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【爆速レポ】猫の日開催! ねこIoTLT vol.6

今日(2022年2月22日)は猫の日です。世間ではAWS nyantech 2022が開催されるなど猫一色です(?)。そしてなんと1年ぶりに開催されるIoTLTの名物スピンオフ「ねこ IoTLT」が開催される日です。約一年の沈黙を経て登壇者数も参加者数も大幅にアップしての開催をしっかりとレポートしたいと思います。

オープニング:3yakaさん         

オープニングはこの「ねこIoTLT]の発案者でもある3yakaさんからです。ねこIoTLTや今日のスケジュールについての説明で始まります。
ねこちゃんへの配慮も大切ですね。

3yakaさんのオープニングLTは「ねこの療養食」です。

3yakaさんはもうじき20歳の高齢猫です。元気で食欲があるのに病気になってしまっています。

高齢猫は腎臓病などで薬が飲めなかったりします。そこで療養食が必要なのですが、1種類しかありません。しかもこれ以外食べてはいけません。

気がついたのは体重が50g減った事、体重管理は非常に大事です。Catlogなどいろいろ考えています。今は自分のLINEbotを使っています。
みなさんに注意事項
若いうちに嗜好性の強いものを食べてしまうと療養食は食べなくなってしまいます。

高橋ちゃん:「猫のおもちゃの開拓」

LT一番手は元ロボット芸人の高橋ちゃんです。

まずは猫ちゃんの紹介です。

猫はユザワヤの鈴が大好きです。(100円)
そこで鈴自体をロボットにして動いて鳴らせば猫たちのテンションが上がると考えました。

・・・でも動きが怖すぎて猫が怖がっています。慣れたら遊びだしました。・・・・・動いてないほうがいいようですww

まとめ


MZ工房さん:「猫のおもちゃと餌管理してみた」

2番手のMZ工房さん。のっけから猫に邪魔されますww

愛猫は風美(ふみ)ちゃん。とにかく人懐っこい美人猫です

まず、猫の餌を管理しようとラズパイを使って仕組みを作りました。Webカメラで餌の残量を測定します。

次にねこじゃらしを使ったおもちゃを作りました。

猫が歩いてきたらLINEに写真が送られるようになってます。

何と本も出ました


keenさん:「猫と暮らす人におすすめしたいIoT家電」

3番手のkeenさん。猫5匹の大所帯です。

市販のIoT家電で猫との暮らしで良かったIoT機器を紹介します。

ネットワークカメラ
餌の皿を映していると様子がわかり安心です

エアコン
リモートで監視と操作ができるものが良いです

ネイチャーリモ
スマホから家電の電源を操作できます

ロボット掃除機
猫の毛もしっかり吸ってくれます。長毛種はお土産を吸ってしまいます。最近はうんこを避ける機能があるらしいです。

自動給餌器
カメラと併用して使うと便利です。インターネットと繋がるものがおすすめです。

CatlogBoard
トイレの下に挟むだけで排泄データから猫様の体調が判ります

スマートロック
ペットシッターさんに頼む時に便利です

猫とインターネットの親和性が高いですね。
自動給水器とリモートで動かすおもちゃが欲しいそうです


Keijiさん:「ネコの健康と備えの話」

4番手のKeijiざんは猫のヘルスケアの話です。

猫ちゃんは健康ですか?
Catlogやネットワークカメラ、Catlogboardでさまざまな情報が取れます

もしものためにIoTデータを使って日常的に、正確にデータを収集し、専門家に聞くようにすることが大事です。「いつもと〜」のいつもはなかなか伝わりません。

これから計画していること
緊急時のプランを考えて準備をしたいとのことです



からあげさん:「リモートでネコと触れ合うシステム 〜 ネコ vs ロボット 仁義ニャき戦い〜」

からあげさんは猫を2匹(兄弟猫)と暮らしています。でも猫歴4ヶ月で奥さんとのギャップがあるそうです。

そこでリモートでも猫とふれあいたいと、遠隔操作ロボットを考えました。

構想はこんな感じです
遠隔地から猫にロボットを通して触れ合ってカメラでその様子を見れるようにします。先行事例の「猫ボット」を参考にしました。

既存のロボットで試してみました。

myCobotは安価(9万)の6軸ロボットアームです。入門者向け書籍もあります。midiのコントローラで操作します。

デモです
結構うけてます。ねこじゃらしは壊れましたが・・・・

今後の課題です


zakkyさん:「ねこモーフィングやってみた」

次は野良ハックたIoTLT放送部のざっきーさんです。
ザッキーさんの発表はねこモーフィングです。

コンピューターグラフィックスで2枚の映像をなめらかに合わせます。猫の顔はOpenCVのカスケード分類器で検出します。

その他M5StickVで猫を検知するのもやってみたそうです
Brownieというソフトを使っています

モーフィングの仕組みです

ドロネー三角形を使って人間の顔を変化させます

課題は猫の顔には対応していないのでMATLABというソフトを使って作ってみました。人間と猫の対応する点を設定するのが大変でした。

資料です

https://www.slideshare.net/kitazaki/20220222-neko-iotlt-vol6-kitazaki-v1

necobitさん:「スマートねこトイレを作ってみたかった」

次のねこIoTLTでおなじみのnecobitさんです。
スマート猫トイレはセンサーとインターネットでヘルスケアをするトイレです。製品もありますが自宅の猫にぴったりのスマート猫トイレをつくることにしました。

重さは4ポイントで測定するロードセルを使って測定します。


固定が8割というくらい大事です。ステーを3Dプリンタで作りました。

ソフトはHX711はバグが多くて変な値になりやすいので下記のライブラリを使いました。

IoTのIは苦手なのでGoogleスプレッドシートに記録するようにしました。

データは取れましたがゴミが多くてチューニングしました。
まだまだチューニングの余地があります。

通知はtwitterで飛ばすようにしましたがbot判定されたのでLINE通知するようにしました。


NearMugiさん:「猫のおもちゃ作りに挑戦してみた」

最後はニアムギさんです。

カタパルトタイプのおもちゃを作ってみた話です

やってみたところいい感じで動きました!
でも肝心の猫がまったく興味を持ってくれませんでした。(子供にはうけましたが・・・)

課題は玉をどう供給するかです

・・・・失敗でしたが次に

ねこの鳴き声に反応する仕組みに挑戦しました

ねこが「にゃー」とないたら反応する仕組みです。
JupyterNotebookで猫の声を学習させます

猫の声を集めました。

結果97%で判定できるようになりました。

ムギちゃんの声は反応しませんでしたがニアちゃんの声を判別できるようになりました。いろんな声を出す猫ちゃんは判定が難しいようです。


クロージング 

あさってはビジュアルプログラミングIoTLTです。




<IoTLT>

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