見出し画像

【爆速レポ】JAWS-UG初心者支部#55 LT大会

長いゴールデンウィークも終盤にかかった2023年5月6日のお昼から開催された「JAWS-UG初心者支部」のライトニングトーク大会を見つけたので、早速レポートしてみたいと思います。


オープニング・初心者支部 村瀬さん

今回のテーマは「AWS Summit Tokyo2023 思いの丈をぶつけ合うLT大会」だそうです。オープニングの第一声は運営の小谷さんからの第一声。
そこからすぐに村瀬さんにバトンタッチしてのJAWS-UGの紹介、初心者支部の紹介、今日の運営メンバーの紹介がられたあと、行動規範(期待されない行為など)についての説明がされました。

初心者支部の紹介

今日は7人の登壇者によるLTが予定されています。SliDoでの質問やTwitterの投稿、アンケートのお願いがされました。

タイムテーブル

Incident Manager触ってみた:コムコムさん

一番手は今回初参加のコムコムさん。AWS Summit Tokyoで学んだということでインシデント・マネージャーを使ってみた話が紹介されました。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/incident-manager/latest/userguide/what-is-incident-manager.html

今回AWS Summitに初参加だったそうで運用の事例を知ろうと「インシデントを起点に考えるシステム運用のユースケースをご紹介」というセッションを聞いてきました。

その中でIncident Managerの話をうけて衝撃を受けたそうです。

聞いたセッションの話

そこから戻って自分で検証してみた話が紹介されていました。実際にエラーを読み取って、対応を調べながら時間がかかってしましたが再検証をして再起動させることができたそうです。

検証の内容

検証をする中で勉強の必要なことを痛感しながらも、やろうと思えば検証をやってみる事ができることに気がついたそうです。また参考となるサイトが重質していることもわかったということです。

まとめ

Summitのセッションで聞いただけで、ここまで実践できる実行力と迅速さは素晴らしいの限りです。


GitHubとTerraformCloudを連携してみた:寺田卓矢さん

次の寺田さんの話はGitHubとTerraformCloudの連携の話でした。
まずはGitHubとGitHubとTerraformCloudの説明から入りました。

この2つを連携させることでCi/CDを簡単に実現させます。

GitHubとTerraformCloudの連携方法

オプションとしてCLI利用の注意点などが説明されたあと実現したワークフローの紹介がされました。

CI/CDワークフロー

これを実際にやったプロセスを実際のコードや画面サンプルを順に紹介しながら、注意スべきポイントや有効さを説明されました。

手順の一部

実際にやってみたら発生した「State importエラー」からの対策の解説がされました。

まとめ

Terraformは自由度は少ないものの、いい意味での制約がされるのでチームで継続的に使うには有効という話でした。CI/CDはこれから取り組むので非常に参考になりました。みんな苦労しているみたいでたくさん質問が出ていました。

<資料です>


AWS担当者からエグゼクティブミーティングをしたいと言われたら:中村俊矢さん

3番手のLTは沖縄から参加の中村さん。中村さんもJAWS-UGでは初LTだそうです。エグゼクティブミーティングのお話です。
AWS Summit Tokyoは良い機会なのでエグゼクティブミーティングをしませんかと誘われたので実際にやってみたお話です。基本的に企業の偉い人とAWSの偉い人とのコネクションの場だそうです。

エグゼクティブミーティングのメリット

最大のデメリットは会場での自由が全くなくなることで、キーノートでは囲まれての参加ですし、ブースもずっと偉い人たちとAWS担当者と一緒に回ったそうです。
その後は隣のホテルでのランチミーティングになったそうですが、色々相談をできたそうです。2日めは開放されて自由を満喫したそうです。

最後にエグゼクティブミーティングの注意についてです。AWS側は全員スーツなので着るものは注意すること。参加者のバランス、事前の情報共有が大事ということでした。

事前準備は共有

せっかくのエグゼクティブミーティングは自社役員に対するアピールにもなりチャンスですので、有効に活用しましょうとのことでした。

さいごに

もしかしたら、来年以降んびはそんな事態になるかもしれないので素晴らしい情報でした。

Systems Managerで運用環境に適用できるか検証してみた:佐藤竜也さん

4番手はアイレットの佐藤さん。佐藤さんも初LTだそうです。内容はSystems Managerが運用環境に適用できるか検証してみた話です。コムコムさん同様「インシデントを起点に考えるシステム運用のユースケースをご紹介」からの紹介です。
トラブルシューティングで使えるAWSサービスとしてSystems Managerが紹介されていました。

Systems ManagerはAWSサービスのサーバ構成の各種設定、管理、自動化ができるものです、必要な設定は「SSMエージェントのインストール」「Html接続が可能」「デフォルトのホスト管理設定:有効化」3つだけだそうです

SSM各種サービスを利用するための必要な設定

ここから各サービスの具体的な使用法に入りました。トラブルシューティングのどのあたりで使えるか、運用の効率に役立つものは・・・という具体的な紹介がされました。
しかも紹介されたものは無料である程度使えるそうです。

機能説明の一部

そこから実際に検証した結果の紹介に入りました。具体的に検証した結果を見ることで具体的なイメージがつかめます。

SessionManagerは必須でログ監視から暫定対応、分析までの運用管理ができてAWSの無料枠でも実現できるものも多いので、そこから手を付ける法が良いとのことでした。

まとめ

<資料です>


DeepRacerで何とかコース一周を目指す:松本祐樹さん

次は松本さんです。(松本さんも初LT、Summitのオフラインも初めて)テーマは機械学習は苦手なのに、それでもDeepRacerにチャレンジしようとハンズオンにも参加した報告です。

DeepRacerの説明

ハンズオンでは実は実機は使わずモデルを作るところまでです。事前準備で重要なのはこちらの動画を見ることです。


ハンズオンはモデルを作るのですが、モデルを作ると課金がされるので終わったらちゃんと消しておくことが題しだそうです。モデルを作ったらバーチャルな環境でテストコースを走らせます。でもハンズオン中ではコースアウトしっぱなしだったそうです。

そこで帰ってからもモデルをチューニングした結果3週回ることができました。Summitでは実際にレースが行われ優勝タイムが7秒でしたが、22秒かかってしまったそうです。

ハイパーパラメーターと報酬関数

タイムを縮める改善のためには機械学習の勉強が必要で、これを楽しく学習する方法がDeepRacerだそうです。


AWS Summitを戦略的に楽しむ方法:大島悠司さん

次の大島さんはAWS Summitの楽しみ方です。今回出展した中で回った経験をもとにした話です。

AWS Summitを知る

AWS Summitは日本最大の「AWSを学ぶイベント」
まずは早期の情報収集です。過去のイベントに登録していれば早期に案内が来ますのでセッションの先行登録をすることができます。JAMやDeepRacerなどの少人数セッションに参加するのには重要です。

早期の情報収集

セッション予約の際はマップも見て計画を立てることも大切です。移動時間も考慮して計画をしておくことが重要です。できることならマップは頭の中に入れておいたほうが良いとのことです。時間が惜しい場合は事前に軽食は買っておいたほうが良いということです。

マップを見て計画を立てる

幕張メッセへのアクセスも重要で都心からはかなり遠いのでホテル宿泊がメリットが有り、時間の節約や他のAWSユーザーとの交流ができるそうです。たしかに全国からの猛者も幕張に集まっていましたね。

セッションはこころのゆとりを

当日の注意点としては、先着でオリジナルクッションと弁当引換券がもらえます。認定者ラウンジで全冠者にはTシャツも先着で配られます。
あとセッションやEXPOは時間も持ち物にもゆとりを持って望みましょう。大きめのカバンを持っておくのがおすすめだそうです。

まとめ

来年こそ万難(会議をすべてぶっちぎって)を排して行きたいです。

<資料です>


2020年からAWSに触れたエンジニアの初Summit参加フィードバック:えかてりーなさん

ラストはこれまた初心者支部初参加のえかてりーなさん。初参加したAWS Summitのフィードバックです。JAMとGameDayに参加した内容が中心です。

JAMは楽しみながらチャレンジできるハンズオンでくじびきでチーム分けされて参加するそうです。14個のトラブルシューティングの課題が並べられていて、それをチームで解決していきます。簡単な問題から取り組んだ結果、後半失速したそうです。サンシャイン池崎さん登場での喧騒などの障害がありながらもAWS社員のやさしいフォローもあり無事に終わったそうです。ソロのRe:Inventと異なりチームでやるのは色々刺激になったとのことです。

2日目はGameDayは飛び入り参加、飛び入りの3人で突発チームで挑んだそうです。テーマは選べるのですが経験のないサービスにチャレンジしたそうでした。

AWS GameDay

勉強不足を痛感しましたが、本当にいい経験になったそうです。

基調講演とSWAG

そんな中でもしっかり見て回ったそうで、Amazon Bedrockなどは衝撃だったそうです。

基調講演など


クロージング

クロージングは村瀬さん。今回はSummitの話題が多く、来年こそは行きたくなりましたね。

アンケートのお願いなどがあり、すこし雑談がありイベントは終了しました。初心者支部は全国に散っているのでなかなか集まる機会はないのでSummitはいい機会ですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?