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投資銀行の若手として仕事をする上で心がけていたこと

2022年に新卒でドイツ証券の投資銀行部門で入社し、2年弱M&Aアドバイザーとして働いていた時に心がけていたことを列挙します。毎年行われるパフォーマンスレビューでは、かなり高い評価を頂いていたのでそれなりに参考になると思います。
テクニカルな部分とマインドをごちゃまぜで、思いついた順に書いています。重要度が高い順ということです。

お仕事ロボットを目指す

ロボットは①仕事が正確②早い③指示に忠実④無感情⑤働き続けることができるという特性を持っています。これを実現できたら最強の若手労働者です。

①仕事が正確
仕事で重要なのは正確性です。スピードも大事ですが、スピードは後からついてきます。スピード重視で仕事を進めても精度は上がりません。正確に仕事を進めていくと、段々と慣れてきて、何も意識せずとも仕事のスピードは上がっていきます。
「粗々でもいいから成果物を出した方がいい」みたいなことを言っている人がネット上にいますが、あれはやめた方がいいです。私は2年目の頃、新卒1年目と仕事をすることが多かったのですが、レビュー頼りのクソみたいな成果物を出された時は「仕事舐めてんのか」と思いました(笑)
上司にブチ切れられないためにも、成果物を見せる時はいつも見せれるレベルのものを見せましょう。

②仕事が早い
成果物は早く出した方がいいです。
仕事は課題解決の連続です。
成果物を早くだせば、上司・クライアント等からのレビューを通して、早期に修正点(課題)を発見できます。早期に課題を発見できれば、仕事の本質である課題の解決により多くの時間を割くことができるので、成果物を早く出すに越したことはないです。
逆に、成果物を出すのが遅いと、上司・クライアントの期待値が上がります。「こんなに時間掛けたのにこれしかできてないの?」みたいな反応をされるのは期待値とのギャップです。よって、数日掛かる作業の場合は、期待値を調整するために適宜状況を報告することが大事です。
私の場合、共有フォルダで作業して、上司に共有フォルダの所在を共有して、勝手に上司に確認してもらうアプローチの方が好きでした(≒中間報告の自動化)

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