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ChatGPTでたまごっち風ゲームをプレイした話

「GPT-4でポケモンをプレイすることに成功」という記事に感化され、たまごっちをプレイできないかChatGPTにお願いしたら簡易版を用意してもらえました!

・お腹の空き具合 ・幸せ度 ・お手入れの必要性(排泄物の掃除など) という3つの状態に対するアクションが用意され、それをコマンドで選択するというとてもシンプルなものです。 試しに餌をあげるために1を選択してみるとお腹の空き具合が50から100へ変化しました。

これだけでもすごいと感じますが、ゲームとしてはさすがにシンプルすぎます。たまごっちを進化させる機能を依頼したら、さっそく追加してもらえました。

条件を満たすと進化できるようです。幸せ度を上げるために2を選択すると、条件を満たして進化しました。

たまごっちに名前がないのは味気ないので、名前をつけてもらいましょう。 こちらで決めてよいとのことなので、「べびっち」と名付けます。

それではこのべびっちを更に進化させてみましょう。 幸せ度を上げていき、以前設定してもらった条件を満たしたところで、おとなへと進化しました。

進化後も名前が「べびっち」のままだと、進化した感が薄いので、ふさわしい名前をつけてもらいましょう。

…「アダルっち」という予想の斜め上をいく名前をつけられてしまいました。

「アダルっち」も悪くはないですが、他の案も出してもらいましょう。

なぜこのような名前を考えたのか、由来を聞いてみたらこの通り。 どれもべびっちの進化を表現していたんですね!

特に、「進化して広い世界を見渡せるようになった」という表現が気に入ったので、ソラっちという名前にしました。

このままではこのゲームに終わりがないので、本家たまごっちにもある「死」という概念を追加してもらいます。
寿命機能が追加されました。各状態が悪化すると、寿命が減っていくようです。

悪い大人なので、チートで直接ステータスを変更してみます。 「

状態が悪化したため、寿命も減少し始めます」とありますね。

試しに餌をあげてみると、幸せ度とお手入れの必要性の状態が悪いため寿命が減ってしまいました。

では実際に寿命を迎えるとどうなるでしょうか。 ソラっちは天国へと旅立ってしまいました。ここでゲーム終了となります。

私はこのやりとりで何度も心を揺さぶられました。

まず、「たまごっちを遊びたいです」という簡単な文から、チャットというインターフェースで遊べるゲームをものの数秒で提示されたこと。
機能追加もでき、それらがたまごっちの世界観を踏襲していること。
名前を付ける際、まるで人間であるかのように想いを込めていること。
(アダルっちはここで驚かせるためのフリだった…?)
「残酷」という単語か「寿命を0にする」どちらでかは分からないがポリシーに引っかかったり、「天国へ旅立つ」や「ソラっちとの楽しい思い出を大切にしてください」といった表現をするなど、倫理観を備えているかのようにふるまうこと。

ChatGPT、恐るべし。
今後ChatGPTにのめりこむことが確定してしまったので、また何かあれば記事にしようと思います。








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