【動画レポ】AI OCR勉強会~最新情報・実演・AIエンジニアトーク~RPACommunity
今日は2022年10月13日に開催されたRPACommunityのイベント「OCR勉強会~最新情報・実演・AIエンジニアトーク」の動画「【AI OCR最新情報】標準機能で仕分けまでしてくれる「AI JIMY Paperbot」の実演とあわせて紹介!」がYoutubeのRPACommunityチャンネルに公開されたので、その内容をまとめてみます。
00:28 AI OCR最新事情
AI-OCRの市場拡大
・AIが文字パターンを学習することで認識率が格段の向上
・深刻化する長期的な人手不足
⇒業務自動化ツール
RPAやAI-OCRに注目
OCEソリューションの市場は20%前後の拡大
OCR市場に参入する企業が増加
ハイパーオートメーション
・ガートナー社の「2020年の戦略的テクノロジートレンドトップ10」に選出
・複数の機械学習やソフトウェアを組み合わせて一連の仕事を実行する概念と実装
現状とのギャップ
・中小企業における導入率はRPA、OCRともに低い
・人手不足に悩む企業は相変わらず多い
AI-OCR導入前の課題
・ツールの使い方がわからない
・エンジニアが居ない
・ランニングコストが高い、費用対効果
AI-OCR導入後の課題
・確認作業がなくならない(全件チェックしている企業が30%)
・追加でシステムを開発する必要
電子帳簿保存法の改正
・電子データの保存方法が電子化義務化(2年の猶予)
自社で作る情報、紙で受け取った、電子で受け取った情報
⇒電子で受け取ったものは検索可能な状態にして電子で保存
取引年月日、金額、取引先で検索
⇒データの真実性(改ざんされていない)を担保する
RPAやOCRを導入するきっかけ
12:04 なぜ AI JIMY Paperbotが注目され始めたのか?
2022年7月にリリース後1500超のユーザ登録
・RPA機能とAI仕分けを搭載
・データ入力業務や電子帳簿保存法対応業務のためのツール
・LINEのCrovaOCRを使用
製品ビジョン
「AIを文房具のような身近なツールにし、人間がより人げrンらしさを発揮する社会の実現」
企業のニーズにマッチ
・まだまだ多いFAX受注を自動でデータ化したい
・各社の請求書を自動集計したい
・電子情報保存法に対応したい
AI JIMYが選ばれる理由
・ノーコードツールで操作がシンプルで簡単
・無料ライセンスあり10分で導入
・サポート体制が万全
設定画面と実行画面だけで利用
AI仕分け機能
異なる帳票を自動仕分け
・CLOVA OCRを採用し、認識精度が高い
・費用は枚数単位なので認識項目数に制限がなくコストが抑制
・ファイル名称を任意のロジックで指定できる
・RPA機能で外部システムへの自動入力が出来る
・EXCELマクロとも連携
・ライセンスがひとつなのでランニングコストが低い
Webからトライアル申込可能
・アカウント登録→トライアルライセンスを取得
・Microsoft Storeからダウンロードしインストール
⇒利用開始
21:11 標準機能で仕分けまで
・4種類の帳票をまとめて読み込み
・認識した結果で帳票の種類ごとに仕分けを行う
⇒4枚を15秒で認識
⇒様式ごとにPDFファイルを作成
⇒読み取った結果を反映したファイル名が付与される
見積書_株式会社NAGOYA_2022年08月03日_327300.pdf
⇒部署ごとなどに仕分けしてフォルダに保存
・PDFとCSVをそれぞれのルールで仕分け可能
・文字コードの切り替えも可能
・JIS第二水準(62,000種類)まで対応
・チェックボックス、QRコード、バーコードにも対応
24:34 Excelやシステムに簡単に入力!
簡単なデータ入力までをまとめて実行
注文書を受け取ってEXCEL登録し、注文請書を発行
・読み込んだ内容をEXCELの合計値などでチェック可能
Webシステムへの登録(kintoneへの入力)
・画像認識など高度な対応はできないが決められた項目への入力は可能
・複数のRPA製品との連携も提案可能
ファイルの取り込みの自動化
・CSVファイルの取り込みも可能
・メモ帳にCSVファイルを読み込ませる
27:14 ファイル形式・WEBカメラ
複数のファイル形式を同時に読み込む
・PDFのほかにもBMP、JPEG、TIFFなどの形式も読み込み可
・複数形式のファイルを一緒に読み込ませられる
Webカメラからの読み込み
・スキャナや複合機がないときにも利用可能
・1枚ずつ読み込むときにも利用できる
・縦横どちらかが1290Pxなら可能
解像度が下がっても認識率が低下するのみ
・書画カメラやスマートフォンを活用できる
29:12 多くの機能を使いこなせるか心配
・簡単な設定で利用可能
・スキャンからデータ入力をワークフローとして登録
・左から右へタブを移動しながらワークフローの順番に設定
・それぞれの設定がわかりやすく設定できる
33:24 参加者からあつめた帳票を読み取る
参加者から送られた11枚の帳票を読み取り
リアルな帳票類が確実に読み取られていきます
活字の帳票でしたが認識率100%
36:46 AI開発者トーク
AIとは?
・人間のような知能を持ったコンピュータ
・自ら学習する
・活用範囲が拡大(画像認識、人物認識、感情分析・・・)
・最近はイラストを書くものまで
AI開発に必要なもの
・ハイスペックPC
・Pythonの知識(学習用のライブラリや資料が充実)
・データセット(学習データ:画像、文字など)
画像認識AIのしくみ
・特徴を取り出して覚えていく
・データ集めでは苦労 2500種類12,500,000のデータを集めた
文字画像を生成するAIの利用にもチャレンジ
・単体だけでなく文章単位で認識させる
・文字が分割されてしまい部分部分で認識される(再学習)
最後に
・AIは判断の理由がブラックボックス
良くしようとしてデータを入れても逆効果な場合もある
・達成感的なものを感じられる楽しい仕事
・Google Colaboratoryから簡単なAI学習を行う環境が提供
挑戦してみてください
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