見出し画像

これから伸びる業界

私がこれから伸びると思う業界を下記に列挙しています。私がポートフォリオを組むなら該当業界のトップ3社の株を買います。

(2024.04.16更新)コメントを追記いたしました。

電力元売り

私がXを本格的にはじめた当初から推し続けてる電力元売りです。

投資銀行時代に大手電力会社と仕事をしたことがあり、具体的な話はできないのですが、彼らは将来の電力価格についてめちゃくちゃ強気なんですよね。本当に、冗談かと思うくらい強気なんです。
これまでは石油の覇権を握っている石油企業が世界を牛耳っていましたが、様々なエネルギーが電気エネルギーに集約されていく中で、電力の覇権を握っている電力元売りが世界を牛耳る企業群になるというのが私の見立てです。
下記にて長々と説明しているので、時間がある方は読んでみてください。

化石燃料の時代から電力の時代への遷移

当たり前の話ですが、これまで化石燃料(石油・LNG等)で動いていたものが電気で動く時代が到来しています。これは、脱炭素化に向けた取り組みの一環です。
本記事は個人投資家やビジネスマンが読むことを想定しているので、What's 脱炭素みたいな初歩的な説明はしません。

脱炭素なんて無視してもいいっしょみたいな考えを持ってる人もいそうですが、大手企業だと二酸化炭素の排出量を目標値以下に抑えないと多額の罰金を取られる時代です。脱炭素しないと金を巻き上げられる。そういう時代なので、企業は脱炭素せざるおえないのです。

電力の重要性が理解できる身近な事例

前置きはこれくらいにしておいて、近年、我々が身の回りで使う製品の電化(動力・熱・光などを、電力を利用して得るようにすること)が進んでいます。
パッと思いついた電化事例
自動車・バイク:ガソリン車→EV
・ヒーター:灯油→電気ヒーター
・コンロ:ガスコンロ→IHヒーター
・温水器:ガス温水器→電気温水器

また、令和を生きる我々にとって一番大事なスマホは電気で動きます。
このnoteを皆さんが読めているのは、電気を使ってnoteのサーバーが稼働していて、電気を使って通信塔から通信を行い本記事のファイルデータを受領して、電気で動くあなたのデバイスで表示しているからです。
何が言いたいかというと、電気がないと我々の生活が終わる時代になってしまったのです。

化石燃料で発電する社会から自然エネルギーで発電する社会へ

これまでの主たる発電手段は火力発電でした。火力発電では、化石燃料(石炭・石油・天然ガス)が使われます。しかし、石炭はあと130年、石油・天然ガスはあと50年で使い果たされると言われています。また、火力発電は大量の二酸化炭素を排出してしまい、パリ協定で合意した目指す姿と逆行するので縮小していかなけばいけません。

ここから先は

5,328字 / 1画像

¥ 896

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?