天職

もともと人前に立って
表現する事が大好きで
だから役者を志していた事もあったし、
イベントのMCや披露宴の司会も
何十回とやってきた。

人が多ければ多いほど
テンションがあがる。

人前に出る直前のあの
あらゆる臓物が
キリキリする様な緊張感が好きで、
足もガクガク震えるんだけど
緊張なのか武者震いなのか
わけわからずアタマパニックになる
けどとにかく高揚してるあの感じが大好き。

そのあと、
自分が起こしたアクションで
自分以外の人が
笑ったり喜んだりすると
とにかく楽しい。

とことん感動する。


一方、
もともと1人で遊ぶ事も大好きで
空き時間が出来ると
とにかく1人になりたがったし
やむを得なく1人になる状況を
心から楽しめたりした。

昔、交通量調査ぶっ通し48時間などと言う
ホワイトな仕事をしていたが
いかにその48時間の地獄の様な仕事を
天国にして楽しむかを
考えるのが好きだった。
もうやらんけど。

読書も好きだし
ゲームも好きだし
映画も観るのも
人を観るのも好きで
昔、道頓堀で1日中
人をただ観ていたこともあった。

坂田利夫1日2回みかけた。

唯一と言える好きなスポーツが水泳なのも
水の中にいると心が無になって穏やかになり
独りを実感出来るからかもしれない。


たくさんの人の前に立って表現して
みんなでワイワイ楽しむことが好きで、
1人っきりでトコトン集中して
精密機械の様に作業することも好き。


バリスタとロースターは
やはり、
僕にとって天職だ。