アフターコロナから始まる新世界とは



緊急事態宣言が解除され約3日。週末も人の数はさほど自粛中と変わらず、たった1ヶ月の自粛とコロナでこうも人の生活は変化してしまうのかと驚く。


時間を経て人は少しずつ帰ってくるだろうが、ビフォーコロナの世界には戻りそうにない。

コロナは世界中の人々の頭にウィルスの恐怖を植え付けたからだ。


たとえコロナワクチンが完成し解決したとしても、次ならウィルスが襲ってきた場合に備えて世の中の仕組みが変化していく。


業界や国によって変化の形は様々だろうが、一貫して言えるのは、生身の人同士が直接関わらないオンライン上での生活だ。


オンラインに形態を変え、キャバクラ、飲み会、出会い、打ち合わせ、テレワーク等さっそく実施されている。


まずメリットを一つ。それは日本の働き方の変化だ。今の多様化している世の中にあって、ずっと昔から変わらない、全員同じ場所に同じ時間に集合して仕事をする構造は、時代に適してなかった。

海外との商談でほほ寝てない状況で、朝はこれといった案件もない日は、睡眠をとったほうが仕事の効率は上がる。二日酔いや子育て等プライベートな理由でも一緒だ。

パフォーマンスが落ちずむしろ上がるのであればフレキシブルな出勤体制を推奨したい。

ストレスフルな満員電車に毎日乗るのは非効率極まりない。時間も体力も通勤時間だけで大量に奪われる。

今回のコロナでテレワーク化が必須となり、日本の地獄とも言える朝の通勤ラッシュと帰宅ラッシュは歴史の1ページとして消えていくであろう。


デメリットも一つ挙げます。

それは人々が触れ合わない世界です。今はZOOMがオンラインで人と関わる1番クオリティーが高いが、正直直接話すよりラグが大きくまだまだ課題は大きい。

しかし、これから5Gが一般化し、6Gへと進んでいく中、ZOOMのようなテレビ電話も同様に進化すると、今まで普通に直接会話しているのと遜色のないレベルになるであろう。

旅行はもしかしたら今後VRで行くことになったり、夜の営みでさえも、人工授精がメインになるかもしれない。


スポーツもオンライン化され、eスポーツがメインになり今までなかった新たなスポーツが生まれる可能性もある。

現在生きている世代からしたら考えられないが、10年、20年先に誕生するアフターコロナ世代は、我々のように居酒屋で直接話すことが信じられないであろう。


このように漫画、火の鳥のような想像でしかなかった信じられない世界に変わる元年に2020年はなってしまった。


デメリットと書きましたが、どれだけオンライン化が進んでも私は人と直接関わらない世界は嫌いだからという私情が入っているからです。


30年後、だからじじい達の世代は古いんだと陰口叩かれるのだろうか。それとも新世界に適用しているのだろうか。


一つ言えるのは新世界がどんな形になろうが楽しんだもん勝ちということです。

ビフォーコロナの風習に固執するのも何をするのも周りに迷惑をかけなければよし。


短くて長いような、長くて短いような人生環境に囚われることなく笑って生きていきたい。



最後まで読んで下さりありがとうございます。




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