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【イベントメモ】DevRelに関わって一年。どんな取り組みをして、どんな変化がありましたか?〜DevRel/Japan CONFERENCE 2022から

2022年8月5日(金)〜6(土)にDevRel/Japan CONFERENCE 2022がオンライン/オフライン並行で開催されました。昨年もコミュニティやマーケティングに関する多くの知見をを与えていただいたこのイベント。今年もまた個人的に気になったセッションについて紹介してきました。
それもついにラスト8/5の前夜祭のセッションになりました。若手参加のこのセッションをレポートしてみます。

DevRelとは?

本題に入る前に少しDevRelというものについて説明します。

DevRelとはDeveloper Relations(デベロッパーリレーションズ)の略で、IT製品やサービスのマーケティング活動の一環として、製品やサービスの情報をそれらを使用する開発者に届けるための活動で、ブログやSNSの発信やコミュニティの形成など様々な活動を行っていくことです。
これらDevRelに関わるマーケター、エバンジェリスト、エンジニアなどのコミュニティのひとつがDevRel Japanであり、その大規模なカンファレンスがDevRel/Japan CONFERENCEです。

<カンファレンスの動画です>


パネラーの紹介


鶴田 啓さん
・楽天グループ
・アプリケーションのエンジニアとして開発しながらDevRelとしてオウンドメディアや記事の執筆、採用、コミュニティ系の登壇などにかかわる

福崎有彩さん
・次世代型ヘッドレスCMSのStoryblokでDeveloper Relations Engineer
・フルタイムでDevRelエンジニアとして活動
・ヨーロッパや北米のカンファレンスで使用例の紹介
・SDKの管理やメンテナンスに従事
・今日はドイツからの参加

中西太郎さん
・株式会社ワンキャリアでエンジニア
・DevRelも社会人もファーストイヤー
・QAチームとDevRelチームの立ち上げ、最近はエンジニア採用に従事
・QAではテストの自動化、DevRelではTechブログの運営

河又 涼さん
・株式会社groovesで Forkwell DevRelチーム イベントプロデューサー
・ Forkwell コミュニティでエンジニア向けのイベントを企画して実行
・ Forkwellの活動のほかに他社のブランディング支援にも従事

モデレータ
中津川篤司さん

@株式会社MOONGIFT


あなたの職種、DevRelとしての主な役割を教えてください

鶴田さん:エンジニアとして入って兼任としてDevRel(50:50)
今いるラクマ事業部では特定の製品に関する活動ではなく、会社内外で活躍している人を外部の人たちに発信する、技術広報やテクニカルライター的な活動に寄っている形です。勉強会の開催や登壇したりがメインです。
中津川さん:楽天さんの規模の場合、内部のエンジニアの数も非常に多いので、それをうまくパッケージングしてうまく広報するしくみがないと楽天という枠組みの中でしかとらえられなくなるので、発信するしくみが必要になりますね。
鶴田さん:おっしゃる通りですが、僕の所属する部門は楽天全体ではなくラクマというところの所属なので、楽天の中にいると楽天のくくりでしか捉えられないので、いかにラクマがどういうものなのかを発信していくのがミッションになります。
中津川さん:そういう意味では去年の技術書典でラクマさんが本を無料で配ってましたよね・・・
鶴田さん:大きい会社なので制約が厳しくて、いろんな部署で許可を取って「僕たちが出そうか」と出しました。楽天としては初の試みです。
中津川さん:あれはTwitterとかでも反響があって、僕の中でも「ラクマ」として「おもしろい」といった印象の記憶があります。


有彩さん:私はフルタイムのDevRelエンジニアなんですが、同じDevRelでもメンバーによって役割が違っていて、メンバーによってはアンバサダーの認定をしたり・・・・私はオンライン/オフラインで登壇する機会を探して応募して登壇するなどの活動をしています。また得意領域も様々で私はReact系の開発経験が多いので、そのあたりの情報の管理や新しいものを作ったりしています。
ほかのもので言うとSDKの管理ですね。ヘッドレスCMSなのでヘッドレス側のバックエンドは提供するのですが、フロントエンドのほうは自由に開発してもらうので、それらのオープンソースのSDKを維持管理しています。
実際の顧客候補の方にプロダクトをお見せしたり、エージェントの方々の質問に対応したりしています。
ホント多岐にわたるのですが、私の役割としては登壇が多く、SDKのメンテ、ドキュメント、エンドユーザーとの対話・サポートをやっています。
中津川さん:結構ヨーロッパはコロナ禍の対応がだいぶんノーマルに戻してきた印象はあるのですが、登壇のオンライン/オフラインの割合はどれくらいですか?
有彩さん:オフラインに完全に振り切っている感じですね。先月も家に帰って仕事をしたのは2週間未満でした。エンジニア関連だけでなくマーケ・営業のカンファレンスも活発になっているので完全にオフラインに振り切ってますね。
中津川さん:戻ってきているというよりもう普通なんですね
有彩さん:オンラインだともう人が集まらなくなってしまっていると聞いています。やっぱりみんな直接会ってフランクにコミュニケーションをとってコネクションを増やしてきた経験が恋しくてしょうがないみたいなところがある感じがしました。
中津川さん:そうですよね。日本も早くそうなってほしいですね。

中西さん:私の職種としましてはQAエンジニア、品質保証に関するエンジニアをやっています。DevRelは特定の職種があるというわけではない状態です。
そのなかでDevRelとしての主な役割は「プロダウトと開発者をつなぐ」「企業と開発者をつなぐ」という2つの役割がありますが、当社の場合はプロダクトはないので企業と開発者をつなぐという形でDevRelを進めています。具体的には技術広報みたいな形でTechブログを運営するであるとか、登壇を通して弊社の技術開発部ってどういう組織なのかを外に発信しています。
特に現在はTechブログの執筆及び運営が主な仕事になっています。
中津川さん:Techブログはどこの会社さんも苦労されているようですが、何か工夫されていることはありますか?
中西さん:そこが悩んでいるところでして・・・DevRel活動は私が内定者としてのインターン期間から始めたのがきっかけなのですが、内定者期間は月1本の投稿ペースが守れていたのですが、入社してからは投稿が止まってしまっている状態です。
具体的にそこの改善としては「自分だけでなんとかしよう」としていたところもあって、そこを改善しようと元々ブログを書いていた人やライターにもDevRelチームに入ってもらい、社内の広報チームと連携するなどの形で継続できる仕組みづくりをしてきました。
中津川さん:すごくいいですね。どうしてもできる人だと自分で改善しようというのはよくある話ですが、やっぱりDevRelって意外と営業的な活動など他部署との連携が大事なポジションなので、すいった意味で協力を求められる人というのは良いと思いますね。

河又さん:イベントプロデューサーということでイベントを作ったりしてますが、他の方と違うのは「Forkwellと開発者」に限定される仕事ではなくForkwellは「エンジニアと仲良くしたい企業」に依頼されてイベントを企画していたりするので、「他社(顧客)と開発者」というのが存在するというのがちょっと特殊なところだと思います。
そういった際は私が企画する際に企業さんからヒアリングしたりして、顧客折衝的なことをしたりしています。
あとはイベントのモデレーターもやっています。
基本的には企画と実行というところがメインかなと思います。
中津川さん:コミュニティ的な雰囲気を出しつつ開発者向けのイベントをやるということですがビジネスとしてやることの温度差というか期待値のずれみたいなものがありそうな気がするんですけど、企業さんと話をするときに工夫されていることって何かありますか?
河又さん:基本的にエンジニア向けのイベントという場合には企業側もエンジニアの人が出てくる場合が多いので、その場合にはあまり悩みはないのですが、人事系の方の場合は採用欲的なものがどうしても強かったりするので、「マーケティングと同じでちゃんとステップを踏みましょうね」というような説明をしています。
中津川さん:わかりやすくていいですね。川又さんからコメントが来ていて「Forkwellとしてもオフラインイベントがやりたいと思っているので後はタイミング・・・」と来ていますがタイミングとは?
河又さん:年初の時点では、シリーズを合体させたカンファレンスみたいなのをやったらいいのではと思っていたのですが・・・また感染者が増えて先の情勢が読めないなと思って・・・
中津川さん:有彩さん、ヨーロッパでオフラインが当たり前になる何かきっかけみたいなのはあったんですか?
福崎さん:はっきりしたきっかけはなくて、全体的に「オフラインで会いたいよね」という願望がもう大きくなっていたので要求にこたえるような形で徐々になり「今年からオフラインで行きます!」という盛り上がりにみんなが乗った感じがありますね。オフラインは楽しいですし、コネクションの量もオンラインの比じゃないんですが、反面コロナに感染してしまったり、ほかの方に移してしまったりするリスクもありますし、実際に私も先日かかりましたし、ふとした時にデメリットが影を潜めているのでメリット/デメリットというのはどの手法をとってもあるのかなと思います。
中津川さん:川又さんが言うところのタイミング、有彩さんの言うような「えいやっ」「空気間」だとは思うのですが、止まったギアを改めてオフライン側に動かすというところが腰が重くなっているかなぁと感じます。コメントを見ても「ヨーロッパうらやましい」とか「オフラインやりたいなぁ」というのが来ているので川又さんには勇気をもって踏み出してもらいたいなぁと思っています。
河又さん:うちがやれば他も追随するのでとは思っています。


約1年続けてみて、手ごたえはいかがですか?

中津川さん:初めて取り組んだ時の視点というのは皆さんにしか語れなくなっていると思うので、ぜひまだDevRelを始めていないとか「ちょっと興味がある」くらいの人たちに対して率直なご意見を聞きたいなぁと思います。

有彩さん:私は数か月たったという感じなのですけど、手ごたえは率直に言うとあります。入社するにあたって会社から求められた目標と自分自身の目標だったGatsbyユーザーのコミュニティに入り込めたことで、なかなか入りにくかったGatsbyのコミュニティに工夫して入り込み、会社同士のコラボレーションが続いているので貢献できたかなと思います。
そちらだけではなく、欧米で人気が出てきているRemixへのアプローチをかけて先日Remixのカンファレンスで登壇できてコラボレーションの話も進んでいたりとRemixのコミュニティにも少しずつ進出できるようになったりして成果を感じています。
あとは入社時にはDevRelの役割があいまいで、「DevRelってインフルエンサーみたいな人がなるもの」と思っていたのがそうじゃないと判ったこと、自分の関わりたい技術分野に積極駅にかかわることができ、自分のDevRelをしていくうえでの方向は自分自身にゆだねられていると思いました。
中津川さん:有彩さんとしてはオープンソースの開発者のコミュニティに入っていってコラボレーションを作っていくやり方になるんですかね?
有彩さん:そうですね。コンテンツを作っていったりするのもユーザー獲得の入口になるので、そのあたりにも力を入れるようにしています。
中津川さん:有彩さんの得意としているメソッドとStoryBlockさんのDevRelは相性がいいと思うんですよね。逆に自分で考えるアイデアがわかない人は色々と苦戦しそうな気はするので自分の得意分野を生かせる人というのは一番向いていますよね。
有彩さん:私もそう思います。率先力があるというかアイデアを持って自分でタスクを取っていく、自分の目標を持っているというのが大事だと思います。

中西さん:私の方は手応えのあった部分、なかった部分があるかなと思います。
社内の認知みたいなところはだいぶん手応えがあります。もともと長期インターンの時期からDevRelを進めていましたが、、ようやく4月から正式にチームとして活動するようになってから、ビジネス職の強い部署を含む社内人達にもDevRelやTechブログの活動を認識し、応援してもらえるというところまでリーチしないといけないと思い、Slackの社内チャンネルで情報共有したり、全社会議の場でDevRelの必要性と活動を定期的に発表する機会をもらったりした結果、応援してくださる方が増える形でフィードバックがもらえる・・・という事で、手応えがあったのかなと思います。
手応えがまだ無いところは社外への発信、記事が出せていない、効果がそこまで来ていないと体感ではあります。唯一社外向けで手応えがあったのは今回の登壇の機会をいただけたことが一番だと感じています。
中津川さん:今回ここでお呼びしたきっかけは中西さんがDevRelを始めたことをSlackで書いてくれたからなので・・・発信するのは大事ですよね。
中西さん:そうですね。DevRelに関わるようになってからSlack に自分の情報を書き出すようにしたり、Twitterでも他の人が興味を持つような有益な情報を積極的に出していこうというマインドに変わりました。
中津川さん:色んな会社がDevRelは必要だけどどういうふうにやったらいいかわからなくて悩んでいると思うのですが・・・中西さんが行ったDevRelが必要であるという説明で皆が一番納得してくてた言葉はありますか?
中西さん:採用に絡める・・・というところが一番重要かなと思っていて、私自身ワンキャリアの風土がとても好きで入社したのですが、それが社外に伝わっていないので興味を持たれない、選択肢に入らないままでは、マッチする人材が得られにくい環境になるということをメインに伝えました。
中津川さん:すごくいいですね。この話で腑に落ちた方がいっぱいいると思いますにで非常に為になったと思います。

河又さん:定量的な話からすると、connpassコミュニティが2万人を超えたというのが大きい手応えだと思います。自分の企画でも1,000人を超えるイベントが生み出せているので、わかりやすい手応えになるんじゃないかと思っています。
定性的な話としては、これからDevRelを始める人や始めたての人向けの話になりますが「めちゃめちゃ楽しい」と思います。DevRelの仕事は「純度が高い」と思っていて嘘のない仕事がしやすいロールなんじゃないかなと思っています。
エンジニアコミュニティは、こちら側の都合の欲みたいなものに対して一番敏感な性質を持っていると個人的には思っていて、誠実に向き合うことが一番の近道になる・・・というのが凄い「純度」の高い仕事をさせてくれる要素のひとつで、仕事に嘘のないというのが楽しいことなのかなと思います。
中津川さん:1回のイベントで1,000人集まるというのは、オンラインならではのことのような気がします。一斉に入る会場を手配するのは大変で、オンラインだとキャパはある意味無制限なのですが、実際に集まった時にはびっくりされましたか?
河又さん:一私がDevRelチームに入る前からいろんなコミュニティのスポンサーになっていたのですが、2020年4月になって軒並みイベントが中止になってしまい、それじゃぁ自分たちでイベントを開催しようということになり、最初に企画したイベントがイベントの中止で行き場がなくなっていた人たちが一気に集まった結果2400人くらい集まったので、その時は流石にびっくりしました。
その後も2000人くらい集まったイベントも3回くらいあったので、だんだん感覚は麻痺してきています。最初のときは「こんなに求められているんだ」と驚きました。
中津川さん:DevRelとしては定量的な数字熱量のような定性的な要素も必要と思いますが・・・インパクトとしてはものすごく大きいですね。
河又さん:そうですね、あの一回のイベントで社内のコンセンサスとかも取りやすくなったというのはあると思います
中津川さん:Forkwellさんといえば「#また出たなForkwell」というハッシュタグがあって、色んなイベントにスポンサーをしていていたのが・・・このコロナ禍になってどうなるかと思っていたら自分たちでイベントを開催するようになった対応がすごく早くて驚いたという覚えがありますね。
河又さん:ありがとうございます。最初はそこで集客していた分を穴埋めしなきゃというメンタリティはあまりなくて「勉強書いなくて寂しいね」とか「エンジニアの学び止まってるの良くないね」という気持ちで「なにか出来ることがないか」というところから始まりました。そういったメンタリティがここまでの結果になったと思います。
中津川さん:すごくいいですね、裏表がないと言うか好きなほうに走っていける・・・そういう志が必要ですよね。
河又さん:そうですね、敏感なコミュニティだと思うので・・

鶴田さん:自分の場合はセカンドイヤーに近いのですが、最初の一年目は効果がわかりにくくて「本当に効果があるのか?」と感じることもあったのですが、2年目になって採用を担当するようになって、実際に面接のときに「イベントの講演聞きました」や「執筆している本を見ました」とか言ってくれる人が少なからず居て良かったなと思ってます。
僕達楽天は「楽天」という名前が先行して大きいので「楽天だから受けました」という人も多いのですが、僕達としては「ラクマのこういう所が良いから受けました」みたいな人を取りたいのですが、そういう方々が増えたのは手応えとしてはあるかなと思います。
中津川さん:組織が巨大な文そっちのほうがインパクトが強いというのは当然あると思いますが、その中でラクマに興味を持ったから面接に来てくれるというというのはいい感じですよね。
鶴田さん:そうですね、こっちも書いたものが本当に見られているのか不安になったりもするので大変ありがたいです。
中津川さん:楽天さんは巨大な組織なのでDevRelに対しても巨大なインパクトを求められたりしませんか?そのあたりラクマとしての取り組みはいかがですか?プレッシャーはないですか?
鶴田さん:僕達の部署は全体のDevRel組織ではないので、そこに対してのインパクトはそんなに求められていなくて、むしろ組織が小さいのでKPIの設定などに迷ったりする事が多いです。DevRelって具体的な効果、定量的なものを出しづらいので、そういう面で悩んでいるときのほうが多かったかもしれないです。
中津川さん:最近は悩まずに活動できている感じですか?
鶴田さん:DevRel活動って短期ではなくて長期的に見て少しずつジャブを打っていくようなイメージだと思っているので、あまりそこにこだわらないようなスタンスになっています。
中津川さん:イイですね、その言葉は色んな人にぜひ知っていただきたいですね。いろんなお客さんに「短期で結果を求めないでください」と言っているのですが、そうはいってもマネージャ層とかの人は結果を求めてしまうので・・・鶴田さんの言葉は説得力があって使いたいですね。
鶴田さん:説得力があるかどうかはわからないですが(笑)2年めくらいで感じました。


はじめる前と今でDevRelに対する考えで変わった部分はありますか?

中西さん:私の中では2つあります。1つめはやるべきことが明確になった事。もう一つはコンテンツへの見方が変わった事です。
「やるべきことが明確になった」は、インターンではじめるまではDevRelというう言葉も聞いたことがなくて、ひたすら文献を調べたり、いろんな人の話や事例を聞いて、DevRelのこと、他社ではどうやっているかをリサーチしたことで自分の中で言語化できて、他の人にも説明できるようになったのが自分の中で変わった部分です。
もうひとつの「コンテンツの見かたが変わった」については、以前はTechイベントに参加したときは自分の興味や関心の部分ばかり見ていましたが、DevRelを始めてからはイベントや記事が何を訴求したいのか、受け手にとってどんな価値を提供しようとしているのか、みたいなことを自分自身で考えるようになったと思っています。そういう意味では明日登壇される戸倉さんの紹介していた「マーケターのように生きろ」という本が非常に参考になりました。
そこが自分の中で変わった部分かなと思います。
中津川さん:中西さん本当に新卒ですか?(笑)
中西さん:はい、いちおう・・・
中津川さん:恐ろしいですね、びっくりしました。本当におっしゃる通りでDevRelって会社によっても違いますし、会社のステージによっても違うし、業種によってもいろいろ選び方が変わる部分があると思うんですね、その中で中西さんはいろんな情報を集められて、ワンキャリアにとっての最適なDevRelを提案出来たというのは本当に素晴らしいと思います。
中西さん:ありがとうございます。それこそ社内で言えば、鶴田さんの言うように「長期的な目線が必要」というのは特に重視していて、実家が農家なので田植え(秋になるまで時間がかかる、これから手間ひまがかかる)に例えて社内に発信した記憶があります。
中津川さん:その視点はすごく大事ですよね。他社の成功事例を見て真似したがる企業は多いのですが、土地が違えば土の質も違うので育てる植物は違うはずなので、それぞれ選んでほしいというのは確かにあります。・・・二毛作とか言われなくてよかったですね
中西さん:それ言われたら困っちゃいますね(笑)

河又さん:入り口と今ということで行くと認識の違いはあんまりないかなと思います。先入観を抱けるほどDevRelの定義は出回っていないので、実際にやってみて「これがDevRelなんだ」と思うことのほうが多いんじゃないかと思っています。
今日のみんさんの話を聞いて「みんなDevRel名乗っているのにやっていることは違うなぁ」と認知する・・・・というようなことが多いんじゃないかと思います。
ここにいるみなさんもかたち様々なので、これからやる人たちも自分でやるDevRelを自分で作ればいいんじゃないかと思います。
強いていうと、入り口のところで「こうなったらこうなる」を意識してませんでしたが、最近思うのはこれが極まっていった先に次のキャリアはどうなるのかとたまに考えたりします。
中長期で自分のキャリアを考えたときに「DevRelを掲げて僕はどこに行けるんだろう」とたまに思ったりはするので、日系の企業でもDevRelのロールを置いている企業は多くはないので・・・・そういう事はたまに思ったりします。
中津川さん:求人サイトを見てもDevRelというカテゴリはないですよね。開発というとネットワークエンジニア、言語別のプログラマ、データベースエンジニアしかなく、そのなかにDevRelというのがあると助かるのですが・・・まだまだ市場に認知がされていないので、これを気に広まっていくといいなぁと思います。
河又さん:そうですね、開発者であればよかたかなぁと思うのですが、私の場合はエンジニアですら無いので・・・・
この前「お客さんに河又さんのキャリアって再現性無いですからね」と言われ・・・ある週自分で切り開いていかないといけないという覚悟はきまりつつあります。
中津川さん:覚悟が決まれば自分が築いたものがキャリアの道になる描き語が出来ますよね。
河又さん:自分の道を歩いてくれる後進ができるのかどうか分かんん愛ですけど(笑)
中津川さん:コミュニティマネージャーはいろんな方がやっている職でもあるので、そういうところと接点が出来上がっていけば素晴らしいキャリアとしていいと思います。
個人的には営業職からコミュニティマネージャーになった人はあまり聞かないのでおもしろいなぁと思いますね。
河又さん:珍しいかなぁとは思います

鶴田さん:「表立ってなにかする人」というイメージがDevRelに対してあったのですが、やってみると勉強会でも裏側の調整や準備とか結構泥臭い事をやっていると感じました。見てる側では出ている舞台しか見ていないので意外に細かいことをやっているのが今まで思っていなかったことです。
あとは河又さんの仰ったことに近いのですが、会社によってやることがすごく違うなぁと思っていて、DevRelという名前であってもディレクターであったりマネージャーであったり・・・仕事の最良ってDevRelという名前だけでぜんぜん違って正解がないなぁと感じています。会社によってカルチャーにフィットするものを自分たちで作っていくのがいいんだろうなぁとは凄く感じています。
中津川さん:そうなんですよね。地味な仕事を苦しみながらやっているんですが外部の人からみると「あいつ、いつも遊んでいるなぁ」と思われるという辛いところがありますよね。イベントをやっていると楽しげにしなきゃいけないですしね。
鶴田さん:凄くありますね。それに到達するまでの過程は皆さん知らないので・・・・
中津川さん:表に出ているのはキラキラ系できれいに見えますよね。鶴田さんも泥臭い部分をやっているというのはぜひラクマ事業部の方に知っていただきたいですよね
鶴田さん:そこはKPIとかでは測りにくいですが、そういった部分もトータルで評価されるとDevRelのキャリアとしても凄くいいのでしょうけど、日本ではDevRelがまだまだ浸透していないので厳しいんだろうなぁとは感じていたりします。
中津川さん:DevRelが広まっていないのはDevRelMeetupTokyoがちゃんとやっていないせいでしょうかねぇ(笑)
鶴田さん:そんなことはないと思いますけど(笑)
中津川さん:他の運営メンバーにもちゃんと伝えていきますので(笑)しっかりやりますんで

有彩さん:河又さんも鶴田さんも言われていましたが、意外だったのがDevRelの仕事に付く前は日本のDevRelのみなさんが活発に発信していることもあってDevRelの職種って日本で認知されているものと思っていたのですが、昨年6月に入社したときには欧米のTech企業がDevRelを積極的に採用しはじめた時期というのもあって浸透していると肌感覚で思いました。
あとDevRelに関する書籍とかソース情報が日本のほうが多いと思っていましたが英語圏のほうが多かったというのも意外でした。
持っていた印象が日本のTechコミュニティからDevRelを知ったのでおそらくそのギャップが出てきていると思います。DevRelの認知度って国とか地域によってレベルが違うことがまず1つ思ったことです。
次にはじめる前と今でDevRelに関することで違うと思ったのが、DevRelってエンドユーザー=デべロッパーの人たちと同じデベロッパーとして同じバックグラウンドとしてアプローチするものだと認識していましたが、実際にはそれだけじゃなくてStoryBlockを採用するデジションメーカー、トップの人や、編集者などのエンジニア以外のユーザーに対しても話をしていかないのでプロダクトの見せ方を切り替えないといけないというのが意外でした。
入社する前には思っていなかったのが営業のチームと結構密に連携をとってプロダクトの内容、機能や効果を見せるデモをやっているんですが、そういう仕事もDevRelの活動のひとつなんだというのが意外でした。全然そういう仕事があると想定していなかったですし、ユーザーやプロダクトの採用決定権を持っている人にもアプローチをしていかないといけないので、それを習得するのに苦労しました。それがひとつ考え方が変わった部分ですね。
中津川さん:情報量の話で言うと、もともとシリコンバレーのスタートアップで色々やっている会社が多くて、そういう会社が英語で発信しますし、ヨーロッパでも英語で発信するのがあたり前なので日本語と英語の情報量というのはどんどん開いているというのは感じるところはあります。探しやすさで言うと今後も英語のほうが探しやすくなる気がします。日本は日本で技術書典とか「もくもく会」のような独自の文化圏みたいなものがあるので、そのあたりが英語では探しにくい・・・日本にマッチしたDevRelというのもあるかなと思います。
デジションメーカーに関して言うと日本はむしろそこが得意としているところかもしれないですよね。
有彩さん:そうなんですね。個人的に気になりました。はDevRelの方が決定権のある上層部の方にアプローチをすることに関して経験を持っている方が多いというのがすごく気になります。
新しく入ってくる人が、ウチの場合は最初に誰もが苦戦するトレーニングというのがそこなんです。いちばん時間をかける部分でもあるし、方向性は足並みをそろえていってほしい部分でもあるんですが、一方で個人個人のスキルにも託されている部分が多いので、その点に関してはすごく気になりました。
中津川さん:欧米の会社のほうがオンボーディングの部分を個人のポテンシャルだけに頼らないで、ナレッジを教え込むというのがしっかりやられるのですが、逆に日本の場合の方がその人のキャリアとかに左右される部分があったりするので、エンプラ系やデジションメーカーに攻め入りたいとしたら、そういうバックグラウンドの人を雇用するという形で対応されることが多いと思います。
有彩さん:なるほど、勉強になります
中津川さん:有彩さんが色々なことを経験されて約2年位になりますが
有彩さん:まだです(笑)去年の6月なので・・・1年と1〜2ヶ月ぐらいなんで・・・
中津川さん:その期間の間に色々経験されているので、考えが変わってくる部分も色々あるかと思いますが・・・やっぱり経験が豊富だと面白い話が色々聞けて楽しいですね。ありがとうございます。

中津川さん:DevRelのキャリアというのはなかなか先駆者が居ないというか、中々先が見えづらいものもあるかと思いますが、ぜひ皆さん自信が道を切り開いていただきたいという思いがあります。


もっと改善したい・挑戦したいことはありますか?

河又さん:挑戦に関しては当面はオフラインイベントだと思います。Forkwelライブラリシリーズというのを僕の企画でやっていて、いろんな書籍をとりあげて・・・スポンサーがつくとその題材の書籍を参加者してくださったエンジニアの方に配ったり、プレゼントを企画しているのですが、そういうのもガンガン数を回していきたいなぁと思ってはいます。
改善になるのですがもっと数を増やして運用体制の効率化であるとか、企画の数を増やして・・・企画20本くらい出せば3本くらいは通ると思うので、そのテンションでやっていけたらとすごく思います。
あとは挑戦の部類になると思うのですが、いままでやってきたコンテンツをまとめて書籍化したりして、今まで創出した知見や学びをもっと色んな人に届けられたらいいと思います。
次のイベントはオライリーの「システム運用アンチパターン」を題材にするのですが・・・・このシリーズはイベントやるたびに自分で本を買っているのですが・・・書籍関連イベントをもっとガンガンやっていきたいと思って(運営で翔泳社の)近藤さんと仲良くしていければと思います。
中津川さん:ぜひそれはコンタクトを取ってください。ちなみに先程オフラインイベントをやりたいと仰ってましたが、単純にオフラインでやるだけならコストの割には普通のイベントになってしまうと思うのですが、河又さんが考える最強のオフラインイベントというのはどんな感じですか?
河又さん:いろんなエンジニアが来られると思うのですが、ミドルくらいで「次のキャリアどうしよう」「これからどういう道に進めばいいんだろう」と言った悩みを抱えているようなエンジニアの方にとって、その場での出会いだったり、あこがれのエンジニアの方と一言二言でも言葉をかわすことが出来る機会みたいのが出来て、そういった小さなヒントから次のキャリアに対して勇気づけられたという声が出てくるようなイベントに出来たらいいかなと思います。
中津川さん:私事ではありますが、このDevRelJapanカンファレンスというのを運営していて、DevRelConTokyoというカンファレンスもやっていて、ここで「Jobボード」をかけるようになっているのがあるのですが、そこにTwillioの人が書いて、それを見た人がそれでツイートしたら今Twillioジャパンのエバンジェリストになっているというのがあって・・・・カンファレンスの中で知り合って、その人のキャリアがよりいいものにつながるのは、やっぱりオフラインならではというか、そういうコミュニケーションを作れるところは楽しいですよね。
河又さん:キャリアもそうですし、開発者の皆さんの明日のエンジニアリングがより良くできたらとおもいます。
中津川さん:そんなイベントが開けるととても楽しいですよね
河又さん:めちゃめちゃやりたいですね

鶴田さん:我々もオフラインイベントやっていきたいですね。オフラインのほうがコネクションも繋がりが強いですし、響き方も全然違っていて、RubyとかiOSとかAndroidなどの実際言語系、開発系のカンファレンスはオフラインで来月から始まっていて、僕も実際来月登壇しますし、メンバーは三重県の方に出張いったりとかするので、活発に出来るのかなと思っているのが今年、来年やりたいです。
もうひとつ挑戦したいのは、DevRelのKPIをもう少し事業にコミットするようにしていきたいというのがやっぱりあります。続けていくのが大事ではあるのですが、続けていく先にあるなにかにコミットしていきたいというのが本音としてはありますし、やっている以上は結果を出したほうが仕事としても楽しいと思うので、そのへんももう少しメンバーと今までやってきたことを見て考えれたらいいよねという話はしています。
中津川さん:ちなみに鶴田さんが事業にコミットできそうな部分というのはDevRelの中でなにか感じている部分はありますか?
鶴田さん:これがなかなか難しくて、私達はどちらかというと採用職の強いDevRelなので、凄く寄与するということであれば僕自身が現役の技術者としてブログを書いて登壇するというのが一番「DevRelしながらエンジニア」という説得力のあるやり方と一番思っています。
中津川さん:兼業でエンジニア職とDevRel職を両輪で回していくみたいな感じですかね。
鶴田さん;そうですね
中津川さん:そういったDevRelをやっている会社さんも結構あっりますが、ただ両輪の難しさというか、プロジェクトが忙しくなってしまうと、どうしてもエンジニアのほうが回転が早くなってしまってなかなか登壇のプレゼン資料を作ったりするのが難しくなったりするのですが、鶴田さん、なにかバランスを取るやりかたはありますか?
鶴田さん:ぜんぜん答えにはなっていないですが、慣れと言うか、プロジェクトで開発しているときは開発をしてて、空き時間が出来たら執筆して、タスクが進んだらそっちに戻って・・・みたいに交互にやっているので、何が正解かと言うより僕達は僕達でこのやり方に慣れてしまっていて、それで進めているので・・・・
中津川さん:その意味ではトライアンドエラーを繰り返していった結果、今のやり方に落ち着いたという感じですかね。
鶴田さん;そうですね、おっしゃる通りで・・・本当に、手探りの状態で今があるといった形ですかね。
中津川さん:各社さん自分たちに合わせたDevRelを作っていかなきゃいけないということですかね。
鶴田さん:そうですね、そういう文化形成ができるのが凄くいいかなと思いますね。

有彩さん:個人的に挑戦したいことと、あとは会社規模で挑戦したいことがあります。
個人的にはこれまでは技術を紹介するスピーカーが十八番になってしまっているので、そこから抜け出して登壇力を次のレベルに持っていきたいですね。やっぱりプロダクトを紹介する事って新しく入ってきたDevRelのメンバーでも出来ることですし、そこから次のステップに行かないと「おっ」と目を向けてもらえ無いかなと思うんです。結構いろんなカンファレンスをオフラインで観る機会が増え、オフラインでしか出来ないパフォーマンスをたくさん見せてもらいましたが・・・その中で次のさらに次のレベルの人ですが、「エンジニアあるある」みたいな感じの曲をバンドを組んで出してヒットしている人もいるんですよ。彼が登場するときはもう「これライブかな」みたいな感じのイントロで登場して、最後の締め局で終わるみたいな演出で、なおかつ技術の部分はしっかりおさえてて・・・みたいな人も居たりするので、そこまで私はエンターテイメント性はないのですが、そこを私なりの方法で次のレベル・・・ちょっと他のスピーカーと違うけど、技術はしっかり抑えていてプロダクトを使ってみたいと思ってもらえるようなスピーカーとして成長していきたいと思ってます。
企業レベルで言うと、StoryBlockというプロダクト自体がまだ日本市場に全然知られていないので・・・プロダクト自体はオーストリア発祥なので。ヨーロッパから市場参入していって、北米、南米と参入して中国とかも需要が高いので成功しているのですけど、日本はやっぱりまだまだと思います。
コンテンツもやっぱり日本語のソースがないのが敷居としては大きいと思ってますし・・・ツイートはたまに見かけますが、それに対してタイムリーに返事ができる人が社内では私しか居ないので、日本の市場は私一人の力量にかかってしまっているので、カンファレンスで忙しくなったりすると放置状態になってしまうので、もう少し日本市場に参入できる仲間を増やしたいと思っています。
それはDevRelだけではなくて、DevRelだけではなくてそういった営業とか広い部署とかパートナー提携とかマーケティングに関しても私以外にも日本の市場にアプローチが出来る人材確保、日本語でローカライズされたコンテンツ、発信というのが増えたら市場参入できると思ってます。これはやっぱり凄い長い目でみたプロセスになるので、そういったところから地道に改善をしていきたいと思っています。
中津川さん:そうですね、有彩さんは日本語が話せて欧米に住んでいて特殊ですが、マンパワーに依存するところが大きい職業と思うので第2第3の有彩さんを呼び込まないといけないかなと言う気がしますね。
有彩さん:そうですね。日本住まれている人材を必要としているのでこの機会に気になる方はお声がけいただければ喜んでお話させていただきたいです。

中西さん:まず改善したいことはTechブログの継続投稿に尽きるなと思っています。内定者時代には継続できていたものが入社してからTechブログを書く仕組みが属人的になってしまっていたことにより、本業のQAのしごとに集中したときにうまくディレクション出来ないということがあったので、この部分はもっと周囲の人を頼るという形で進めるというようにして改善しております。
もう一点改善したという部分はインセンティブみたいなところもうまく回らなかった原因と考えているので、ひとつの記事を執筆する5時間くらいの工数を捻出するので評価のところに外部への投稿やトラックレコードを入れていただくように調整して全員でそれを目標に頑張るというような形しました。それで自分の評価に繋がりますし、技術力の工場みたいなところで長期的に見て会社の価値として大きくなっていくのかなと思っているので・・・そこに組み込むうことでTechブログに関しても書いてくれる人が増えるんじゃないかと期待している状態です。
そこまで出来て鶴田さんがおっしゃったようにKPIみたいなところを出せるようにする必要があるのかなというのはあります。
その上で挑戦していきたいというところで言いますと個人とDevRelチームそれぞれがありまして、DevRelチームで言うと外部カンファレンスへの登壇であったり、自分たちでイベントを作って進めていくというのはぜひぜひやっていきたいなと思います。登壇に関しては自分だけではなくて「開発部のみんなも是非挑戦していこうよ」という形で推進していきたいと思いますし、イベントに関しては自分たちで作って外部の方を招いて価値のあるものが提供できたらと思っております。
自分自身で言いますと、やはりQAエンジニアということで、そこの分野で登壇していくことでより技術的な部分を注力して進めていきたいなと思っております。
中津川さん:ありがとうございます。Techブログ系は苦労している会社も多いので、中西さんなりに挑戦してもらってワンキャリアさんとしてのソリューションみたいなものが見つかったときにはぜひMeetupとかでまたシェアいただけると非常にためになるかなぁと思います。
中西さん:その時はぜひ登壇させていただければと私達もとても嬉しいです。
中津川さん:色々トライ・アンド・エラーしてもらって、うまくいったケース、うまく行かなかったケースを是非お話いただけると・・・多分凄い聞きたい方はいらっしゃると思うんですけど、なかなかそういう情報は表に出てこないので、Techブログでそういう記事を書いていただけると非常にありがたがる方も多いと思いますね。
中西さん:ありがとうございます。それでいうとちょうど今日話したような内容を8月に記事として投稿しようと言う形で進んでいますので、もし興味ある人が居ましたら読んでいただけるとありがたいです。


感想

90分のパネルディスカッションは内容が濃くて、それなりに要約したのになんと1万7千文字になってしうまいました。地位上に記事の5〜6倍のボリュームでした。
1問1答だと思ったら、溢れる情熱のせいなのか5答も6答も答えているのには驚かされます。若い情熱っていいですね。
内容的にはみなさん若いのに戦略的と言うか、自分を客観的に見て、自分のキャリアを考えていて感心どころではなく、感動してしまいました。
年寄も負けちゃいられないですね。
元気をもらいました。





















































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