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【動画で勉強】デジタルイノベーションシステム「SAP Leonardo」の概要

今日はChillSAP朝のもくもく会。ちょうどよい勉強ネタがないか探した結果、SAPのAI「SAP Leonardo」の動画があったので勉強してみます。もとネタは2018年9月なのでかなり古いのですが、AIがバズっていたころにSAPさんが何を考えていたのかはわかるんじゃないかなと思い見てみました。今思うと・・・・的な歴史検証になるかもしれません

動画はこちらです


SAP Leonardo?

・IoTや機械学習といった最新のテクノロジーによる機能
・デザイン思考の方法論に基づくサービス
・SAPクラウドプラットフォーム
・デジタルイノベーションシステム

DXへの取り組み
すべてのものがインターネットにつながる時代
・様々な形の新しいビジネス
・市場の破壊的変化
・新しい製品・サービス・ビジネスモデルで競争優位
・・・実際にDXの効果を得ている企業はわずか

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DXへの取り組みで直面する課題

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・専任の人員リソースの確保
・有効ビジネスシナリオの特定
・顧客視点でのアイデア
・効果の検証
・・・・短期間で実行することは困難

このような課題を解決するSAPのアプローチがSAP Leonardo

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・新しいビジネスモデルを生み出すためのアイデア
・実現のためのスキーム
・既存の業務システムとの連携
・・・・トータルな提案が必要


SAPは複数のデジタル技術をクラウドとして提供する
・技術基盤
・デザインシンキング手法
・プロトタイピングとビジネスケース策定のためのサービス
・SAPがもつ業界知識
・・・・デジタル変革を迅速かつ安全に実現


SAP Leonardoが提供するテクノロジー

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・ビックデータ
・機械学習
・データインテリジェンス
・IoT
・ブロックチェーン
・アナリティクス

これを
・クラウドプラットフォームで展開
・SAP基幹システムとの連携
・アプリケーションをマイクロサービス化
・オープンAPIを活用した外部サービスとの柔軟な連携


SAP Leonardoが提供するテクノロジーで何ができる?

SAP Cash Application

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債権と入金を一致させるサービス、自動的に消込を行なう
・債権担当者の行動を機械学習で継続的に学習
・ルーチンタスクの自動化
・行動の変化にも自動的に対応

自動消込実現のステップ
・Cash Applicationテンプレートを選択
・日時実行をスケジューリング
・会社コードを入力
・「AutomaticClearing」を選択

自動消込できなくても可能性の高い請求書を提示する

信頼度が上がり、経理担当者がより付加価値の高い仕事に専念


ブロックチェーンコンポーネントを使用した例
不動産管理分野への適用した例

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家の使用権を大家から借主、個人から個人へと移す

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・現在の使用権の有無を判定
・ブロックチェーンが履歴を保持

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デジタル技術のパッケージ群

SAPの45年にわたり蓄積したビジネスプロセスの知識

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・コネクテッドプロダクト スマートコネクテッドプロダクトへの支援
・コネクテッドアセット 資産の追跡・監視 有効活用
・コネクテッドフリート 移動資産のサービスと安全性を向上
・コネクテッドインフラストラクチャー 物理インフラ、建造物の運用効率向上
・コネクテッドマーケット マーケティングインサイト 
・コネクテッドピープル 個人の快適なライフスタイルの実現

コネクテッドフリートの例

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・空港のフォークリフトの稼働状況、故障による影響を関係部門への通知
・混雑情報のリアルタイム把握 配置変更や旅行客の誘導

ビジネスインテリジェンスとビジネスプロセスの両方をサポート
・・・デジタルコアプラットフォーム



SAPの支援アプローチ


テクノロジーの提供だけでなく導入も支援

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・探索と発見ワークショップ(無料)
 ターゲットとなるユースケースをお客様と合意
・主要なステークホルダー、エンドユーザーへのリサーチ
・共同でプロトタイプを作成
・反復的な検証の後に実装フェースへ進む

プロセスの3つの選択肢

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・エクスプレスエディション
 業種別のインダストリーアクセラレーターを使用
 8週間以内に導入完了
・オープンイノベーションエディション
 固有の課題に対応した新しいソリューションの提供
 10週間以内でクリッカブルプロトタイプを作成
・エンタープライズエディション
 複数のソリューションを作成(プレミアムのみ)

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勉強した感想

もう3年前の動画ですが内容的にはほぼほぼいまでも通用する話で大変勉強になりました。SAPさんありがとうございます。逆に言うと2018年からDXがキーワードだったんだけど、あまり世の中進化しなかったんだなぁーと感じます。反省ですね。
あと当時のバズワードとしての「ブロックチェーン」と「デザインシンキング」連発でしたね。個々だけは違和感。特にブロックチェーンは無理やり価値があるものとして事例を作っていましたね・・・当時を思い出します。



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