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【イベントレポ】IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.82 @Youtube

2021年12月21日IoTについてのコミュニティIoTLTの今年最後のイベントがYoutubeLIVEで開催されました。リアルタイムの爆速tレポートとはなりませんでしたが早速レポートしてみたいと思います。


オープニング

のびすけさんの乾杯の挨拶からのイベントスタート。IoT縛りのLT大会で今回もIoTLT放送部さんの配信で行います。まずはイベントの説明です。7年前から開催して多数のスピンアウト企画もありconnpassの登録者数は1万人を超えています。1月にはクルマIoTLTも開催します。
今日はLT多めです。


IoTLT放送部スポンサーLT【0:19:00〜】

北崎さんのLTはスピンオフのキャンプIoTLTの報告からです。
ピザ焼きやドローン撮影やサウナなど色々やりました。
次回はVIASSOさんでの開催で冬か春に開催予定です。

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あと放送部の活動報告がIoTLTのアドベントカレンダーの15日目にアップしています。

放送部の活動報告

録画時間が一番多いのは2019年でしたが視聴数は少なく2020年と2021年はほぼ同じくらいの時間と視聴数でした。ちょうど1年前のVol70でハイブリッド開催が行われたりもしました。

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配信周りでは新機材の導入などを色々しています。配信障害の対応のために別ルートの配信もできるようにしています。
最近はAmg8833というサーモセンサーを試したり、プロとアウトスタジオでクラウドファンディングのサポートをしています。

そしていよいよ猫の日(2月22日)にねこIoTLTの開催です。

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さいごに最後に宣伝です。


蓋を閉める:ひげだるまさん【0:25:00〜】

LT1本目はヒーローズリーグのひげだるまさんです。ヒーローズ・リーグ2021は無事に終了しました。樹叢作品ももう介されてますので見に来てください

LT本題

IoTのチャレンジはLチカから始まってブレッドボード、ユニバーサル基板へと移行する流れになるのですが、だいたいこのあたりで止まってしまうということで、今年の目標は「自作基板」

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具体的には昨年作った「29時間時計」をきれいに作ることにチャレンジしました。
まずはKiCADで設計してPCBgogoに出すことにしまし、筐体は今後3Dプリンターを使用することを考えfusion360で設計し、知り合いのコワーキングスペーズでレーザーカッターを使って作成しました。

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組み立てみて、見えてない部分、接着では蓋を締めたら最後直せない・・などが判明し再設計をしました。

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今度は取り外し可能になりました。

ちゃんと蓋が閉まるところまでがものづくりです

試行錯誤が楽しそうなLTでした!


おもちゃの踏切カンカン:ikeuchiさん【0:33:00〜】

音響機器のメーカーで製品開発をしているikeuchiさんのLTは「踏切」がテーマです。

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京都鉄道博物館内にある踏切を見て思いつき、M5Stackを利用しておもちゃの踏切を作った話です。リモコンでの開閉だけではなく、電車が近づいたら閉める仕組みを作ってみました。


IoT関連Tips :勝 純一さん【0;33:00〜】

一年以上ぶりのLTの勝さんのLTは今年色々作った中でのTipsの紹介です。

作っているのはこういう構成です。

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SwithBot安くて面白い
Bluetoothでラスパイと通信でき、ドアの開閉センサーやカーテンを開閉したりするロボットを安く作れます。APIも公開されています。

Arduinoのライブラリが豊富
SeeedGroveのモジュールが扱いやすかったり、フィルタのライブラリがいろいろあって面白いです。

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EdgeImpulseでマイコンの機械学習

マイコン向けの機械学習のサービス。マイコンからPCを介してクラウドで学習データを作れます。

reTerminalとNode-RED Dashboardが良い

reTerminalはセンサーとタッチパネルディスプレイ内臓のラズパイです。Node-RED Dashboardとの相性が良いです

最近いじっているおもちゃ

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Qiitaにも記事書いてます


オンライン・ハンズオンセミナーを開催しました(本当にあった怖いトラブル):稲玉繁樹さん【0:47;00】

「社長室にCEO専用の作業台を据え付ける会社」でバズった会社に所属する稲玉さんのLTはハンズオンセミナーで体験した怖い話です。伊勢エビのIoT化とかしいたけのIoT化とかをやっている人です。

受託した三重県主催のセミナーのお話です。教材を届けて90フン二コマで行って成果発表をするというハンズオンセミナーです。

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趣向者の様子がわからない完全オンラインでしたので恐ろしいトラブルが続出しました。

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・Web会議に入れません〜セミナー中に講師への電話
・教材がインストールできません〜WindowsにMac版を
・サンプルファイルが開けません〜謎PCのトラブル
・Chromeが落ちる〜講師はいろいろ立ち上げすぎる

オンラインセミナーをスムーズに進めるためのTips

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・手元カメラはすごく良い
・サブチャンネルとサポート部隊は別に用意
・Discodeに掲示板を作ってフォロー
・追加インストールとか、何もさせない。
・独り言プログラミング

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セミナーはもう一回あります。ゲスト出演者を募集中です。

M5Stack Core2とAlexaでインターフォンに自動で対応してくれるIoTデバイスを作りたかった話:松本勇太さん【0:53:00〜】

滋賀県在住の松本さんのエンジニア3年生のLTは滋賀の新居で使に仕掛けるオートロックを解除する自動デバイスを作ろうとした話です。

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M5Stackを始め合計1万円くらいの機材をそろえたそうです。記事も公開しています。

PlatformIO上での開発です。いろいろ気に入ったところがあるとのことです。

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サンプルコードをコピペしてサーボモータを動かすコードを書き、動かしました。OTAという仕組みを使って無線化し、Alexaデバイス化(Alexaを騙す)をしました。・・・で動かすことができました。

しかし
・壁に貼り付けたが両面テープでは重さに耐えきれなかった
・サーボモーターの固定が甘くて浮いてしまった
の課題が残りました


ずぼらパパママ用 日本一簡単操作のフォトアルバム『のこるん』:沖中 優宣【1:03:00〜】

大手スーパー勤務でプロとアウトスタジオの学生、そしてIoT初参加の沖中さんのLTは産後鬱で家族がバラバラに生活していた経験から思い出を全自動でアルバム化する事を目指した取り組みです。

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現実的なところで、まずは普段使っているLINEを使って楽に投稿できて見返しやすい仕組みを考えました。3タップで操作が完了します。これで「意識高い系」のサービスとの差別化を図ります。

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実装はこんな感じです。

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今はスマホでは見にくいので、これをWebアプリ化して見やすく改善するそうです。今後クラウドファウンディングにもチャレンジする予定です。

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鼻のピクピクをインターフェースにしてみた:みやぎしだいきさん【1:17:00〜】

企業向けIaaSの企業に務めるIoTLT初参加のみやぎしさんのLTは先月つくったヒーローズリーグに出品した作品の話です。

みやぎしさんが得意な鼻のピクピクを曲げセンサーを利用して入力することでLチカをする作品です。鼻しか使わないのでポケットに手を突っ込んでいても操作できます。

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その気になれば鼻一つでクラウド上にインスタンスを100台デプロイなんてことも可能です。

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「地方創生ハッカソン in 福井」に参加したよ:武村達也さん【1:27:51〜】

広島在住の武村さんはハッカソンに参加した話です。ウフルさん主催でラズパイとグローブパイ、Kintoneが使えるいたれりつくせりのハッカソンでした。

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ハッカソンのテーアは「一乗谷の戦国武将朝倉氏の遺跡における観光遊性の向上」です。フィールドワークしてアイデアソンをして考えました。その中で取り組んだのは駐車場の空き状況の可視化でした。

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道具が揃っているので、比較的簡単にできました。ジョイゾーさんからJoboco賞をいただきました。

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なぜ広島の人が福井のハッカソンに参加したのかはウフルさんとの縁で長野のハッカソンや広島でかやった草刈りゲームの制作に参加した事で、これは「ハッカソンツーリズム」なのでは?とのことでした。

こんどは鹿児島だそうです

今日のLTの内容はQiitaの記事にあります


PC業務すらままならない野球人がおくる!プログラミングへの挑戦日記:エガシラヨウスケさん【1:34:0011〜】

野球一筋で生きてきて最近イオンに就職したエガシラさんのLTは結婚を期に野球をやめてから新しい職場でチャレンジしたITの取り組みの紹介です。
行動履歴を記録したり顔の映像でストレスチェックをしたりと様々なチャレンジをしています。

何とハッカソンにもチャレンジしています。

現在さらに勉強中でクラウドファウンディングにもチャレンジするそうです。野球の打撃スィングに関するテーマだそうです。

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VRを使って最適な打撃練習ができるようにunityとOculus Questを使ったシステムを考えているそうです。

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初チャレンジでQiitaの記事まで・・・急成長ですね。でも課題感がある人のほうが良い取り組みができそうですね


IoTで副業したいときの注意点のおはなし:bigbenさん【1:43:00〜】

石川県在住で個人事業主エンジニアとしてマイコンを使った製品を作っているbigbenさんのLTは副業の注意点のお話です。

見積もりと工数計上はきちんとやったほうが良い

・副業のときでも工数の記録はきっちりとる

仕様策定は急ぎでも綿密にやったほうが良い
・ハードに詳しくない人が多い
・顧客が想定した仕様が実際にできない事も多い
 電流や電圧に注意

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→実際の仕事開始までは思ったよりも時間がかかる
 本職と別にする場合は負担がかかります。


ブラウザのAPIでカメラを使った検出処理:豊田陽介さん【1:50:00〜】

いつもの豊田さんの今季あのテーマはブラウザのAPIの話です。

Barcode Detection API
いろんなバーコードに対応しています

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9月ごろブログ記事を参考に試してみました。

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バーコード以外にも顔やテキストを検出することもできますがフラグの有効化が必要だそうです。

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そのほかカメラ繋がりで気になったものとしてPan/Tilt support for Camera 【getUserMedia()】やWebXR Plane Detection API(オリジントライアル)が紹介されていました。


SCらTCHを用いたジュニアプログラミング講座〜垂直な壁を走り回るプチロボット:関口さん【1:55:00〜】

グーグル・ホーマーさんの学生さんの関口さんのLTは10月に八戸工業大学で開催した講座への参加報告です。

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講座で使用したのはSCRATCHとmicro:bitです。

講座の目標は「プチロボットの走行プログラムを組み立て、垂直な壁を走らせる」です。

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担当したのはロボットの組み立てのところです。

ロボットには強力な磁石が内蔵されていてホワイトボードに書かれた線の上を走ります。

感じたことは「小学生でもプログラミングができる時代になった」

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ヒーローズリーグ IoAT賞審査会での無念を晴らしにやってきました:TakSanさん【2:05:00〜】

大阪で組み込み系SEをしているTakSanさんのLTはヒーローズリーグへ出品した作品のリベンジです。

黒電話型携帯電話

黒電話を現代のデジタル技術(Twillioとか)を駆使して黒電話を携帯電話として使用できるようにしました。

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測定器をIoTデバイスにした話

オシロスコープを時計にしたり、文字を表示したりしました。

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オシロでこんな事するなんて凄いです・・・


クリスマスプレゼントでもらったSwitchBotを使ってみたよ:のびすけさん【2:11:00〜】

さいごは主催でプロトアウトスタジオ主催ののびすけさん。


ヒーローズリーグのビンゴでもらったSwitchBotを使ってみた話です。ついでに温度計とHubMiniも買ったそうです。・・・・当日のイベント開催中にやってみた話です。

今日の勝さんの以前のLTでAPIがあることが紹介されていたので、今日の発表中に調べてみたら豊田さんの記事があり・・・

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さらに調べてみたら記事があったので試してみました・・・さきほどすっといけたそうです。

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なんとかハックしてLTができました。


<IoTLT>・・・・connpassページから

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はじめての方へ
色々なイベントが開催されていて、vol○○という数字になってますが特に連続性のあるイベントではないので安心してご参加ください!IoTやモノづくりを始めるきっかけになればと思っています。

毎回半分くらいが初参加者です。

アドベントカレンダーもあります


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