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基幹システム入替の記事を読んで思った事。(完全にワイの妄想)
今日は、2024年5月28日(火曜日)
今日も、ユニ・チャーム様で、例のドイツ製のシステムを導入して納品遅延をしたとか記事が出た。
その前は、グリコ様。
実は、ワイ、古い話ではあるが、
今から2X年前に、SAPのシステムに置き換えする為、
専任のプロジェクトメンバーでした。
あの時の経験は今でも忘れられません。
導入後、日経系の雑誌には「成功事例」として紹介されたときは、嬉しかった記憶があります。
今から2X年前といえば、インターネットはかなり普及していましたが、それでも一般家庭にパソコンが当たり前においてる時代ではありませんでした。
パソコンを持っているだけで「オタク」と思われる時代。
ただ、パソコンに詳しい人が、パソコンが好きだから
パソコンを持っていた時代。
当然、スキルも周りの人から比べたら、比較にならないほどのスキルの持ち主ばかり。
しかも「まっていたぜ! この時をよーっ!」って、
トラブルが大好きな変態集団。
そう考えると、今、基幹システムを一新するって、マジで大変だと思う。
一番のネックは、何と言っても人材。
この手のシステムを導入する会社様って、推測ですが、過去の荒波を乗り越えて生き残っている企業様だと思います。
当然、間接業務なんかは、自動化され、少人数で業務が回るように工夫がされていたと思います(本当に妄想です)
ただ、基幹システムを導入するってなると、
人力作業が必要になる部分があります。
一番は、
データ移行。
これは、マジで地獄そのもの。
何度も何度もテストして本番に挑みます。
データの保存形式(RDB設計)が異なる故に、無理やりデータを移行させなければならないのです。
ワイが担当していた時代は、良かった。
当時でいう「パソコンオタク」がメンバーだった。
トラブルが、ご馳走だった。
データの正規化が、ご馳走だった。
課題(ギャップ)が、ご馳走だった。
Accessが、ご馳走だった。
Excelが、ご馳走だった。
COBOLが、ご馳走だった。
DOSが、ご馳走だった。
VBが、ご馳走だった。
Cが、ご馳走だった。
しかも、全員社内の人間。
直感的に「データの違和感」に気付く。
しかも、直感が当たる。
つまり、未然にトラブルを防止することができた。
IT知識もあって、業務知識も深い人が多かった。
そして、熱量も凄かった。
そこで、「今?」 って思う。
新規のシステムを導入って、業務が詳しいだけじゃ移管できない。
現場と情シスとコンサルが、一丸となって、導入するもの。
素人のワイが語るのも、まったくもって、おかしい話ではあるが、
データと業務を深く理解するって、とても重要ってこと。
これが言いたいだけ。
それと、導入トラブルは、どこも製造業。
以下は私の妄想です。
製造業が、ITに強すぎる事務員を、一般の作業員と同じ扱いにしてきた結果でもあると思う。
ただ、組織を覗いていないので、断言はできませんが、
経営者からみれば、いくらITに強い事務員でも、一般の事務員と同じ扱いになるので、ITに強い社員は、会社を去っていったのではと思う。
もし、ITに強い事務員を特別優遇していれば、このような失敗は無かったのでは?
と、妄想している。
妄想ではあるが、この手の製造業のシステムを導入トラブルは、
企業側の自業自得と思っています。
ま、妄想だけど。
それと、コンサルの無能もうかがえる。
諦めて、延期するする方法もあったと思う。
ま、システム導入の責任って発注側にありと思う。
ま、ヨッパの戯言です。
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