【動画レポ】IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.110 #shokujii @DMM.make AKIBA
今回は2024年4月24日に秋葉原のDMM.make AKIBAで開催されたIoTLTのイベントをレポートします。いつもいろんなテーマのLTがありますが、今回はどんなものが出てくるのか楽しみです。
オープニング
オープニングはなにやらガサガサしたDMM.make AKIBA現地からのスタートです。いつもののびすけさんからのコミュニティとイベントの紹介で始まりました。
IoTLTはいろんな人が主催して開催されています。
今回はDMM.make AKIBAがクローズしてしまうということと、Shokujiiさんによる食事付きイベントということもあり、いつもと違った雰囲気で進行されています。(あまり変わらない気もしますが)
スタートはshokujiiさんによる「いただきます」からです。
ShokujiiさんはPitexやConnpassのようなイベント告知にUberRatsを組み合わせたようなサービスです。コロナ禍の飲食店が厳しいときにアイデアが湧いて2021年にサービス開始したそうです。最初はLINEグループでしたが、今はオープンにイベント告知をしているようになってきたそうです。
LINEで気軽にフィードバックがもらえる「フィードバックくん」:仲条 高幸さん
最初のLTは普段はドイツのベルリンに住み月に1個はアプリを作っているという仲条さん。今回のテーマは生成AIを使ったLINEでフィードバックをもらえるサービス「フィードバックくん」についてのお話です。
イベントの発表会やスクール、SNSなどの使用用途があるそうでビジネスモデルとしてはLINEからの広告収入やユーザーからの課金や案件などを考えているそうです。今後は副業ツールやアプリ化、そして先生の不要化を目指しているとのことでした。
スポンサーLT:野良ハック北崎さん
スポンサーLTは野良ハック北崎さん。今回の内容は最近のニュースや告知です。
まずは先週に開催された屋外でのはんだ付けイベントの紹介です。肝心のはんだ付けが出来なかったそうです。
あと5.12に技書博、5.26に技術書典にノラハックとして同人誌を出展するとの告知です。リアル脱出ゲームを裏で支える技術の紹介や、歌舞伎事始、Node-REDなどなどを執筆しているそうです。
そして「現場で使える!自動化入門vol3」も出ます。(ワタクシも執筆中)
<資料>
M5ATOMでNintendo Switchを自動化してみた:田中みそさん
つぎは田中みそさんのLTです。子供がやっているニンテンドーSwitchのポケモンアルセウスでレベルを上げるためのAボタン連打を自動化した話です。
ググったりChatGPTに聞いたりして検討してみた結果、SwitchControllerESP32を使うことになったそうです。
Aボタン連打のサンプルコードがあったのでそのまま参考に作成してしっかり動いたそうですが、次はAボタン連打以外にもチャレンジしてみたいということでした。
そして次はもっとやってみたいと当然SwitchControllerESP32をopniz化にも挑みました。
<資料>
猫のおもちゃをIoT DIYする:小林 正幸さん
次はフリーランスエンジニアの小林さん。ねこ好きの小林さんがねこのおもちゃを作った話です。飽きっぽい猫が飽きないようにねずみをスマホで操作するおもちゃをArduinoを使った構成で作りました。
おもちゃは部品が露出するのも良くないのでねずみのカバーを付け完成しました。実際に猫に遊ばせてみると・・・・・・
猫は自分の体長以下であれば興味を持ってくれるそうですが、ネズミに似せた形は効果がないそうです。・・・・結局、猫じゃらしが最強だそうです。
あと小林さんはMaker Fairに出展するそうです
obnizとSwitchNotでPC盗難検知してみる:のびすけさん
次のLTはプロトアウトスタジオとIoTLT主催のノビスケさんです。
先月のテーマだったobnizを使ってSwitchBotを試した試みの続きで、今回はSwithBotプラグミニを操作してみたという内容です。
具体的内容は消費電力の測定機能を使っって充電ケーブルの抜き差し検知を行い、カフェでPCを使っているときの盗難対策(トイレで席を外す際など)を作ってみた話です。
しっかりプラグを抜かれて5秒位で検知できたそうです。連続してアラート検知するので緊急事態っぽいアラート音になっていました。
M5STACK Camera系で好きな解像度を手に入れろ:竹田 大将さん
次のLTは岩手県立大学3年次でDefios株式会社代表取締役の竹田さんです。昨日盛岡からやってきたそうです。
今回のテーマはM5STACKでAIを動かそうと画像を読んで解析することを試した中で苦労したカメラ関係の話でした。通常のカメラではAIに扱わさせるには解像度が高すぎるので、それを調整したというのがメインの話です。
M5系のカメラの仕様というか裏コマンドを解析して解像度を最適化していくまでに苦労舌ポイントがいくつも紹介されました。
Edge Impulse FOMO をESP32 S3 Senseで動かしてみた(その後):しみけんさん
その次は証券会社で働く、しみけんさん。前回の続きでオブジェクトを検出するEdge Impulse FOMOの話の続きでナットとボルトの検出をした話です。
現在はそこに画像は前処理が大事という情報が入ったことや良い画像を求めてSonyのSpresenseを使おうと取り組んでいるそうです。ブレッドボードを使ってDisplayに画像を表示するところまではできたそうです。
たたかえ!オープンフォースv199TOPBURN〜地球の歴史とサバイバル〜:秘密結社オープンフォース 河野 悦昌さん
次は総統閣下による能登半島震災の2回めの炊き出し支援と地質調査の報告です。今回はスポンサー募集をして能登半島に乗り込みました。
今回は電気を使えたのと春休みの子どもたちがたくさんいたので楽しく支援ができて秘密結社オープンフォースのファンがたくさん増えたそうです。
2日めは電気が使えない場所でしたが新型コンロが実力を発揮しました。こちらも笑顔があふれる支援だったそうです。
そして地質調査の方も皆月湾の簡易測量で隆起高を測定してくるなど、しっかりやってきたことが報告されました。なんと6.9メートルも隆起している場所があったそうです。
また、ボランティアセンター向けの中古PCも準備してインストールして引き渡しをするそうでスポンサーを募集中です。プリンターを探しているそうです。
PicoBotで温度計測(IoTLT版):山之上 卓さん
次は福山大学の山之上先生のオンラインでのLTです。授業のためにPicoBotを使ってみた話です。
具体的にはPico WとAE-BME280を使って温度を測定した過程が蒸解されていました。ソフトウェアはMicroPythonを使って実装したそうです。
結果、測定した温度をグラフに出すところまでできたそうです。
くわしくはブログで
<資料>
yolni.の紹介:矢島 佳澄さん
次は飛び込みLTです。まずはハードウェアスタートアップ「yolni.」の矢島さんによるMakerTokyo攻略法です。
「yolni.」は夜道を歩いていて不安になったときに警報音とLINE通知ができるデバイスです。
メインはMakerFairでは乙女電芸部という名前で毎年出品しているそうで話のメインはMakerに出展するためのコツでした。地方から出展、カテゴリ選び、具体的な内容、そしてビックサイトに嫌われないことが重要だそうです。
ロボットファイバリオンの紹介:吉岡さん
最後はDMMのアンバサダーやAKIBA.tvなどをやっている吉岡さん。最近やっているロボット「ファイバリオン」の開発についてのお話でした。最近秋葉原の高架下で展示を行ったそうです。
なんとファイバリオンは車に変形して、運転して地方巡業できるようになるように構想しているそうです。今後秋葉原で公開しながら開発できるように物件を物色中とのことでした。
様子はTogetterでもまとめられています。