楡周平の「ラストワンマイル」はマジで偉大だ。その一歩を押さえたものが勝つ。

ちよっと飲食系の話題が続きますが、今日はこの話題です。

ウーバーの無店型飲食店支援が持つ破壊力
(ITメディア)

これはある意味本当に現代らしい傾向だし、ここは大きなチャンスなのかなと思います。日本でこの仕組みを成り立たせられれば、結構先行者利益でいける気がします。

基本的には現代において、資産は「極力もたない」型か、「がっつり持つ」方のいずれかで、その間はありえないと思っています。極力持たない組織は外の環境をうまくミックスさせることが鍵になりますし、がっつり持つ場合は中でシナジーを生み出せるかが鍵です。

このウーバーの流れは確実に「持たないこと」を加速させるものだと思うのですが、店舗を持たないから経費が浮き、その動きを成り立たせることができます。きっと、飲食に限らず、今後もこの流れは続くと思っています。

そして、時代が進めば進むほど楡周平さんの作品「ラストワンマイル」は秀逸な作品だなと思います。マジで。

スマホ・アプリの発達によって「誰でも」「どこでも」発注できる体制が整えば、あとは「誰が届けるか」という問題になる。
別の視点からですが、そこをテーマにしたのが、この作品です。

きっとこれからもソースはどんどん外に広がっていって、物理的なラストワンマイル(誰が届けるか)、通信的なラストワンマイル(どのようにして伝えるか)を押さえたものが勝つ世界になるんだろうな。

記事を見ながら、そんなことを考えたとともに、この流れを逃してはいけないと感じた出来事でした。

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