見出し画像

新盆です

 母が亡くなってから4ヶ月。

私の心の準備もないまま、

お別れもないまま、

突然にこの世からあの世に行ってしまいました。

母自身、自分の死を覚悟していたのかも。と、

亡くなった後、思い当たることが多々あり、

それを思うと、

後悔や、してあげたかったことばかりが思い浮かぶのですが、

たった一人でもうすぐ来るかもしれない

死を受け止め、

その覚悟たるもの。

私の前で泣くこともなく、

当たることもなく、

自分だけが知っていた最期を

淡々と、粛々と生きていた母を思うと、

「よく生きることは、よく死ぬこと」なんだと思うのです。

常々、限られた時間は大切に使いたい。と

思ってきた方ですが、

今回はまた更に、もっと、もっと、

死が身近に感じ、

健康寿命と言われる残り23年を生きられるとしたら、

どうやって全うしていきたいか。

を考えるようになりました。

もう、残された時間は多くないんだという焦り。

最期はひとり。というその覚悟を

今からしていきたいと思います。

もし、医者に余命を告げられるようなことに

なっても、

後悔のないように生きていきたい。と。

そうすることが

私がちゃんと死ねることに

繋がっているんだと思うのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?