【爆速レポ】WinActorを活用する前に 『知っておいたほうがより良い』7つのこと~RPACommunity
今日はRPACommunityのWinActor支部のイベントです。今回のテーマは「WinActorを活用する前に 『知っておいたほうがより良い』7つのこと」という興味深いテーマ。しかも事前にTwitterでUiPathMVPのはなっちさんの「WinActor以外にも使える」というコメントもあり大注目のイベントです。早速レポートしてみたいと思います。
〈動画〉
オープニング
オープニングはらむださんのいつもの第一声から!!元気よくスタートです。今日のテーマはWinActor導入前に知っておきたい7つのことです!!
そこからMitzさんのイベント説明です。今日の講師はヒューマンリソシアの生賀さんです。
いつもの参加者属性のグラフです。今日はベテランな人が多いのですが、改めて初心に帰りたいのでしょうか??
今日はMentiMeterも賑やかになっています。
WinActor講師をやる上で知っておけば良かったこと:ヒューマンリソシア生賀さん
そこからはWinActorを導入する時に注意すべき7つのことというテーマで新規導入だけでなく他部門への展開などにも使えるテーマです。
今日は推進者が現場の人に何を注意すればよいかという観点の話です。
WinActor素人のリアルな声
業務効率化自体に興味がないケース、WinActorに興味がないケース、WinActorに興味があるケースなどいろいろな立場の人の声について紹介されました。
3人に共通しているのはWinActorは「ほとんど知られていなかった」なので誤解を解くためには「知る」きっかけが大事ということです。
変数とは?〜伝え方のコツ〜
変数について覚えること2つを丸暗記する
・変数は値を格納しておくための箱
・その箱には値は1つしか入らない
日常生活で使用している変数の例
・カーナビや路線検索の「目的地」のようなもの
・行き先は使うたびに上書きされて入れ替わる
変数のメリット
・異なるアプリケーションの中で同じ値を扱うことが可能
EXCEL⇒システム・・・など
シンプルに説明し具体例を上げメリットを示すのが大切です。
ファイルパスとは〜伝え方のコツ〜
ファイルパスはPC上の住所
ファイルパスの構成
ファイルパス使用時の注意点
・ファイルの名前を変えたらダメ
・ファイルの場所を変えたらダメ
・・・WinActorを使う人はファイルパスの理解が必要
上手くいっている会社に共通していること
推進者が工夫をしているところ
・勉強会の実施をしてWinActorを正しく知ってもらう
RPAとは何か?何が自動化できるの?親和性の高い事
・社内業務のシナリオファイルを作成し、マニュアルを作成した
架空の業務ではなく実業務で使えるものを使用して教材にした
ちょっとしたコツを盛り込んであげる
・Tipsにテーブル、関数、PowerQuery等を盛り込む
WinActorだけでなくその他の知識も伝える
・自動化したい業務の募集の仕方を工夫
面倒な業務、無駄な業務、やめたい業務がないですか?
良い推進者が工夫しているのは、社内浸透、学ぶ環境づくり、対象業務の募集方法が多いそうです
データは自動更新しよう
テーブル、関数、PowerQueryなどを使ってデータを予め仕込んでおく。WinActorにわたす前にデータ加工をしておく。
テンプレートファイルに関数やピポットテーブル仕込んでおいて、そこにデータをコピーして貼り付けることで、あらかじめ加工しておくと確実に安定して動きます。
なんでもかんでもRPAにやらせなくても・・・ということです。
魔法の言葉「やめる・へらす・かえる」
WinActorは業務改善のためのツールで業務プロセスを見直すコツは「やめる・へらす・かえる」
業務プロセスを見直してからシナリオを作ることが大切です。
シナリオを作る上で大切なこと
業務プロセスを見直す前に必要なこと
・ITの基礎知識を身につける
知っている必要がある。知っていればアイデアの源泉
ITの基礎知識のある人にWinActorの研修を受講してもらうと効果的
知るきっかけを作る
・自社でセミナーや研修、動画、書籍・・・覗いてみてもらう
お伝えしたかったこと
自発的に「知る」
受動的に「知る」・・・・きっかけづくり
IT基礎知識の研修もあります
Q&Aコーナー
そこからたまいさんを加えてのMentiMaterの感想や質問からの話題を拾っての談話コーナーです。
今回はWinActorの技術的な質問よりも、登壇者への質問とかWinActorの良いところ、おすすめのところに関する質問が多かったです。
やはりユーザーフレンドリーが大事なポイントですね。
RPA選びは実際に使ってみて使いやすいものが良いですね。
WinActorの技術者でどこまでできれば中級、どのレベルなら初級、上級みたいなのありますか?
初級:チュートリアル終了
中級:1本シナリオを業務に即したもの
上級:橋本名人レベル
WinActor_Ver7.4を使用していますが、Office365の相性が悪いようで、 Excelを起動させるところで、スクリプトエラーになることがあります。 何か情報がありますか?
OneDriveとの連携あたり・・・ですかね
ローカルのファイルではあまり引っかからなさそうですね
外側に出せるなら出してみてください ・・・おそらく
365との相性問題に悩んでいる人多いですね
情報求めています
辞める、減らす、帰る...
らむださんはカナで書いているそうです
いろんなとらえかたありますね
首都圏ではもうさすがに「仕事奪われる」って声は聞こえないと思うのですが、地方ではまだまだリアルってことですか??ビックリ
学生のみなさんもそういう危惧をしているそうです
そういう誤解を受けているケースはあるようですね
断片的に情報を拾って誤解されている方は居るようです
WinActorを営業するコツを聞きたいw
お客様のお困り事があって、それに対して説明することです
「正しく知る」と「広く知る」が大事かなって思ってます。つまり「WinActorを知る」の後に「他のツールも知る」が必須かなと。まぁそしてWinActorが選ばれない可能性もありますが、それは顧客にとっては成功に繋がることですので。「WinActorを知る」だけに留めさせる営業はちょっと怖いですよね。ってこの考えどう思いますか?
らむださんの経験では、判断が自分でできるのであれば自分で試すことですね
他のツールも組み合わせてる買うのが一番強い
ファイルパスを変えちゃダメですよ、の教育と併せて、変えられない仕組み(そういう業務の仕方)も大事かなとさいきん思い始めました。それが一番かなと
おしゃるとおりですね
言ってもどうしても起きちゃいますね
ワイルドカード的な作りにする対策もありますね
らむだ氏の例、同意。業務担当にはRPAってなに?WinActorってなに?何ができるの?に留めて、「これはダメ」は伝えずに、ワクワクだけに留めて専門部署が技術面を加味して作成の方が上手く行く気がする。
このバランスは難しいですね。ワクワク感は大事ですけどとんでもない要求が来るのも・・・・・
案件をなるべく簡単に出してもらうように意識しているそうです
「正しく知ってもらう」って工程では、機械的な事例じゃなく期待感や未来感やわくわく感も持たせながら知ってもらうが大事かなと思いますが、そういう観点でお話していることってありますでしょうか?
ワクワクをしてもらいつつ、出来ないことも伝える
①まずはWinActorを通じて色々な簡単な自動化や仕組みに触れて社員のITリテラシーを上げる②そして本格導入してDXに向かう。みたいな流れにしたいんですよねぇ。まぁだからこそ①は無償版が無いと難しいのですが。 |д゚)チラ
できれば無償版ほしいですね
にゃんことかけてWinActorととく。そのこころは?
キャット驚く学びがあります
猫はかまいすぎると噛まれます
WinActorもハマりすぎると複雑になりすぎます
でもRPA推進者とか開発者って「やめる」「へらす」せずに「なんでもRPA化」を推進しようとする人ばかりですよ、実際。だってそれが評価に繋がるし、それが楽しいから。こういう人ばかりだと感じてます。ビジネス視点でしっかり「やめる」「へらす」が判断できるのはRPA推進者には無理だと感じてます。
たしかにRPA推進者には難しいと思います。
これは各部署の長がしっかり判断することです
そこに向けていくのがRPA推進者の仕事かと・・・
WinActorをきっかけにその業務をやめるのもアリです
ピボットテーブルにしてもマクロにしても、普通に使える様になれば、その時点でまずWinActorとかRPA製品に頼らずに、先に今使ってるExcelでもなんでもITツールを使って業務改善が良いかなと思ってます。そしてHumanさんも同じ考えかなと思ってます。(研修受けたことあります✨)
WinActorで全部作ると長くなったりしますので、できるところはEXCELでやってしまうのでも自動化としてはいいのでは
「ではたまいさんひとことどうぞ」 雑な振りで素敵w
猫の日にちなんだWinActor話も聞きたいです
どちらもとてもかわいいでしょう
生賀先生が研修より饒舌に話していたこと ⇒8つ目に知っておいたほうが良いこと
さすがです
無償版、らむださん期待してるよ!アンバサダーでしょ!期待してるよ!
がんばります
病める、、、はダメですね
ネガティブすぎです
辞めるときはRPACommunityに来て吐き出してください
RPAを比較検討・検証する際のポイントは、お酒のつまみになるかどうかです。コミュニティで話題にしながら、お酒が飲める。WinActorは最高ですね。ハイボールに乾杯!
良い視点ですね
たまいさんらむださんの好きなライブラリ、不要なライブラリも
配列Loveです
使いこなせていないのはありますが不要なのはないです
使えるのに使えてないのもありますね
ラムダさんはテーブルスクレイピングが好きだけどあまり使えていないそうです。
最後は生賀さん、NTTアドバンステクノロジ社にひとこと!あと、上司にひと言!さぁどうぞ!
ATさんにはあります・・・・いろいろありますね
クロージング
今日は質問に全部答えて終了です!
今回は深い質問が多かったようです
最後は記念撮影して終了です
次はXPathの回です
<RPACommunity>
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