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【動画レポ】S/4HANAへ移行2023年版&DXへ取り組むヒント2023版 〜SAP Inside Track Tokyo 2023より

今年もSAPを愛する人達のイベントChillSAPさんの「SAP Inside Track 2023」がオンラインで開催されました。年一回のイベントですがSAP TechEDなどからのフィードバックなど様々な有益な情報が溢れているイベントです。こちらの動画が公開されていますので、気になったセッションをピックアップして勉強してみたいと思います。

<sit Tokyo2023のサイト>

<動画です>

スピーカー紹介

井口 広志さん
FUJITSU
SAP ソリューション等の拡販/導入支援

参加者アンケート

最新のSAP S/4HANAのリリース方針

2022年9月15日にグローバル向けにアナウンス

従来:毎年10月リリース、メインストリーム保守は5年後の年末
今後:2年ごとリリース、メインストリーム保守は7年後の年末
 例)SAP S/4HANA2023 → 2030年12月31日まで

どうするのが正解?

なるべく早くSAP S/4HANA2022へコンバージョンするのが正解

よく考えてみましょう

コンバージョン/アップグレードの状況
⇒活況すぎて人が足りない状況は来年、再来年も変わらない

ECC6のすべての機能がSAP S/4HANAに実装されていない問題
・互換パックとしてS/4HANA上で継続使用できる
 業務変更や機能変更を先送りできる

市場経済の変化
・物価高が続く⇒サーバの手配やランニングコストも上がる
・SAPコンサルの単金も上がり続ける
 2〜3年前に比べるとかなり上がっている
  ⇒待ってもコンバージョンの全体費用は下がらない

グローバルでは?
・為替レートの変化
・IaaSやSaaSが世界的に不安定になる
・社会情勢やアフターコロナは今後どうなるか?
  ⇒業界トレンドに乗っていれば正解?

よく考えてみましょう

現時点でSAP ERP(ECC6.0)を使用している場合
・S/4HANA2022の寿命が2027から延びるかも?
・S/4HANA2023を待った後で人と金が用意できるか?
・様子見の結果SAP S/4HANA化時のコストが増える
・IaaSにして様子見はもはや崖から落ちる

DXってなんでしたっけ?

経済産業省のHP
・2025年に向けてIT人材が不足
 過去を知る地権者が減っていく、すでに居ない
・新しい技術へシフトし、それを利活用する体質への切替が必要
 今までののりや経験で物事を考えていませんか?
 本質をとらえよう
・経営者のITスキルの向上が求められている
 DXとは「そういうもの」なのかを忘れていませんか?

メッセージ
・早くS/4HANAへコンバージョンしましょう
・コンバージョンするために必要な確認事項を確認しましょう
・日本の「DX」の最新情報を確認して同僚や上司に報告しよう
・仕事以外でも意識的にアジャイル&PDCAサイクルを実践
・ストレングスファインダーで自分の強みを知りましょう

メッセージ




<公式ユーザ会JSUGからの紹介ページ>





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