大会レポートNo.??「福島県選手権」と約半年間の振り返り
みなさんこんにちは!お久しぶりの練習メニュー以外の投稿となります!
院生の授業が始まったことで、怠惰マンな僕は時間を有効に使うことができなくなってしまっていたため、なかなか時間に余裕を持つことができませんでした、笑
また、今回の投稿は大会レポートシリーズとなっているのですが、まだ投稿できていない大会が「いわきサンシャインマラソン」、「新潟ハーフマラソン」、「福島県中長距離記録会」、「県北地区春季記録会」、「2時間耐久ミニトレイル駅伝大会in南会津」、「ふくしまシティハーフマラソン」、「県北地区総体」というように山ほどあります。
しかし、今回はそれらの大会のレポートを飛ばして、先日まで行われていた「福島県選手権」の振り返りを取り急ぎ行なっていきたいと思います!
そして、8月に秋田県で開催される「東北選手権」に向けての道筋を明確にしていきたいです。
ぼっち練習の振り返り(12月〜3月)
・12月
本格的にぼっち練習がスタートした12月、
ぼっち練習で質の高い練習は肉体的にも精神的にも長続きしないと思ったので、とにかく距離を重視してやっていこうと思い、目標はだいたい月間300kmに設定して行なっていきました。
結果としては、289.91kmで1日あたりは9.35km。目標達成ならず。
ただ、300km走ることがゴールではなく、あくまでそれは目安であり、過程でしかないので気にはせず、と言いたいところですが、300km目前にコロナに罹ってしまったため、気にしてしまいました。
・1月
年末年始はコロナ感染者だったため、スタートは出遅れてしまいました。
加えて、卒論の提出期限の月でもあったため、自分の生活の中での走ることの優先順位を下げ、気分転換、時間があったら走ろうという気持ちで取り組みました。
無事に卒論を提出することができました。
足も痛めていて、それと卒論があって休む理由が2つに(痛めてても走れると走っちゃう)なったことで回復に努めることができました。
月間走行距離は178.19kmで1日あたりにすると5.75km。少ない。
・2月
一応ぼっち練習のモチベとしての大会が2つある月だったため、それなりに練習はしました。
モチベとしての大会とは何かというと
「国公立27大学対校駅伝」と「いわきサンシャインマラソン」です。
前者の大会は5km、後者は言わずもがな42.195km。
初めてのフルマラソンは流石に練習しないとやばいよな〜と思いましたね。
また、国公立駅伝もOBと在部生と一緒に走る大会で、昨年は貧血で全く走ることができなかったので、リベンジに燃えていました。
そのおかげもあって、月間318.09kmで1日あたりは10.96km。
ぼっち練習3ヶ月目にして、目標の300km越えを達成しました。
そして次なる目標は、3月に出場予定の新潟ハーフマラソンです。
・3月
新潟ハーフマラソンに出場予定の3月はたくさん走りました。
目標タイムが1kmあたり3分30秒の1時間13分50秒だったので、それに合わせた練習メニューを考えて行うようになりました。
特に重視したのはTペースでの練習です。
いわゆるLT走ってやつです。
正確なVO2の数値はわからなかったので、当時の走力から目安で65.4としてメニューを組みました。
そのVO2だとTペースが1kmあたり3分24秒くらいだったかなと思います。Iペースは1kmあたり3分08秒でした。
400mあたりに換算すると、Tペースは82秒弱、Iペースは75秒くらいだったので、強度としてもそこまで高くなく、無理なくこなせるペースでした。
そしてハーフマラソンでは目標タイムを大幅に上回る1時間11分25秒と1kmあたり3分22秒で走り切ることができました。
この月の走行距離は362.16kmで1日あたりは11.68kmでした。
ぼっち練習の振り返り(4月〜6月)
・4月
3月のハーフでそこそこ走れはしましたが、スピード練習は全然していなかったので、トラックでは結果は出ないだろうなと思っていました。
ただ、ロードレースよりもやっぱりトラックレースには魅了されるものがあるので、なんとなくで4月の最初の週に行われた「福島県中長距離記録会」に1500mと5000mでエントリーをしました。
その結果、なんと1500mでは4分04秒94で組1着をとってしまいました。ぼっち練習が始まってから、400mあたり70秒を切る練習は片手で収まるくらいしかしていなかったので驚きました。
その5〜6時間後くらいには5000mがありました。午前中に走った1500mがいい刺激になったのか、なんと自己ベストの15分14秒11が出ました。
まさかこんなにも早く自己ベストが出るとは思いませんでした。この記録会の目標タイムは、1500mが4分15秒、5000mが15分50秒だったので、上出来すぎました。
また、月末には別の記録会に参加をして3000mscに出場をしました。
ここでも単独走で9分22秒89と自己ベストの9分21秒17に次ぐセカンドベストの記録が出ました。
驚きましたが、上記の結果から有酸素は正義であることが身をもって実感することができました。
そして4月でこんなに走れているのなら、7月の福島県選手権は優勝できるのではないかと胸を弾ませていた記憶があります。
ここから僕の福島県選手権に向けてのぼっち練習が再スタートしました。
この月は353.43kmで1日あたりは11.78kmでした。
・5月
2〜4月の結果から、ハーフマラソンに向けたトレーニングが有酸素強化に繋がっていると感じたため、5月にも一本ハーフマラソンの大会を設定しました。
目標は70分30秒、1kmあたり約3分20秒です。4月までの調子だとうまくいくかなと思っていました。
しかし、直前の400m*12の練習で足に違和感を覚えました。そしてその日の午後に再度ジョグをした結果、痛みとなってしまいました。
そこからは一旦休んで、ハーフに出場しました。若干の痛み、違和感を感じながら、その日はとても暑く、結果は1時間13分06秒と目標からは程遠いものになってしまいました。
そしてこの日を境に、僕の調子は右下がりになっていったように感じます。
足が痛くて継続した練習ができなかったり、思ったような感覚で練習を消化することができなかったりと、県選手権優勝に向けての雲行きが怪しくなっていきました。
5月は、336.02kmで1日あたり10.84kmでした。
・6月
6月は県選手権の前哨戦となる県北地区総体があったため、少しずつ練習の質を上げ、仕上げの段階に持っていく必要がありました。
しかし、5月からの足の痛みを引きずってしまい、5日連続の完全レストを取りました。そして再度走り出そうとした矢先に、今度は体調不良に陥ってしまいました。
熱が最高で40度を超え、頭がおかしくなりそうでした、笑
夜中に震えが止まらなった時は、終わったかと思いました笑
そして5日間寝込んで、県北地区総体から5日前の6月16日から練習を再開しました。
75分ジョグ(15.35km)→95分ジョグ(17.41km)→50分Eジョグ(12.07km)→1000m *8→オフ→県北地区総体3000msc
あまりにも詰め込みすぎましたね、笑
もちろん試合は走れるわけもなく、9分48秒65という結果で終わってしまいました。
県選までは残り3週間、
優勝どころか東北選手権の出場権を獲得することすらも危ぶまれました。
そんなこんなで6月は215.37kmで1日あたりは7.18kmでした。ここにきてこの距離はなかなか厳しいものを感じましたね。
いよいよ本番「福島県選手権」
・大会1日目
7月11日〜14日にかけて開催された福島県選手権の1日目は、朝に8kmのジョギングをしてスパイクを履いて400mを1本行いました。
そして大学で用事を全て済ませて?いやちょっと妥協をして800mの決勝とナイターで行われる5000mを見にいきました。
応援だけでしたが、5000mに出場をするMAXの方々をはじめ、水ランやAプロの方に挨拶をし、皆さんの頑張っている姿に感銘を受け、気合が入りました。
・大会2日目
1500mにエントリーをしていたので、3000mscの刺激になるように走りました。
2日目は昼に大雨そして雷がなり、1時間の競技中断によってスタート時間も変わるという変則的な1日でしたね、笑
目標タイムは設定せずに、流れで行こうと思っていました。しかし、思いの外に体が動かず全然集団につくことができず感覚としては最悪な1500mでした。
タイムは4分09秒36で、ラップタイムは300mの通過が48秒で、そこから67秒ー67秒ー67秒でした。
細かいタイムを振り返ると感覚は
「集団につけなかっただけで悪くはないのでは?」
「ペースも上がってはいないけど落ちてもいないのであまり悲観しなくてもいいか」
と割り切ることができました。
・大会3日目
なんだかんだレースは疲れるなと感じた1日でした。
たかだか1500m1本でそこまで出力も出ていないのに朝起きた感覚はものすごい疲労感でした。
3日目は何もない1日で、1500mの決勝がありましたが、見に行くか見に行かないか迷っていました。
しかし、MAXの方たちが練習パートナーの高校生の応援に来ると聞いていたので、僕もその子の応援をしたいと思いギリギリになって競技場に向かいました。
そしてその子はおそらく最後のトラックレース?で自己ベストの3分台を出し、見に行って良かったなと思いました。
解散際には、明日の3000mscでミニ国を決めてくれと期待の声もいただいたので、やってやるぞと思えた日になりました。自信はありませんでしたが、笑
・大会4日目
いよいよ本番の最終日!
競技開始時間は12時50分、
招集完了時間は12時30分、
アップ開始時間は11時、
競技場に到着したのは8時30分で9時30分から動き始めました。
9時30分から10時30分まではアップでしっかり体が動くようにスタンド最上階で競技を見ていました。同時に直射日光をサングラスで避けながら、ネットフリックスで「ナルトー少年編」をイヤホンをしながら見ていました。
ちなみに僕が使っているワイヤレスのイヤホンは、ビーツの「スタジオバッツ」というやつです。卒業記念として叔父に買っていただきました。
そしてサングラスは、オークリーの「スートロライト」です。卒部式の際に、後輩たちからプレゼントしていただいた宝物です。とても気に入っています。
余談はここまでにしておいて、ただネットフリックスを見ていただけではないです、笑
ちゃんとトリガーポイントやユーフィットリリーサーミニといったマッサージガンを使って体をほぐしにほぐしまくっていました。
そしてトイレを済ましたり、アップに持っていく荷物をまとめたりして、サブトラックに移動しました。
・ウォーミングアップ
まずは、ジョギングからスタートです。アップ前に体をしっかりとほぐしていたおかげで動きは良かったと思います。
ジョギングの距離は3.12km、時間にして12分20秒で1kmあたりは3分57秒でした。
基本的に試合やポイント練習の日のアップのジョグは速くなりがちです、笑
その後は、体操・ストレッチ・ドリルをして、シューズで100mの流しを3本行います。
ある程度、動きが定まったらTペースでの走りを入れます。今回は1000mを3分15秒で行いました。(インヴィンシブルラン)
そしてスパイクに履き替え、100m流しを3本、
着替え、トイレを済ませていざ招集所へ!!
・招集所
招集所は福島大学陸上部・東邦銀行陸上部の陣地から見えるところなので、
皆さんが笑顔で手を振ってエールを送ってくださったので、全く緊張しなかったです!
今回は商標関係や時計などのルールが厳密でした。
いつも使っているショートタイツはナイキのロゴが2つ入っていたため使えませんでしたし、時計に関しても情報等が入るストップウォッチ機能以外の機能がついているものは持ち込めず、僕は「ガーミン265」を使っているので持ち込みができませんでした。
3000mscはいつも時計をつけているので、ちょっと困りましたね、笑
そしてスタート前の最終コールで今回履いているタイツは大丈夫だろうと思っていた時に、シャツをインしたところウエスト部分に「ナイキプロ」のロゴがあったことに気づいてしまい、シャツだしで隠すしかないとのことでイレギュラーな事態が発生してしまいました笑
・レース開始!
正直、序盤の序盤からキツかったです。余裕度は全くといっていいほどなく、最初から無理をしてついている感じでした。まぁ、そもそも大会まで全然調子が上がっていなかったので、こうなることは予想通りでしたが、笑
昨年は先頭を引く場面もありましたが、今回はそんな余裕は一切ありませんでした。
2000m手前で離れてしまい、3位争いからはここで転落でしたね、
地元の会津地区の高校生と2人で4位争い、正直前2人の高校生は辞退することが予想されていたので4位でも5位でも東北はいけるだろうと思っていました。
しかし、負ける訳にはいかないので、ラスト500mくらいからペースを上げ、3位集団を追っていきました。
このまま4位かと思っていたところでしたが、先頭争いをしていた2人が最後の障害で転倒してしまいました、
1人はそのまま立ち上がってゴールしたのですが、もう1人の高校生は走り出すことができずに、それを抜く形で3位という結果になりました。
その子はインターハイに出場予定の選手だったので、とても心配でした。
ただ、本人のSNSを見ると骨折や内臓への影響はなかったみたいなので安心しました。レース動画を見返すと、ラストの動きのキレや感じから余裕度はかなりあったのかなと思うので、インターハイでの活躍に期待です!
そんなこんなで、昨年に引き続き9分25秒68で3位でした!
表彰式ではたくさんの方々から祝福をいただき、やっぱこの瞬間はいいな〜と思ってしまいました、
総括
やっぱり福島県選手権は1年間で一番楽しいトラックレースです。
陸上競技を楽しむたくさんの方々と交流できることは、今の僕にとってはかけがえのない時間で、そんな選手たちと鎬を削り合うことができるのは幸せだなと感じます。
今大会も中学生、高校生、大学生、そして社会人の方たちとお話ができました。
そういった出会いのきっかけとしてあったのが、3000mscだと思います。この種目を通して、僕という選手を皆さんが見てくれるようになってくれた気がします。
それが本当に嬉しいです。僕は僕を見てくれる選手たちのことは絶対に忘れませんし、僕もその方達を全力で応援していきます!
結果については、調子が悪い中で9分25秒68までタイムを戻し、かつ3位でミニ国の出場権を掴めたことは自信になりました。
しかし、負けは負けなので悔しいですね、
なんとか首の皮一枚繋がり1ヶ月ちょっと期間があるので、調子をしっかり合わせて9分10秒近くまで走れるように頑張りたいと思います!
そしてライバルのAプロ高橋さんとの対決は2勝3敗と負け越してしまったので、再び同点に追いつけるよう頑張ります!
〜対戦成績〜
2023県選●
2023ミニ国◯
2024県北春季◯
2024県北総体●
2024県選●
next
2024ミニ国
参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。
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