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中山競馬場に行ってきました

今回は2024年のJRA秋競馬初日の9月7日にかなり久しぶりに中山競馬場に行ってきたので、チョットまとめてみようと思います。いつも行っている東京競馬場とはまた違った魅力をお送りしようと思います。


まず中山競馬場について

中山競馬場は日本中央競馬会(JRA)が運営する競馬場で千葉県船橋市古作にあります。最寄りの駅はJR東日本武蔵野線の船橋法典駅です。

主な開催レースは年末のグランプリレースの「有馬記念」、そして牡馬3歳の三冠のひとつ「皐月賞」、そして秋の短距離戦「スプリンターステークス」、2歳牝馬の「ホープフルステークス」、そして障害レースの「中山大障害」「中山グランドジャンプ」があり、東京競馬場、京都競馬場に次ぐG1開催が行われます。
有名なのは「有馬記念」ですが、中山競馬場は障害レースにとって唯一のG1が開始される障害レースの聖地にもなっています。

中央競馬の競馬場と言えば「阪神」「京都」「札幌」「新潟」「小倉」と全国的にそれなりに認知された都市名ばかりなのですが、この「中山」というマイナーな地名です。南船橋に地方競馬場があるので「船橋」は使えないとしてもなぜ「中山」なのか不明です。
Wikipediaを見てみると競馬場のある場所が市川市の一部であり、以前はそっち側がメインの位置だったらしく、その市川市の前身が「中山村」だった事で運営主体が「中山競馬倶楽部」が由来らしいです。

船橋法典からの長距離ロードw

当日は昼過ぎくらいに都内から常磐線に乗って、新松戸から船橋法典へと乗り継ぎ、船橋法典駅に到着ししました。
駅からは通常の改札口に向かうのではなく、ホームの端に接続している中山競馬場専用臨時口から競馬場に向かいます。

駅構内の案内

改札を出たら、すぐに中山競馬場の入口があります。少し古めの船橋法典駅の雰囲気から一気にゴージャスな感じになります。

・・・・しかしここからが

中山競馬場(船橋法典口)の入口

しかしここからがなかなかです。
通路は地下道になっていて、直接競馬場に迎えるようになっています。東京競馬場のフジビューウォークのようなもんですが周囲の景色は一切見えません。

しかもひたすら長い・・・フジビューウォークなど比較になりません。
通路の白い壁に描かれた馬の絵をひたすら見ながら進みます。

通路の壁

競馬場近くになると動く歩道やなどがありますが、けっこう歩くのに飽きる距離です。

そうして歩いていくとやっと「船橋法典門」に到着です、

船橋法典門の利用案内

ここで自動券売機で券を購入します。通常は200円です。
今風の券売機でQRコードが印刷された入場券(ほぼレシート)を手に入れて、すぐ近くの検札場で読み取ってもらって入場終了です。

自動券売機

・・・・・しかしそれで終わりではありません、
中山競馬場のメインスタンドは船橋法典駅の反対側にあるため、ここから競馬場を横断します。中山競馬場は通常の楕円形ではなく縦にも距離があるので、地下道をさらに歩きます。

場内に入ってからの通路の壁

場内に入ってからは有馬記念の歴代優勝馬の大きなパネルが並んでいます。馬と騎手以外をモノトーンにした写真がかっこいいですね。

中山競馬場と言えばゴールドシップ

途中「馬場内」に入ります。ここから馬場内の施設に入ることができます。ターフィーショップもあるので、まずはここでお買い物もできます。

馬場内のターフィーショップ

安心してはいけません。スタンドまでは、ここからさらに地下通路を歩く必要があります。ここからは有馬記念優勝馬に追加して皐月賞優勝馬のパネルも並びます。

サンデーサイレンス初年度産駒の「ジェニュイン」

懐かしい馬のパネルを見ながら歩くので、このへんはまぁまぁ辛さは和らぎます。ワクワクのほうが勝ってきますね。

皐月賞といえば「ゴルシワープ」

スタンドに到着

通路からはメインスタンドの地下1階にはいります。入ってすぐが大きなフードコートになっています。

スタンドの地下1一階

スタンドは地下1階+地上6階になっています。各階に軽食はありますが、2階以上は完全にスタンド中心の構成です。

ターフィーショップやイベントは地下と1階で、だいたいのことはこの範囲で済ませられます。東京競馬場は横にいろいろな施設が散っている感じですが中山競馬場は1箇所に集中している印象です。
地下一階には2つのフードコートと、センターコート(イベント広場)があってイベント展示があったりします

当日やっていた展示

地下にも投票場があって人が賑わっています。マークシートの記入場所も東京競馬場よりも多いですが、ちょっと散らかっているのが残念・・・最近の東京競馬場ではマークシートが散らばっていることはめったにないですが、中山はちょっと駄目な感じでした。

散らかったマークシート置き場

美しい馬場にうっとり

次はゴール前の馬場のほうを見てみます。
中山競馬場は、芝コースの直ぐ側まで近づくことができます。
秋競馬初日ということだけあって整備された芝はとてもきれいです。

美しい芝

印象的だったのはゴール手前のコースの坂が見てはっきりわかるくらい急坂なこと、ここで馬の脚力が試される感じですね。中山のゴール前で伸びてくる埋まってすごいですね。

高低差(芝・内回り)
ゴール前は急坂

後ろをふりかえると大きなメインスタンドが・・・
さすがに東京競馬場に比べると小さいですが、それでもかなり立派なスタンドです。見た感じ、一番下のスマートシートの席数がかなり少なさそうです。屋根のせり出しも少ないので雨のときは厳しそうです。

メインスタンド

レースになると芝コースはずいぶん近い印象。内ラチ沿いに走るレースもそうですが返し馬のときなんかは、馬がまさにすぐ近くを駆け抜けていき、すごい迫力です。

返し馬はすぐ近くで見られる

それでも芝コースは近くを走っていき、かなり見やすいですね。近くで見る競走馬はホント速いです。

芝レースもすぐ近くで

ただダートコースはチョット場所が低いのか、少しあまり良く見えなかったりします。最前列だとラチの関係で、かえってよく見えなかったりします。

ダートコースのレース

東京競馬場に比べてレースを間近に見られる中山競馬場です。

中山のゴール


機能美冴えるパドック

次はパドックを見に行きます。
パドックの入口には昭和の名馬「ハイセイコー」の像があります。
いつの日か変顔で暴れた状態の「ゴールドシップ」の像を見てみたいです。

ハイセイコー像

パドックの片隅には馬頭観音の社があります。

馬頭観音

パドックそのものを見てみます。
パドックはメインスタンドの建物と一体化した機能美あふれるものになっています。若干観客の収容数は少ないですが、皐月賞とか有馬記念でなければ充分な広さです。

美しいパドック

掲示板も大きくて見やすいです。

大きな掲示板

当日は最前列から馬を見れて、パドックを堪能しました、

間近で馬を見る

中山競馬場に行こう

というわけで中山競馬場の魅力をお伝えしました。
今度また、どこかの競馬場に行ったらレポートしてみたいと思います。

<中山競馬場の特徴>
・芝コースが近くて見やすい
・パドックが見やすいしかっこいい
・施設はうまくまとまっていて使いやすい
・駅からの通路が辛い

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