【動画レポ】AIミーティング 2024/07/10 #ChatGPT #Gemini #Copilot
今回は2024年7月10日に開催された大阪駆動開発さんのイベント「AIミーティング 2024/07/10」の動画からレポートします。日進月歩のAIの世界、今回はどんなニュースがあるのでしょうか?
AIニュースとか:@xinsuzukiさん
最初は主催の鈴木さんによるオープニングと最近のAIに関するニュースの紹介です。オープニングでは前回のアンケートのフィードバックが紹介されています。
AIニュース
AI活
・7/5 広島県某所でクローズドのDX/AIセミナーを企画・開催
経営者の方向けでDXについて課題感を話し合った
最近のAIの話題
・Google Deepmindが動画にあった音楽を生成するモデルを発表(6/17)
・Googleのイベント「Google for 2024開催」(6/19)
・高橋洋子さん、生成AI画像が含まれるポスターを掲出したイベントを辞退(6/19)〜クリエイター、アーティストとしての立場から非難
・Google 軽量モデル「Gemma 2」を公開(6/27)無料で使えて、軽いモデル、結果をPythonのライブラリを使用し検証、電子透かし
・OpenAIが GPT-4の誤りを修正する「CriticGPT」を発表(6/27)
・徳島県阿南市、無人で野球中継が出来るシステムを導入(6/28)
・OpenAI、中国と香港の開発者に対しAPIアクセスを禁止化(7/3)
自動運転レースを通じたAI×モビリティ人材の育成:山下洋樹さん
LTのトップバッターは自動運転とモータースポーツの会社であるVirtual Motorsport Lab代表の山下さん。自動運転レースのお話です。
Virtual Motorsport Labでは開発した自動運転自ミュレーターを通して自動運転やAI、プログラミングを学ぶ活動をしていて企業向けセミナーや大学講師、高校生向けのワークショップを行っています。大きなものではJAFさんの公園で中高生向けの自動運転レース大会をオンラインで実施したそうです。現在は全国大会を作ろうと計画しています。
また、日本知能ファジィ学会と共同で自動運転ハッカソンを行う予定です。
今後大阪万博への出典や大阪駆動開発とのイベントも予定されています。
今後は自動運転レース世界選手権を創ろうと活動しているそうです。
Google Cloud で実践する ChatBot × CI/CD:@小林由暁さん
2番手はクラウドエースでSREをしている小林さん。
今回試したのはフロントにDiscodeを使用したGoogle Cloudベースのチャットボットです。
会話フローの作成に使用したのはDialogFlow CXでGUIで直感的に操作でき、事前言語を理解し、モニタリングや運用など必要な機能がだいたいそろっているかなり多機能なツールだそうです。
実際に使ってみて気になった点が紹介されました。
・同バージョンでのマージ機能がない
・テスト、デブロイが自動化できない
・コードレビューが難しい
この問題はGitHubと連携して解決したそうです。連携する機能もあって問題は解決したそうです
ExplainableAI: LIMEを用いた判断根拠の可視化:板倉健太さん
次はImVisionLabsの板倉さんの発表です。テーマは深層学習による判断根拠の可視化についてです。異常を検知したときに対象の部位を表示する取り組みです。
そのために深層学習モデルで可視化するのは可能と考え可視化に取り組み、その手法として有名なLIME(Local Interpretable Model-agnostic)を適用したそうです。
発表ではLIMEを実装した具体的な手順やその結果が紹介されました。
<資料です>
SegmentAnything Modelを利用して農作物のセグメンテーションを行ってみた:林拓哉さん
次もImVisionLab所属の林さんです。テーマは画像解析のモデルの一つSegmentAnything Modelを使った農作物(テンサイ)の大きさの識別です。
SegmentAnythingModel(SAM)はWeb上で動き、GitHubで公開されているものを自分で修正することも可能です。PythonだけでなくMATLABなどの言語も使えます。
結果として、精度良くテンサイを検出することができ、そのセグメンテーションもうまくいくことができたそうです。
クロージング
今回もイラレコをYOKOさんが書いてくれました!!
次回開催は8月14日です
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