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【動画レポ】データ分析基盤 第3の選択肢 「SAP BW bridge」ってぶっちゃけどうなの? 〜SAP Inside Track Tokyo 2023より

今年もSAPを愛する人達のイベントChillSAPさんの「SAP Inside Track 2023」がオンラインで開催されました。年一回のイベントですがSAP TechEDなどからのフィードバックなど様々な有益な情報が溢れているイベントです。こちらの動画が公開されていますので、気になったセッションをピックアップして勉強してみたいと思います。

<sit Tokyo2023のサイト>

<動画です>

https://www.youtube.com/watch?v=AZ1kraIT8rk&t=2553s


スピーカー紹介

林田 裕介さん
富士通株式会社
Uvance本部Bussiness Apprication SAP事業部
ITアーキテクト

参加者アンケート

このセッションは「テクノロジー」の「データ管理&分析」です

Intelligent Sustinable Enterprise


どのような立場から話をするのか、背景的なところ

ITアーキテクトって何する人?

SAPソリューション導入の場合
アドオンの作り方(BTP、S/4HANA上)
ミドルウェアを含めたソリューションの選定
認証/認可やネットワークなどインフラ系の構成
を方針決めしていく役割

アーキテクトの立場からの今回のお話
・BW7,5のサポートが2027年末に終了予定
・最近は様々な選択肢がありソリューション選定が悩ましい

⇒今現在の選択肢にどんな物があるのかを整理

まずは、BW Bridgeとは何なのか?

SAP Data Warehouse Cloud内のBW/4HANAを再現する追加機能

SAP Data Warehouse Cloud

・中にはABAPのエンジンでBW4/HANAが動いている

BW Bridgeとは何なのか?

左のS/4HANAと右のSACを含めたBIツールとを繋いでいる・

次に、アーキテクトとしての評価

アーキテクトとしては「良い選択肢」

BW Bridgeを利用したデータ活用基盤のポイント

BW Bridgeを利用したデータ活用基盤のポイント

・S/4HANAとの連携は定義済み
・BWから資産を移行可能(ツールが有る)
・DWCの機能で拡張も可能(CDS View経由でデータ利用)
・データマートにはDWCの機能が必ず必要

アーキテクトとしての評価

・データ活用基盤だけならDWC機能だけで構築可能
・インメモリではないので性能的な懸念がある

まとめ

各ソリューションの使い分け

データ活用ソリューションの使い分け

BW Bridge+DWC:既存BWシステムからの資産移行
BW/HANA:BWからの資産移行+S/4HANAのみがデータソース
SAP Data Warehouse Cloud:新規+他システムもデータソース

実際のアーキテクト決定では
・開発・運用のリソース
・ライセンス費用
 を含めて総合的に判断⇒必ずしもパターン化しない

最後に

S4/HANAの目処がついたらBWも検討

さいごに



<公式ユーザ会JSUGからの紹介ページ>


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