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【むかシネ】地獄の黙示録

この記事はアドベントカレンダー「ひとりで昔見た映画を思い起こしてみる Advent Calendar 2021」の12月6日の記事です。このアドベントカレンダーはわたくしフクイが独身だった20世紀の終わりから21世紀初頭くらいに見まくった映画からいくつかをピックアップして500文字くらいで紹介します。

製作国:アメリカ
公開年:1979
監督:フランシス・フォード・コッポラ

言わずとしれた巨匠フランシス・フォード・コッポラの代表作の一つで、ベトナム戦争を描いた戦争映画の名作中の名作です。2001年にコッポラが再編集した『特別完全版』が公開、さらに2020年に『ファイナル・カット』が公開されている。最映画化ではなく編集だけでこんなに公開し直されている作品はこの映画くらいです。

ちなみにこの映画、たぶん十数回は観ています。

映画はオープニングのドアーズの挿入曲とヘリのブレード音のシーンから一貫して重苦しい緊張感が漂っています。トラのシーンや生首のシーンなどちょっと心臓に悪いシーンなんかもあったり、確か本物の死体を使ったとかでスタッフが訴えられていたりと、・・・・まぁ怖い映画ですね。

現代が「現在の黙示録」ですからね。

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ストーリーとしては反逆をした元グリーンベレー隊長の暗殺をするために主人公がカンボジアの奥地に向かう「地獄の戦場のロードムービー」で、その途中で有名なワルキューレのシーン〜ヘリに空襲シーンやプレイメイトの乱痴気騒ぎのシーン、哨戒艇で河を登っていくシーンなどなど様々なシーンに出会います。それまでの戦争映画と言えば「表側」を映すものでしたが、この映画以降は「裏側」を映すように変化していくといった・・・戦争映画全体にとっても大きな存在となる作品だと思います。


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