【イベントレポ】誰でもすぐに使えるノーコードツール「Google AppSheet」タスク管理アプリをライブ作成! #RPALT #GoogleAppSheet #ノーコード
2022年6月28日のRPACommunityイベントは「Google App Sheet」のライブ作成です。最近注目のノーコードツールですが先日紹介されたMicrosoftさんのPower Apps Express designに続いての紹介です。今回のセミナー講師を務めるのは吉積情報株式会社の伊藤さんです。
今日は若干遅刻したのでセミナー部分を集中して紹介したいと思います。
本日の参加者構成
オープニングの中で紹介された今日の参加者アンケートの結果です。
まだまだGoogle App SheetもGoogle App Scriptも実際に使ってみた人は少ないようです。でも参加者はエンジニアと情シスが大半でプログラム経験の比率も初心者が多いとはいえ、いつもより高い感じでした。
AppSheetの概要
Googleが買収したノーコードアプリ作成ツール
Google App Script(GAS)ではありません。
・アプリ開発
・タスク自動化〜RPA的な自動化
・高度なインテグレーション〜g-Mailへの埋め込みなど
〜買収前から多くのユーザー、多くの利用事例
アプリ作成の流れ
データソースからアプリを編集するアプローチ
・アカウントはGoogleアカウントがあれば簡単
・無料プランもあり
・ログインから3ステップで作成画面へ
ライブ作成デモ
簡単なタスク管理ツール
・タスクを登録する画面
・未完了タスクの一覧
・ボタンで一発完了
スプレッドシートからざっくり作成
まずはGoogleDriveからスプレッドシートを作成
スプレッドシート上でデータシートをフツーに作成します。
拡張機能からApp Sheetを選択
・スプレッドシートから起動しただけで登録フォーム、一覧などが自動生成
・新規ボタン(+)も自動的に生成
エディター画面
・左側が機能メニュー、中央が編集画面、右側は実際の画面のプレビュー
・実際に動く画面を見ながら開発できる
ここまでで、ひとそろえの機能がすべて自動生成される(!)
モバイル画面、タブレット画面、PC画面が自動的に生成
このURLを送れば他人、他デバイスでも使ってもらえます
さらに改善:ステータスを選択式に!
ステータスはプルダウンにしたい
画面ではなくデータ(column)のほうの設定を変更
タイプの設定:日付、Mailアドレス・・・(形式の入力チェックも自動設定)
タイプを選択するとそれに応じた画面になる
選択式の入力はenum(選択肢)を選ぶ
選択肢を入力していく
そのほか初期値(イニシャルバリュー)も設定できる
さらに改善:一覧をみやすく!
ビュータイプを選ぶ
ビュータイプを選択したら画面に表示したい項目をあてはめていく
さらに改善:未完了リストを作る
1ステップ
タスクのデータから完了以外を選択
ローフィルタコンディション
関数(数式)で条件を指定する
フィルターができたら、ビューを選んで作る
ビューのポジションも変更、
たとえばあまり使用しないビューは右上のメニューに配置
さらに改善:ボタン一発で完了にする
動きの部分はBehavior(ふるまい)
最初にアプリ編集をしたときに新規登録など基本的なものは自動生成
それ以外のBehaviorは任意に追加する
ボタンの動作を設定する
アイコンもたくさんのなかから選んで設定できる
さらに改善:かっこよくする
全体の色味(ブランド)を変える
ローカライズで英語表示を日本語表示に
フォーマットルール
それぞれのリストやボタンも装飾できる
・文字の大きさ
・アイコンの色
ここで終了です
時間があればさらなるライブもあったようです
アンケートではワークフローにも期待が集まりました
次回に期待です
今日の資料
感想
Google App Sheetのデモは以前にもちょっと見たことがありますが、改めてみてもすごいですね。このあいだのPower Apps Express designは画面を作ったらデータベースが自動作成されるというプロセスでしたが、このGoogle App Sheetは全く逆のアプローチ。同じノーコードツールでもまった区違う性格になるところが面白いですね。
・・・・・どっちもものすごく簡単そうですごいですけど
Google App Sheetは無料で作れるそうなので、今度やってみようと思います。
<RPACommunity>
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