ハイジの優しさに涙
最近、アルプスの少女ハイジを見ています。
きっかけは現在WOWOWで放送しているアニメを母親が録画し一緒に見るようになったからでした。
今から20年近く前、ちょうど私がまだ小学生高学年だった頃にも、テレビでハイジが放送されていたのを覚えています。
そのときに全話見ていたので内容は大体知っているつもりでしたけど、結構忘れているものですね。
今見返しても十分面白いです!
当時はハイジたちが食べるチーズが絶妙に美味しそうで美味しそうで(*゚▽゚*)
たまらず母親に、似たようなチーズをパンに塗って作ってもらったりしたものです。
オープニングの歌も気に入っていたので、カラオケで歌ったりもしました。
あの頃はまだ若かったので(笑)、声変わり前の自分でも歌えたんですよね♪(聞いたことのない2番、3番の歌詞には戸惑います)
スイスと言えばヨーデル!なので、ヨーデルにもハマってましたねー(´∀`=)
私は全然下手でしたけど、今ではこんな凄い少女もいるそうですよ!
*
まだ一度も見たことがない人たちには、是非一度見てほしいアニメではありますが、30歳近い年齢になった今見ると、ハイジには色々とイラッとさせられる場面も実は多いです(笑)
ハイジはタイトル通り、アルプス山脈の大自然で暮らす元気いっぱいな少女です。
素直で真っ直ぐな性格の、いわゆるザ!主人公!といえる純粋な子なのです。
物語の途中、色んな理由があってドイツのフランクフルトという都会に行くことになり、有名なキャラクター、クララが住むとても豪華な家で一緒に暮らすことになるのですが…
まぁやっぱり、その純粋さと無知さが合わさって次々とトラブルは起きるわけですね。
家の執事として出てくるロッテンマイヤーさんは特に躾に厳しいのでハイジも可哀想なんですが、大人の事情を悟らずにただただ真っ直ぐすぎる意見ばかり言うハイジにも時々イラッとしてしまうのです。
ですがやっぱり、イラッとするぐらい純粋で真っ直ぐなハイジに私は感動で涙してしまう場面が多いのも事実でした。
*
ある日、貿易の仕事で忙しくていつも家を空けているクララの父親、ゼーゼマンが帰ってくるシーンがあります。
当然、ロッテンマイヤーさんは、いかにハイジがおかしな子かをゼーゼマンへ説明していきます。
娘のクララはハイジの事を気に入っているとはいえ、初めて会ったばかりの少女。
ゼーゼマンは人間性を確かめるために、ある事をお願いするのです。
ゼーゼマン「ハイジ、私は喉が渇いて冷たい水が飲みたいから、コップに水を汲んできておくれ」
ハイジ「冷たいの?」
「そう、出来るだけ冷たいやつを頼むよ」
※記憶の中の会話なので実際の台詞とは異なります
ハイジはすぐに台所の水を汲みにいきますが、あまり冷たくなかったのか、外へ水を探しにいってしまいます。
慣れないフランクフルトの街中を歩き回りながら、ようやく見つけた水飲み場で冷たい水を見つけたハイジ。
車にひかれそうになるのも気づかないくらい、なみなみに汲んだコップを溢さないよう慎重に、慎重に、ゆっくりと歩いて水を持ち帰ります。
一方、家ではハイジが居なくなったと大騒ぎ!
またやらかしやがったな!山から降りてきた小娘!と言わんばかりのロッテンマイヤーさん(もちろんそんなお下品な台詞吐きません)と困ったゼーゼマン。
そこへようやく、コップを持ったハイジが帰ってきます。
クララ「ハイジ、あなた外に水を汲みに行っていたの?」
ハイジ「えぇそう、行ってたの」
話を聞いたら外まで水を汲みに行ってたこと、それもかなり遠くまで行っていたことに驚く一同。
そんな驚きもつい知らず、ハイジはあっさりこう言い放ちます。
ハイジ「だってゼーゼマンさんは冷たい水が飲みたいって言ってたでしょ?でもどこの井戸も人がいっぱいで中々くめなかったの。だから…」
皆が呆気にとられている中、そのあまりに純粋過ぎる行動に心を打たれたゼーゼマンは、お礼を言って水を受け取ります。
ゼーゼマン「美味いねー!こんな美味い水を飲んだのは生まれて初めてだ!」
うぅ!なんて感動的なシーンなんだ!
涙がちょちょぎれます(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
普段は空気が読めなすぎるハイジの冷たい水を届けたい!という純粋な気持ちに、私は思わず心が洗われるのでした。
いやー、でも文字では全然雰囲気が伝わらないですね(笑)
なんでだろう?
家庭教師のトライのCMのイメージの方が有名になっちゃったからかな(笑)
いや違いますね…
語彙力のある人って凄いな…
私の言葉だけでは全然感動が伝えきれませんでしたが、世界観の雰囲気を少しでも知ってもらえるよう、公式サイトのキャラクター概要欄URL載せておきました!
よかったら皆さんも一度ご覧くださいませ^ ^
ではまた明日!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?