失敗から学ぶ

1.とにかく自己紹介

この記事はGYOMUハック/業務ハック Advent Calendar 2019の記事として書きまーす!!

自己紹介です。フクイと申します。どこの会社で働いているかは別にして、情シスです。そしていろいろなコミュニティに出没しているおじさんです。主にクラウド系、またはアジャイル系のコミュニティ、そしてRPA、IoTのコミュニティに出没しているかなりのおじさんです。今年は20回以上LTをやってきました。一見何の秩序もないコミュ二ティの参加ですが、これらのコミュニティには不思議なくらい共通的に語られている事があります。それは「まずは実践」という事と「継続的に改善する」という事です。もはやこの流れは、この不確実な時代に生きるIT屋さんとしては不可避な流れなのかもしれません。

2.失敗

・・・で、今回書きたいのは「失敗から学ぶ」です。

ここで名言を紹介します。


「成功事例から、学ぶことがあっても、実行することは難しい

しかし

失敗事例から学んだことは確実に実行することが出来る」


これはどこかの偉い人の名言ではなく自分が思いついた言葉ですが、本当にこのことは大事だなと思っています。某日●BP社あたりのセミナーで成功事例の紹介があったとしても、自社で同じことを再現するのは非常に難しいものであります。なぜなら、成功するための要因は一つではなく、複数の要因・・・タイミングとか経営層の理解とか、時期的な問題とか・・・そんな複数の要因がそろっていたから成功したのであって、何か一つの事を実行したから成功したわけではないからであります。

逆に失敗も複数の要因が重なって残念ながら失敗という事になるのですが、複数の要因の一つでも阻止できたなら失敗を回避する・・・という事が現実的に可能だからなのです。

だから成功事例よりも失敗事例のほうが大事なのです。

3.コミュニティの重要さ

しかしながら●経BP主催のセミナーで自社の失敗事例を語るというのは非常に難しいものです。広報部門とかCSRの部門が許してくれるわけはありません。指導されまくってつまらない資料になることは確実です。

だからコミュニティからの情報が大事なのです。ここでアウトプットされる失敗事例こそ共有すべき情報なのです。自らの失敗を赤裸々に告白し、それに至った要因を語ることで、それを聞かせることで、ほかの誰かの失敗を未然に防ぐことが出来るのです。単に「他人の失敗は楽しい」というわけではないのです。・・・・マジでそうです。

・・・というわけで、自分は「IT怪談」とか「システム百物語」的な話が大好きです。たしかに社名を出すわけにはいかない話なのかもしれませんが、それは非常に貴重な情報なのです。というわけでついついこんなの立ち上げちゃいました的な話です。

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おそまつさまでした



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