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KEITAの論文備忘録~第7章~経営学


はじめて模試を解いたときの印象

CPAの経営学答練は、練習問題の位置付けで本試験と比べるとボリュームがかなり多く、難易度にもバラツキがあります。したがって、本試験と同じボリューム感で同じ難易度の模試を解いたときの印象をここに書きたいと思います。
 
模試を解いたときの印象は、「基礎的な問題の精度が命だな。」だということです。問題数が少なく、1問ごとの配点が高いので、ケアレスミスは絶対に許されないと考えました。

勉強の流れ

1~3月:植田先生の講義とMaster Key(以下、MK)で徹底的に理解。
4~8月:コンサマで結論の暗記と答練と模試の回転 (答練と模試の回転は7月頭くらいから始まめました。)
 
まず、インプットは植田先生の講義を選びました。
なぜ植田先生を選んだのかについて説明させてください。
僕は過年度生になったときに、まず1つ悩んだのが『池邊先生vs植田先生』の管理の講師をどちらにするかということです。僕は結局、池邊先生の講義を選択したのですが、それは植田先生は経営学でお世話になろうと考えたからです。まあ、大したことない理由ですが。(笑) でも、過年度生は悩むタイミングがあると思うので、ぜひ参考にしてもらえたらなという理由で書いてみました。(笑)
 
4月からは、コンサマで結論の暗記をしました。理由は、MKだと空欄になっていて、結論ベースでの暗記が難しいなと感じました。言葉に出して暗記する手法をとる上では、コンサマのように結論ベースで体系的にまとまっていた方がやりやすいです。したがって、コンサマでの暗記を計算と理論の両方で行いました。

答練の回転については、後ほどキーポイントのところで詳しく書かせて頂きます。経営学も紆余曲折があったので、その点まとめていきたいと思います。

答練は結局、難しかった回については1回解いて、簡単な回は2回解いて本番に臨みました。模試は2回解きました。

本試験の手応え

『なかなかできた!昨日までの負債を返済できるかな!?』という感じでした。
 
経営学の試験は時間的な余裕があるため、問題を3周ほどした記憶があります。今でも覚えているのは、パー債券の問題が3周目でようやくわかって解けました。それを解いた段階で残り5分だったので、拾い漏れてた条件に気づけて安心した記憶があります。
 
もしパー債券の問題ができてなかったら、上記のような手応えにはならなかったので、本当に良かったです。手応えで言うと、本番の偏差値はギリ科目免除ぐらいです。果たして結果はどうなるのか、得点表を楽しみにしたいと思います。

キーポイント

僕の経営学のキーポイントは「永田先生との電話相談」であると思います。

え、植田先生は!?と疑問に持つ方もいらっしゃると思います。結論から言いますと、植田先生の受講相談が人気すぎて、予約できなかったというのが本音です。
 
僕は第2回の模試を受けた後で思ったのは、なかなか点数が伸びていない、手応えが第1回の模試と変わっていないということです。あまり成長を感じないといいますか、ある程度コンサマでの暗記が進んでいたのもあり、これ以上何をすれば良いの?💦という気持ちになりました。
 
そこで、悩みます。。。特に経営学は教材の選択肢がめちゃくちゃ多いです。回転教材にも、テキスト、コンサマ、MK、速習レジュメと様々な種類が有ります。「今、基礎をやり直すために、速習レジュメにした方が良いのかな。。。」といった具合で、そもそも問題が理解にあるのか定着にあるのかというのも微妙な感じでした。
 
そんなときに駆け込んだのが、当時二日後に電話相談の予約が空いていた永田先生でした。
 
そこで、当時、すがる思いで電話相談した記憶があります。ありのままの気持ちをお伝えしました。第2回模試のでき具合、基礎に不安があるのかあるいは定着に問題があるのかすらわからない、回転教材を今から変えるべきかどうかなど悩んでいることを全てお伝えしました。
 
そうすると、永田先生は第2回模試の重要問題を1つずつ確認していきました。「第2問の問題1の問1はできましたか?問2はどうでしょう?ちなみにこの問題は○○の論点が問われていることは理解できていましたか。」といった具合ですね。一通り終わった後に「なるほど。。。」とひとこと言った後で、「コンサマの回転はそのまま続けてもらって、計算に関しては答練と模試をもう一度解き直しましょう。そのときにコンサマに書いてあることと繋ぎ合わせる意識でやりましょう。」というアドバイスを頂いたのを今でも覚えています。
 
これがマジで的確すぎました!!今、思えば、「医者かよ!!!」って感じです。(笑)
 
やっぱりプロだなという印象です。しっかりと間違っている問題と足りない部分を洗い出した上で、本当に的確なアドバイスをもらいました。
 
その10日後くらいに大原模試があったのですが、言われたとおりに答練を解いて望みました。(全ては解き直せませんでしたが、4回分くらい。)その結果かなり知識が繋がって、経営学の計算部分だけB判定を取れたのは今でも覚えてます。すぐに結果が付いてきたのもまた自信になりました。
 
そのあとの直答④でも計算で初めてB判定取れました!
 
という感じでしたね。
 
本試験の偏差値がどうなのか蓋を開けるまでわかりませんが、もしこれでなかなか良い成績だったら、間違いなく経営学は永田先生のおかげであると思います。

おまけ:CPA経営学の豊富な選択肢

経営学には先ほどもチラッと申し上げたのですが、様々な種類があります。永田先生のレギュラー、植田先生のMKを使った講義、矢野先生の速習講義の3種類ですね。
 
結論を言いますと、どの講義でも今回の本試験に関して言うならば、同じ結果が得られるという印象です。(レギュラーと速習で差が生まれない。)
 
基本的な問題が多かったので、12月短答合格者で速習講義を受講していた方もいましたが、かなり高得点取っている印象でした。速習講義めっちゃ優秀だなって感じですよね。講義時間も短い上に基礎事項について抑えるべき所をしっかり抑えているというイメージです。矢野先生が優秀すぎる説もあります。
 
しかしながら、矢野先生が電話相談でおっしゃっていたのは、もちろん早い段階での配信(12月短答合格者でも視聴できるように)はしてるけど、網羅性に関して言うならばやはり若干劣る部分はあるから、やはり12月合格者はレギュラー(永田先生か植田先生)がオススメかなみたいなことは言ってましたね。
 
ここの選択が功を奏するのか、邪道な選択となるのかは本当に試験の難易度によって左右されるため、結果論にならざるを得ません。しかし、12月短答合格者でも時間がないという方は、速習講義をガチガチに固めるというのはアリな気がします。僕も1~3月の間はバイトをしていたので、速習講義でも良かったなという想いはあります。


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