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大阪育ち道産子の知らんけど・・137「昔話2 はみだしケータ 北海道編」

はい、前回(むかしむかし……)の続き~。
今日までが北海道時代(小学校1年生終わるまでいた)になるかな~。
はみ出たら明日も北海道時代ネタかも。

1.札幌の住まいは

官舎の2階やった。
なんでも親父は公務員やったらしい。
ちゅうても、そう聞かされてきただけで記憶はない。

幼稚園以降を過ごした2階建ての4宅入った集合住宅(アパート的な)で、
我が家は2階やったなー。
台所と二間続きの部屋を中心に、和室が2つくらいあったかな。
で、その二間続き(今でいうLDK)には「煙突ストーブ」があった。
こんなの⇒(サンポット 石油ストーブ
石油ストーブの上部から、鉄製っぽい筒が伸びていて、
その筒が天井付近をいくらか這いまわったあと、外に突き出る。
筒自体が部屋を暖めつつ、燃焼による排気を外へ出せる代物。

排熱の通る筒で室内を暖めるってコトは……。
そう、その筒は熱い。
コドモが火傷できるほどに。

姉ちゃんと留守番中、その周りで追いかけっこして遊んでたら、
ほっぺたをジュッと……。あ、オレσ(゚∀゚ )のね。
かさぶたになった程度の軽いヤケドやったけど、
母ちゃんに怒られんのもイヤやったかして、
慌てとったなー、姉ちゃん。

2.雪・雪・雪

生まれた釧路以上に札幌はスゴかった。
2階のベランダからの景色は1階みたい。
当然飛び降りるわな、5歳の漢(!)なら。
つなぎのスキーウェア着て、手袋・長靴履いて、いざ!

ずぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!!!!!

一瞬で身長の3倍以上(イメージ)の新雪に埋もれる。
身動きとれんからとりあえずは泣いてみる。
泣こうが喚こうが、コドモの声の吸収なんかラクショーな深い雪。
いや、そんなコトより、とにかく母ちゃんが帰って来るまでに
家に辿り着かんと。

で、周囲の雪を固めて、なんとか上半身の可動域は確保するも、
いや~、足を抜こうとしたら長靴が脱げるんよ。
そして足が抜けたあとの長靴は抜けんのよ。
バレずに帰るには、片方の長靴は見捨てるしかない。

なので、片方の足が凍ったんちゃうかと思いながらも、
どうにか片長靴・片靴下で脱出。

ま、なんせベランダからの冒険やからカギなんか無いし、
家には入れず、隣のおウチに助けを求め、ヤハリおやつをもらう。
そしてもちろん、オレσ(゚∀゚ )は寝る。

寝呆け眼に映る母ちゃんの愛想笑いが、そらもうコワいコワい……。
でも、雪が解けるまで片方の長靴がそのままなコトの方が気になったなぁ。

うん、母ちゃんにはよう怒られたんやけど、懲りたコトないなー。
なんや安心感があった。
ような気がする。

3.小学校1年生まで

過ごした北海道。
母ちゃんがスキやった釧路デパートのアップルパイ。
オレの尻を噛んだダルメシアン。
なんせオレには優しかった全大人。
階段から転げ落ちてアタマから流した初めての大流血。
冬の校庭にできるスキー授業用の雪山。
年に数えるほどしか入られへんから全校行事になるプール。
シメのラーメンが激ウマのラム肉のしゃぶしゃぶ。
親友のイタクラくんに初恋のサクライユキちゃん。
雪像がデカすぎる雪まつり。
母ちゃんがワッフル用に作る鍋一杯のカスタードクリーム。

まー、まだまだありそうやけど、この辺で。

☆彡 さー、ナニしよ‼️

さー、明日からは大阪編です。
いえ、すいません。
ルーツ探しの旅ではないです。
印象深い出来事を、気の赴くまま書いてみるシリーズです。

明日は大阪に行くコトになった理由から書きます。
お楽しみに。
む。コレこそまさに。
知らんけど。

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