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無料プランニングポーカーツール「Hatjitsu」(も)やってみた

先日、Scrum.Incのスクラムマスター認定を更新したときに知ったプランニングポーカーのツールで日がついて「Scrum Inc」さんのプランニングポーカーツールに続いて無料+ブラウザだけで利用できるプランニングポーカーツール「Plapo」を紹介しましたが、更に調べてみるとかなり前から存在しているツールが有るということで、別なツールを紹介してみたいと思います。その名は「Hatjitsu」・・・なんと2017年より前から存在していたらしいツールfです。その歴史はともかく、「まずはやってみる」ということで使ってみたいと思います。

プランニングポーカーとは?

いちおう、プランニングポーカーについても説明しておきます。

まずプランニングポーカーって?

プランニングポーカーとはバックログ(タスク)の見積もりを行うための方法の一つです。スプリントプランニングにおいてフィボナッチ数と言われる数字が書かれたカードを使って(見積もり)チームメンバーが評価したタスクのボリュームをその数字を選んでテーブルの上に置き、メンバー数分だけ出たそいつをこねこねしてチームとしての見積もり値(カード)を選びます。

「なんて適当な」と思うかもしれませんが、やってみるとだんだん精度が高くなってくるそうです。

Wikipediaにはこんな事が書いてます(英語)


Hatjitsuとは何者?

HatjitsuについてWebで調べてみましたがWikiTechというWikipedia的なサイトに有りました。でも解説は殆ど無い簡単な説明だけです。

Hatjitsuは、ポーカーの見積もりを計画するためのツールです。Toolforge で実行されているバージョンには、サードパーティの CDN コンテンツと分析追跡の使用を削除する パッチが適用されています。
WikiTechより(和訳)

・・・・謎ですね。

とにかくページを開いてみます。

Hatjitsuのページ

見てみると英語のサイトなのですが、なんとなく富士山的な山が描かれている和風テイストのデザインです。

たぶん名前を登録するだけでだけでいきなり使えそうです。

とにかくやってみようと思います。

ルーム作ってみる

とにかくスプリントプランニングのファシをする立場になってみてルーム(場)を作ってみます。

まずはHatjitsuのページにアクセスします。

次はいきなり「Create new room」を選択します。

いきなり出るプランニングポーカーの画面

名前くらい入れるのかと思っていましたが「Create new room」だけでいきなりプランニングポーカーっぽい画面になりました。

カードを見たら「フィボナッチ数」では無い独特な配分です。
でももの数字の配列は「Mountain Goat pack」というところをプルダウン表示するとフィボナッチ数などの他のパターンも選択で切るように成っています。なんとTシャツパターンもできるようになっています。

Tシャツのパターン

そんなことはさておき「hatjitsu」のタイトルの下にルームナンバーが地味に表示されています。数字5桁で表示されていました。

地味にルームナンバー

解っている人でないと見落としそうな感じです。


ルームに参加してみる

次にプランニングポーカーに参加するメンバー側からの視点でやってみます。メンバーはファシリテーションをする人(=ルームを作った人)からルームナンバーを聞いてhatjitsuのトップページからルームナンバーを入れて「join room」をクリックします。

それだけです。

スマホからの画面

ルームに入ったらファシリテーターと同じ画面が開きます。

参加者側の画面

プランニングポーカーをはじめる

参加できたらメンバーそれぞれが評価した値のカードをクリックします。

その結果はリアルタイムで全メンバーに公開されます。ただし(そもそもログインしていないので)誰がその値にしたのかは本人にしかわからないようになっています。

メンバーの投票結果が表示される

山の背後に有る太陽が赤くなるところが憎い演出になっています。

アベレージとかも表示されるので、ここからメンバーで見積もった理由とかを話しながらチーム内でこねこねしてチームとしての見積もり値を決めていきます。

ちなみにTシャツのパターンでは平均は出てきません

Tシャツパターンの投票結果表示

プランニングポーカーを終わる

投票が終わってチームとしての見積もりが決まったら下の「Reset」をクリックしてクリアします。

リセットする

まとめ・感想

このツールも「Plapo」と同じようにメールアドレスすら登録しないでもしようできるという非常に気軽に利用できるようになっています。Tシャツなど色んなパターンも試せるのもいい感じです。

ぜひ使ってみたいと思います。



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