見出し画像

【イベントレポ】IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.91 (IoTLTラジオ)

今日は2022年9月14日に開催されたIoTLTの91回目。今回はIoTLTラジオと銘打ってのオンライン回です。予告を見るとヒーローズリーグの告知やMaker Fairなどなど面白そうな話題があって楽しみです。

<動画はこちら>

オープニング

IoTLT Vol91は「IoTLTラジオ」と銘打っていつもと違ったオープニングです。いつもはLT会なのですが、今回はLT募集できていなかったのに(実は募集が消されていたらしい)当日までなまあたたかく見送っていたためにLT+雑談(積みボード同様な感じ)で送るとのことです。たしかにconnpassの表示も変な感じで「大丈夫だろうか???」と思っていましたが・・・・でもそのへんがIoTLTらしさですね。

当日のオープニング

でも先日のMaker Faireの話もあるようなので、それはそれで楽しみです。

今日はいつものGoogleMeetsではなくGatherというオンライン会議ツールを使っての開催です。はじめて見ましたがちょっといい感じですね

Gatherの画面


IoTリアルピカチュウ作ろうぜ!:眞崎康平さん

一番手に指名されたのはB&B Labの社長の眞崎さんです。

のっけから注意事項が出てくるキケンなLTです。

注意事項

内容はあの「ピカチュウ」の必殺技「10万ボルト」をIoTで再現しようというものです。
ピカチュウのぬいぐるみに電極を埋め込むのですが、電圧が電圧だけに被覆の上からでも感電してしまう狂気の手術です。

Amazonで買った高電圧モジュール

高電圧モジュールはなんとAmazonで買えてしまうそうで、これを電池4本直列で電流を流し、MOS-FETを使ってESP32で制御する仕組みでIoT化したそうです。

高電圧モジュールをIoT化

高電圧による絶縁破壊や、高電圧ノイズによるマイコン暴走の対策などの安全策を取ってからの10万ボルト放電です。

最後は数々のアブナイ動画が紹介されました。


M5Stack CoreS3のじゆうけんきゅう:airpocketさん

次はairpocketさん。先日応募が終わったばっかりのスイッチサイエンスさんのコンテストで優勝賞品になっているM5Stack CoreS3(まだ未発売)の紹介がテーマです。

インカメラやステレオのマイク、距離センサーなどが付き、まるでスマホのような万能ぶりを示すマイコンです。

M5Stack coreS3

ネット上のさまざまな情報や動画を示しての説明のなかで、ライトやバイブレーションなど開発段階で実装されながらも省かれか数々の機能も紹介されました。

M5Stack core3の中身

そのほか工業用のレール規格に取り付けられたり、LEGOの穴があったり色の予想、次々にでてきそうなそのほかのM5シリーズの最新情報などなど、のびすけさんとの掛け合いをしながら、かなり詳しい解説が行われました。

まるいM5

急遽ブログにまとめていたものをLTにしたとのことですが、うまく整理されていてわかりやすい製品解説でした。


BLE(Bluetooth Low Energy)の闇(パート3):北崎さん

次はIoTLT放送部の北崎さん。SeeedさんのXIAO ESP32C3をベースにしたBLEの闇に迫るお話です。NT金沢のとき(#89)のお話の続きです。

過去の発表の青果物

前回はチップによりBLEのライブラリが違っているので、同じプロトコルでも注意しないといけないという話でしたが、今回のマイコンはライブラリが過去のものと同じもので、前回と同じ闇はなかったのですが、CPU速度が遅いという新たな闇に突き当たりました。速度(sleep)で調整して解決できましたという話でした。むしろ素は早すぎるようです。

成功したLチカ

Project Fuguの話をリバイバル的に:のびすけさん

LTラストののびすけさんはjavaScriot祭というイベントで以前登壇した「Project Fugu」というChromeのプロジェクトの話です。この話が少しバズったのでの紹介です。

Techfeed の記事

Project FuguはWebブラウザ上(javaScript)でネイティブアプリのようにH/Wのリソースにアクセスできるようにしようというグローバルなプロジェクトで(でもなぜか日本語の河豚)けっこう多くのAPIがまとめられています。

たとえばBluetoothや、HID(ヒューマン・インターフェース・デバイス)、やNSCなどにアクセスできるものなのが紹介されています。

HIDを操作するAPI

Fugu API Trackerにはコロナ禍から出てきたアイデアを含め次々に新しいAPIが提案されているようです。

なぜ名称が「河豚」なのかは「河豚は美味しいけど調理方法間違えると死んでしまう」ことから自戒を込めてこの名称にしているそうです。

IoTLTラジオ

ここからはIoTLTラジオの時間です。IoTLTラジオはSpotifyなどで不定期でテーマを決めて登壇者がわいわい話す形式で残しているイベントです。

Maker Faireのふりかえりダイジェスト

今回最初のテーマは先日に東京ビックサイトで行われた「Makers Faire」のふりかえりです。当日出展していた総統さんを中心にしたトークです。

総統が出展していたのは導電性のある布を使ったIoT作品のブースです。(D-01-04 Smart Clothing Labo)

総統の出展作品

Maker Faireの2日間の間に撮影された様々な写真をネタにいろいろな話をされてました。

2日めの入場待ちの行列

面白かったものとしては材料や機材の物々交換コーナーです。(でも出展者以外でなにか持って入場する人はいるのか不明)

物々交換コーナー

そのほか野良ハックチームのメンバーがやっていたたこ焼きシンセサイザーや古いGameBoyの筐体で音楽を奏でていた作品など・・・一説(MusicIoTLTの田中みそさん)によるとGameBoyの基盤を短絡させて音を鳴らすらしいです・・・ArduinoUNOだけで作ったエフェクターなども紹介されていました。

たこ焼きシンセサイザー

昔総統も取り組んでいたというミシンHackやビジュアルプログラミングIoTLTの豊田さんも参加していたCoder道場、そして総統のいたブースの紹介もされていました。なかなかネタは尽きません。股間が楽器になる紹介動画はなかなかおもしろいです。総統の出展は痴漢防止デバイスでした。

股間を楽器にする動画

自分で作る人達の目の付け所で見たコメントは凄く面白いですね。

神奈川大学の展示

今年の特徴としては学生の展示が多く神奈川大学や千葉大学など多くの学校が作品や研究成果を展示していました。

さらにスポンサーのひとつであるCuboRexさんの翌週のイベントまで紹介されてました。

CuboRexさんのイベント

なかなかネタは尽きません

積みボード選手権!!

Gatherのようす

前回の積みボード選手権から半年が経ち、そろそろ罪ボードも溜まっているかというところでの開催です。

一番手の積みボードトークはムトウさんの年度末セールで買った凄く小さなデバイス「Tomu」とAIDのボードの話でではじまりました。CircuitPythonの話で盛り上がったスタートです。

Tomuの公式ページ

そこから田中みそさんのM5系の話からairpocketさんのcoreS3のカメラの話になり、そこからnorippyさんがいる中国のデバイスのお話になりました。
3Dスキャンを正確にするためのスプレーが中国ではものすごく高額なので現像液で代用する話、最近半導体が高いので最近、メカ系に移ろうかという話から、中国で見た新しい怪しいボードなどなどおもしろそうな様々な事情が紹介されました。中国はある意味自由の国ですね。

ヒーローズリーグ作品募集中!

つぎはヒーローズリーグのひげだるまさん。なんとGatherをはしごしてきたそうです。
ヒーローズリーグでは他のコンテストで出品したものもprotopediaに作品を登録して申込みフォームに入力するだけなのでぜひ参加してくださいとのことでした。締切は11月14日です。


眞崎さんのM5Stack制作物紹介

次はairpocketさんのLT中に話が出た眞崎さんのM5Stackの作った物の話。

眞崎さんのボード(CADの画像)

これは実は水撒き用のバルブコントローラーだったそうです。

8つのバルブをコントロールする

そこから話は商用のCADの凄さの話や両面基板の話などに発展しました。

CADの画面

クロージング

今回のイベント運営ははじめてのやり方でしたが、LTの中や間のコメントと言うかやり取りも面白く、その流れでのラジオ部分も面白くなったので次回以降の回に反映させていこうかという事でした。まさにオフラインの頃の懇親会のようですね。
あとのびすけさんがFacebookグループからリジェクトされている問題があるので登壇立候補はTwitterもありだそうです。

Gather画面も自戒は進化するかも

オンライン会場もspatialchatの無料枠が小さくなってしまったのでしばらくはGatherで行くそうです。


<IoTLT>

業界初 IoT縛りの勉強会・LT会です

はじめての方へ

色々なイベントが開催されていて、vol○○という数字になってますが特に連続性のあるイベントではないので安心してご参加ください!

IoTやモノづくりを始めるきっかけになればと思っています。

毎回半分くらいが初参加者です。


Youtubeチャンネル(登録お願いします)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?