き、この高揚感、余韻はしばらく続いたのでした。

ありがとうPANTAさん❣️
まだまだこれからも
楽しみいっぱい。
アルバムも🎵LIVEも🎵

自分も色々ありましたが、やっぱりこう言う存在が居るから元気でいられるのです。
奇跡の、偉大なる復活には感謝しかありません。


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