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“誰かの足元を支えたい”

皆さん、こんにちは!

練習報告や大会結果の報告ばかりで、自分の伝えたいことを発信するつもりで始めたnoteがいつしか陸上日誌のようなものになってしまいました!

今日は久しぶりに、自分の心のうちを語ってみたいなと思ったので、この投稿をしてみました。

さて、僕は、2024年3月25日に、福島大学人文社会学群行政政策学類を卒業し、その翌週の4月4日に福島大学の地域デザイン科学研究科、地域政策科学専攻に再度入学をしました!

大学生活では「中山間地域の持続可能性について探る」というゼミのテーマのもと、地域活性化のための地域再生主体として、ここ最近で新たに登場してきた「関係人口」という概念についての研究を行ってきました。

大学院での2年間でも、特定の地域に訪れながら、「関係人口」が果たしていく役割や可能性、課題について実践的に追求していきたいと考えています!

また、これまで続けてきた陸上競技に関してですが、部活動には所属せずに、時間をうまく活用しながら個人で続けていきたいと思っています!週末は大学の競技場を貸していただき、陸上部時代の監督、そして後輩たちにお世話になっています。

今の所の目標は、トラックでは「福島県選手権」と「東北選手権(ミニ国)」、ロードでは「ふくしま駅伝」といったところですかね、

文武両道目指して、日々奮闘して参ります、

前置きが長くなりましたが、今回はタイトル「誰かの足元を支えたい」ということで、とあるYouTuberの動画を見て、考えついた内容となっております、

お楽しみください、

○どうもこんにちは◯◯◯⚪︎ーと申します

この見出しから分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、

「どうもこんにちは、○○○⚪︎ーと申します、よろしくお願いします、てことでやっていきましょう!」

この挨拶から始まるランニングコメディYouTuberといえば、

皆さんお分かりですが?

はい、「たむじょー」さんです!

たむじょーさんは、帝京大学出身の方で、大学2年の時には箱根駅伝で8区を走っている実力者です。陸上界、特に長距離会ではとても有名な方で、日本選手権出場企画といったガチの競技動画だけでなく、企画系のものをやったり、陸上に関するイベントに参加をしたり、その活躍は多岐に渡っています。

僕的に好きな動画は、やっぱり日本選手権出場に向けてのガチ練習動画ですかね、笑

たむじょーさんの走りはすごく綺麗なフォームで、もともと箱根駅伝に向けてやっていた選手ということだけあって、相当距離は踏んできたと思います。それが実際の走りにも見れて、有酸素ベースが非常に高い中で、それらの力を800mや1500mにも落とし込めていて、非常に魅力を感じました。

ガチ練習以外にも、大学の合宿の様子や実業団の練習の様子などの動画も見ていてとても興味深いなと感じます。レベル的には実業団選手やプロの選手たちの生活というものは、我々の生活からは乖離しすぎていて、別の世界に感じてしまいますが、マスメディア等の発達によって、そうした乖離した世界との距離感も大分狭くなってきているのではないでしょうか、

練習の強度を落として自分たちのような市民ランナーのレベルに合った練習をしたり、ケアや補強なども取り入れたり、参考になることが非常に多いです。

そうしたたむじょーさんの動画を見ていて、自分の中でやりたいことというものが一つ生まれたような気がしました。

それについてのお話を、次のところでしていきたいなと思います。

◯2024年2月11日公開「ケニアから日本に来る留学生はどのように決まるのか?ケニア代表と3000m選考レース!田中希実選手がレースを徹底解説!」

この動画は、日本長距離会、特に学生長距離会で見かける外国人留学生についての動画となっております。

外国人留学生というものは誰でも日本にやってこられるのかというと、そうではありません。

日本行きをかけてのセレクションという名のトライアルが急遽開催されるようで、動画で走っていた距離は3000mでした。
前日には10kmのクロスカントリーのレースがあったようで、そこでは優勝してるみたいです。とはいえ、2日連チャンでトライアルというのは長距離をやってきたものとしてわかりますが、酷なことです。

そういったことに加え、日本でやって行けるかというコミュニケーション等々を含め、さまざまな観点から見られるそうです。

なぜケニア人が日本行きの切符をかけて走るのか、田中選手は動画内でこのように語っていました。

「ケニアの選手は才能がある選手が多いが、埋もれてしまっているというのが現実問題としてある。その才能を開花させ、生計を立てられる選手というのは、ほんの僅か。いろんなレースに出て勝って力をアピールすることができ、賞金も稼ぐことができる選手もいれば、そうした機会に恵まれない選手もいる。日本に行けば生計を立てられるということもあって、家族を支えるために日本を目指している人が多い。」

ケニアの選手たちは日本の人との走りに対する「価値観」が大きく違っていることがわかります。

自分のために走ることはもちろん、自分を支えている家族や自治区のために走っている人がほとんどだそうです。
それは気持ち、感情面でのものではなく、得た賞金を他人のために使うという人が多いという意味です。

ケニア人は走りにおいて恵まれているという第一印象を持っている人が今でこそ陸上をしている人の間では減っていると思いますが、陸上をしていないけど見ている人の間には少なからず存在していると思います。

ケニア人が日本の長距離界にもたらしたものも多いと思いますし、留学生がいるから勝った、負けたなんて視点は競技を見る上では不必要だと思います。

いつでも日本に行くためのトライアルができるケニアの高校生のメンタルは、相当な覚悟を持っていると思います。

今では娯楽的に、趣味でやっている陸上、長距離ですが、そんな彼らのためにできることはないか、非常に考えさせられる動画でした。

たむじょーさんの動画については、以下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください!!

○2024年2月24日公開「マラソン聖地のケニアで体重90kgと現地の子どもが1000mガチ対決したらどっちが勝つのか?田中希実選手の合宿番外編!

次に紹介する動画は、たむじょーYouTubeの撮影者がケニアで1000mを走るという動画になります!

この動画では、撮影者のスタート前に、ケニアの2人の少年が登場します。

それぞれ?というか、紹介されているのはヴィンセント君という子だけなのですが、将来はランナーを志しているようです。

しかし、スタート前になってもシューズを履いておりません。

履いているのは、なんとサンダル!

そうです、この少年たちはシューズを持っていないのです、

金銭的な理由でシューズをもつことができない人も多くいるようで、本気で走ることに集中できていない(ケニア人にとっては普通のことかもしれませんが)ことが見て取れます。

というか動画を見返すと、もう1人の少年はサンダルすらも脱いでいて裸足で走ってましたね、、、

おそらく、ケニア人の少年たちも相当なポテンシャルを秘めていると思います。

そうしたポテンシャルも金銭的な理由から発揮されないことも多いのではないでしょうか。

そんな状況にも挫けず、夢を持っている少年たちに心を打たれました、、、

その動画のリンクも貼っておいたので、ぜひご覧ください!


○2つの動画から感じたこと

2つの動画を総括すると、

ケニア人は長距離が速いということは日本人にとっては周知のことだと思いますが、個人個人が順風満帆な生活を送れているのかと思うとそうではないことがわかります。

走ること以前に慣れない異国に飛び立つわけですから、相当なストレスも抱え込んでいるのではないでしょうか、

そして、そうした才能を開花させるチャンスも多くはないみたいです、

金銭的な面で靴を買えない少年たちやレースに出られない人も多く、途中で諦めざるを得ない選手も多いのだろうと予想できます。

だからこそ、選手として活躍しているケニア人には大きな原動力があって、そして覚悟があると思います。物や情報で溢れる現代社会において、体とシューズで生きていくケニア人の姿はとても魅了されるものがあります。

今の暮らしを当たり前だと思わず、世界では、他県では、他市町村では、こういったことが起きているんだなと常に理解しておくことが大切だと思います。

今生きている環境のありがたみを知り、小さな奇跡を積み重ねて大きな奇跡を起こしていきたいと思います。

○自分には何ができる?

このようなたむじょーさんのケニアの現地を知れる動画を見て、自分には何ができる?と考えました。

自分自身もこういった悩みを持つことは、今のケニア人の環境に対する話からは贅沢な悩みなのかもしれないですが、

履かなくなったシューズがたくさんあります。

しかし、それらを捨てることがどうしてもできません、、、

シューズ一足一足に思い出があって、その頃の陸上をしていた自分を思い出すことができるので、、、

ただ、正直家にあっても場所を取るばかりで行き場に困るなぁと思うこともあります。

履かなくなったシューズたち(他にもある)

そこで、たむじょーさんの動画を見て、ケニアの恵まれない、と言ったら失礼かもしれませんが、ランナーを志している者で、シューズを持っていない人たちに自分のシューズを寄付することができたらな、なんて考えています。

こうした考えを、考えのままで終わらせるのか、それとも実行するのかでは大分変わってくると思いますが、自分が履いていたシューズがケニアの地を走って、そして自分のシューズを履いた選手が日本に来て箱根駅伝を走ったり、世界的に活躍する選手になったりしたら、なんて想像するとワクワクが止まりません、

結局は、自己満足になんて思われるかもしれませんが、これからも走ることを続けていく中で、世界的な大記録は何回でも目の当たりにしたいですし、そうした可能性がケニアにたくさん眠っているのだとしたら、少しでも可能性が上がるような支援?取り組み?ができればいいなと思い、今回のnoteとして投稿させていただきました。

何をしたらいいか、いまいち分かっていませんが、走ること以外での一番の目標であることは間違いありません、

皆さんもぜひ、何か社会問題、

それは国の内外問わず、どんなレベルでも問題ないと思います。自分ごととして解決できるものから手をつけてみると面白いかと思われます。


長くなりましたが、ここまでご覧いただいきありがとうございました。

誰かの目に止まると嬉しいです。これからもそんな思いを持って投稿していけたらと思います。



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