Trailblazerにとってアウトプットが重要な理由

1.はじめに 

はじめてnoteで投稿させてもらいます。

いろんなグループにたくさん出没している者です。一説には自分が複数存在しているという噂はあるようですが、本体は一つです。

というわけで読んでいたらついつい投稿ボタンを押してしまったのでTrailblazer Advent Calender2018に参加して書くことにしました。


2.活動のふりかえり

思い返すと自分のTrailblazerとの出会いは数年前の両国国技館で行われたTourTokyoでした。自分は升席のところに無理やり置かれたパイプ椅子に座ってみていたんですが、前のアリーナ席でおそろいのTシャツを着てなんか、走り回っていたり、がやらせていたりした人を見たのが初めてです。その時は「SalesForceというので営業管理やるらしいぞ」とか、「必然的に自分のグループの担当になりそう」だとか、そういった混とんとした状況の中での参加でした。記憶にあるのは元米米CLUBの石井さんとか小錦さんのコンサートが始まって「俺今日は勤務時間中だったよね」的な不安感ばかりでした。あとテスラの車をまじまじと見たのも初めてだった記憶があります。

そこから、しばらくたってユーザー会の総会に出たりして・・・当時はキュレータークラブ制になった初めての時でユーザー会の紹介で着物を着た人や言いたいことをロボホンにしゃべらせる人とかキャラクターがとんがった人たちにに若干ビビりながらも、活用自慢大会の副賞がDreamforceへの招待であることを知り自分のハートに火をつけたわけです。しかしながら、ふと気が付いたら自慢大会のエントリーは日程が非常にタイトで、ヘタレな自分はついスルーしてしまいました。大後悔時代です。

来年こそは絶対出場しようと思い立って、2018年活用自慢大会に出ることにしました。すでにユーザー会にはいくつか参加していてインプットはかなりしていたのですが、逆にコミュニティに貢献していないという後ろめたさが心を支配していました。でも意を決して活用自慢大会にエントリーして出場することを決めました。あまり書くと危険ですが、割とうるさい会社なのでこういうのに出すのは「広報申請」なるものを出すことが義務つけられており、デザインはこうだとか、使う写真や映像ははきちんと著作権を確認しなくてはならないとか超面倒なハードルを越えて活用自慢大会予選に挑みました。

3.Trailblazerがアウトプットする意義

Trailhead選手権でいろいろ頑張って(いろいろあったけどチーム選びが一番頑張った)すでにTtailblazerフーディーをもらって、なんとなくTrailblazerになった感じ(これは妄想)はしていましたが、Trailblazerというかコミュニティ参加者の気持ちとしてアウトプット(いわゆる登壇)が大事なのかちょっと考えてみました。

コミュニティって通常の講演会とかセミナーと違って双方向の情報交換が大事なんだと思います。「自分はこんなに成功した」みたいな話だけではなく、「失敗してしまったよ」とか「この辺が地雷原」みたいな生々しい話って非常に重要と感じています。SalesforceみたいなSaaSの場合。次々と新しい機能や改善が行われるので、昔のシステム開発基盤みたいにとにかく「マニュアルを読みまくる」みたいな勉強法では無理があります。自分の会社のビジネスに直結しそうなことを、エッセンス的に幅広く上手に得ていかなければスピード的に絶対に間に合いません。そういった情報収集に適しているのはユーザー会みたいなコミュニティへの参加が一番だと思います。主要なメンバーとSNSとかでつながっていれば、たとえ聞きたくなくても新しい情報は自然に入ってきます。どれだけユーザー会のコミュニティに溶け込むか・・・・というのが一番情報を得られる近道だと実感しています。

そうなったら大事なのはインプットよりもアウトプットです。ほしい情報を得るためにはインプットが大事ですが、自分にとって本当に欲しいインプットはなかなか得ることができません。これを得るためには自分が何者で何を欲しているのか、そういったことを表現する必要があります。それ以上に自分がインプットだけを得る後ろめたさとの戦いもあるので、そう考えたらアウトプットは大事なのです。

3.アウトプットしてみて

 まぁ6月に活用選手権の東京予選に無理やり出てみたのですが、・・・反省はたくさんあります。会社の顔色(これ自体が妄想)を窺って本当に言いたかったことがほとんどプレゼン内容に入っていないこと、会社紹介がやたら長かったことなどなど今思い返すと赤面してしまいそうな反省点ばかりが思い出されます。そんなしょうもない初めての登壇でしたが、それでも登壇したメリットは非常に大きいと感じています。なにより自分の罪悪感が登壇したことだけで、ほぼ完全に吹っ切れました。そしてそれ以上に自分のキャラクターというか、自分たちが何をしているか、どういった課題を抱えているかそういったことが参加していた皆さんに、そしてその話を間接的に聞いた人たちに伝えることができたといった感覚(これも妄想かもしれませんが)を得られたことです。自分を押さえつけていた蓋というか、そういうのが取り除かれた気もします。それ以上に自分の事を知ってくれている人がたくさん増えて、自分が話しかけなくてもたくさんの人から声をかけてくれるようになったというのが非常にプラスになりました。しょうもない話でもアウトプットしたという事は非常にメリットがあることだと感じています。

4.アウトプットに求められること

よく「出せるような事例がない」「ウチはたいしたことをしていない」といった声を聞きます。でもみんなが本当に聞きたいことはそんな輝かしい話ばかりでは無いです。正直、成功事例って聞く法にとっても、条件や環境の違いなど色々なハードルがあるので、そのまま使えることは非常に少ないというのが現実です。逆に失敗談のほうは、確実に使える話です。条件はそろってなくても、「この辺はやばいぞ」という認識を持つことができます。上司を説得するときだって失敗談のほうが成功事例よりも説得力があります。むしろコミュニティに参加している多くの人の望むことはうまくいった話よりも失敗談であるような気がします。しかも失敗談はそのまま自分が「聞きたいことの表明」になります。またまたインプットにつながります。自分がどんな人で、話しかけていい人なのか、何に興味あるのか、何をわかっているのかアウトプットすることでほかの人たちに効率的に知らせることができます。一人一人に自己紹介をするよりもよっぽど効果的です。いろんなひとが話しかけてきますし、なんせアウトプットしたネタで話は十分にできます。登壇後のインプットはそれ以前のものと違って高い純度を保てるはずです。

みなさんとにかくアウトプットしましょうといった話です



酔っぱらって書いているので悪筆ですがすみません


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