佐々木啓太

写真家・オリジナルはプリント、写真はモノクロに限るが持論。デジタルカメラではカラーでも…

佐々木啓太

写真家・オリジナルはプリント、写真はモノクロに限るが持論。デジタルカメラではカラーでも撮影する。Keita's BookというオリジナルPhotoBookを毎月発売中。(http://www.facebook.com/KeitaPage2

マガジン

  • 街角散歩・森角散歩

    街角写真家・佐々木啓太のライフワークと言えるモノクロの街角(街角)や森角(モリカド・カラー)と呼んでいる写真を紹介するマガジンです。ヘッダーの写真はまさに原点のフィルム時代のものですが、現在はデジタルカメラに移行しています。

  • カメラとレンズの話

    街角写真家・佐々木啓太の偏愛に満ちたカメラとレンズのお話です。

  • 旅の話

    街角写真家・佐々木啓太がふらっとでかけた旅の話のマガジンです。

  • 写心の話

    佐々木啓太が最も大切にしている自分の心を伝える写心の話をまとめました。

  • レン子 と カメ爺 写真の話

    架空のカメラ屋さんを舞台にしたレン子という今時女子と年齢不詳のフィルム命の頑固ジジイ カメ爺が繰り広げる写真の話です。

最近の記事

夕暮れ時の川越

今回歩いたのは川越。それも夕暮れ時に散策しました。コースはケイタの定番コースで大正浪漫通りから蔵通り、新河岸川、駄菓子屋横丁で、猛暑を避ける17時スタートでした。 
 *レンズは標準 お供のカメラとレンズは最近定番の FUJIFILM X-E3 とSZ 33mm F1.2 MFです。このセットが定番なのはまずはレンズの描写が素晴らしく、画角とマニュアルフォーカス(以下 MF)+ ミラーレスというのが個人的にしっくりくるからです。ちなみにミラーレスのMFはEVFファインダー

    • 下北沢で真夏のサバイバル

      今回歩いたのは下北沢。11時から2時間ほど散策しました。それはそれは暑い時間なのでサバイバルです。とはいえ途中途中で水分を補給をしながら帽子も被って熱中症対策は万全でした。 
 *レンズは広角 お供のカメラとレンズは PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome と HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited です。安心のモノクロ専用一眼レフに広角の単焦点レンズです。設定はスタンダードというノーマルですが、デジタルフィルター:ハイコントラストというデ

      • 上野

        今回歩いたのはJR上野駅の西側、上野公園から黒田記念館、国立図書館・国際こども図書館、東京芸術大学あたり。歩いていたときは猛暑を通り越して酷暑になるのではという暑さでしたが、木々に囲まれた土の中を歩いていると少し涼しく感じられました。 
 *レンズは超広角 お供のレンズとカメラは HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited と PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome という安定の一眼レフモノクロセット。画角は35mm換算23mm相当になるので

        • 青梅

          JR青梅線の終着駅?ここから奥多摩につながる。いつもは奥多摩へ行く電車の乗り換えでホームから眺める程度だった。抱いていたイメージは古い映画の看板がある町。 
 *実は坂の町 駅を降りると懐かしさを感じる路地の先に大きな鰻屋さんがあったり街道の町として栄えた過去を感じる場所もちらほらあって、古い映画の看板もある。それより驚いたのが坂が多いこと。多いというより駅がちょうど坂の中腹にあって、下ると多摩川、上がると青梅鉄道公園(臨時休館中)などがある森が広がっている なんとな

        夕暮れ時の川越

        マガジン

        • 街角散歩・森角散歩
          16本
        • カメラとレンズの話
          31本
        • 旅の話
          15本
        • 写心の話
          1本
        • レン子 と カメ爺 写真の話
          10本

        記事

          横浜

          夕方前に横浜を訪れたのでちょっと散策。散策したのは、みなとみらいから大岡川方面。いつもはみなとみらいから横浜ベイクオーター、赤煉瓦倉庫方面に歩くことが多いのでちょっと変化球な感じのコース。 *光と影とかたち まずはみなとみらいショッピングモールの中。もしかしたら店内での撮影はNGだったかも?最近、街中での撮影は気を使うことが多くなっている。まぁSNSなどもあって不特定多数の人が写真を見れる状態になるので仕方がないことかもしれない。光と影とかたちを意識しながら撮影した。

          足りないもの

          その昔、水球というものをやっていた。 高校3年生の夏、某大学の合宿所で練習に参加させてもらった。 その練習で大学生相手に何もできない自分にげんなり。 体の不調を言い訳に次の日から練習には参加しなかった。 そんな中で出会った現役日本代表選手。 とても大きく、自分がそこにたどり着ける気がしなかった。 今風に言えば、そのときに折れていたのかもしれない。 そこで、水球選手の道は諦めたのだと思う。 結果的には現役での大学進学はならず、大学水泳部に属して水球をやることもなかっ

          足りないもの

          旧中川

          旧中川(きゅうなかがわ)は、東京都江戸川区と墨田区、江東区の境界を流れる全長6.68 kmの荒川水系の一級河川 特徴は懐かしさを感じるのどかな雰囲気 *かさ上げ護岸の時代 旧中川の周辺地域はゼロメートル地帯と言われる場所で水害被害を防ぐらためにかさ上げ護岸と呼ばれるコンクリートの壁に囲まれていた時代があったそうです。その当時は水質も悪く今とはかなり印象が違ったようです。 現在は荒川など周辺の河川から決め切り、平常時の水位を周辺地盤より低く保つ「水位低下対策」が行われて

          SZ33mmの世界

          最近購入したマニュアルフォーカスレンズ SZ33mm F1.2 をご紹介。 *マニュアルフォーカスが熱い マニュアルフォーカスは自分でピントを追い込んでいく感覚が強いので、切り撮った気分も盛り上がる。とはいえ、デジタルカメラのピントはかなりシビアなので、マニュアルフォーカスをするならミラーレスカメラを使った拡大表示がオススメ。 と、いうことで、今回購入したのはAPS-Cサイズの富士フイルムマウントに対応したレンズ。 *被写界深度目盛り 被写界深度目盛りとは絞り値で変

          ノスタルジックに川越

          最近大人気の川越、週末だけでなく平日もかなり人が多く外国人の皆さんもたくさんいる。そんなところでのんびり写真など撮れない?と、思われそうですが、案外撮れるんです。 
 *ポイントはレンズ 今回使ったのは Lensbaby Velvet56 というレンズ。このレンズを EOS M に着けているので、35mm換算約90mm相当の中望遠レンズの画角になる。 この中望遠レンズ相当の画角が人混みを避けて写真を撮るのに便利。 *ND16が必須 この柔らかい描写を使うには絞りを開

          ノスタルジックに川越

          白PEN が教えてくれたこと

          人生で初めての白いカメラがこれで、当時デコった(笑) 
正式には OLYNPUS PEN E-P1 でも 白PEN と呼びたくなる可愛さがある。 それまではカメラといえば、絶対黒だった。これには写真専門学校の学生時代に同級生が持っているメーカーのフラッグシップカメラがみんな黒でそれに憧れた過去があるから。 写真専門学校時代は親から受け継いだシルバーのカメラを使っていた。 *久しぶりの撮影 かなり久しぶりに使えたことに感動してご近所をブラブラした。 *アートフィルタ

          白PEN が教えてくれたこと

          神マクロと呼ばれたレンズ

          そのむかし神マクロと呼ばれるレンズがあった。そんなレンズを使った記憶を振り返ります。 *マクロレンズのトラウマ マクロレンズというものを初めて知ったのは写真専門学校に入ったときだった。それまで写真とは無縁の生活を送っていたこともあり、この頃は写真に対してかなり素直だったと思う。 そんな素直さもあって、入学してまもなくの授業で先生が「マクロレンズというのは絶対に必要だし、授業でも使うので早めに準備しておくように」という言葉を信じてカメラ屋さんを探しまくった記憶がある。この

          神マクロと呼ばれたレンズ

          デジタルのモノクロ

          デジタルでモノクロを始めようと思ったきっかけはあるカメラとレンズとの出会いだった。 *デジタルの衝撃 初めてのデジタルカメラはディマージュF100 という400万画素のコンパクトカメラ(2003年)で、そのカメラを使ったときの衝撃は撮ったその場で画像を確認できることだった。 それからレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラを使うようになってもカラーばかりで、モノクロを撮りたいとは思わなかった。モノクロはフィルムでやればいいと思っていた。 *E-5 で変わった そんな気分

          デジタルのモノクロ

          ちょっとネガティブな話

          先日、朝の情報番組で男性の更年期について特集していた。 
その中でこのチェック項目に半分以上チェックがついたらあなたも男性更年期を疑った方が良い。というところでほぼ満点をとった俺。

 身長が縮んだ という項目だけチャックしなかった(笑)

 そして、男性更年期の症状でもいろいろ思い当たることがあった。 思い当たる内容はさらにネガティブなので割愛。

 その中で経験者のタレントさんがもう少し突っ込んだ感じで、こんなことになっていたら受診して治療した方が良いと言われて

          ちょっとネガティブな話

          オリンパスブルー復活?

          オリンパスブルーとはデジタル一眼レフカメラの初期にオリンパスのE-1というカメラが出していたコクのあるブルーのこと。その後、E-300というもっと変態ちっくなカメラにその色みは引き継がれていくことになった。 その元になってなっていたのは KODAK社製のCCDセンサー  ちなみに E-1 は 500万画素 です。 今はデジタルカメラのセンサーといえば CMOS ですが、その当時はCCDが中心。 そんな色みのことはあまり知らず、E-1を使い始めた。 結局、オリンパスがデジタ

          オリンパスブルー復活?

          ネガフィルムっぽいGold

          *結構お高いネガフィルム ネガフィルム高いなぁ〜などと思いつつ。 実はみなさん1本3000円ぐらいの物を使うと教えてもらった。 そして、フィルム現像後はデータだけもらってフィルムは受け取らないのだという。 確かに今はフィルムからのプリントもほとんどデジタル化されたデータからするのかもしれない。 ちなみに、モノクロの貸し暗室などは閉店してしまったりなんだとか。 う〜ん。それなら最初からデジタルでも良いじゃん。 確かにミラーレスカメラは各社さん、バキバキ、キレキレ

          ネガフィルムっぽいGold

          変わりゆく街 赤羽

          *出会いはおでん 初めて赤羽 を訪れたのは 一番街商店街でおでん を食べるためでした。 テレビで紹介させていたそのお店に憧れて訪れたのは夜で、その後、昼間にでかけたときに知ったのが 赤羽台団地 という超大規模団地の存在です。 それから個人で撮影に出かけたり、セミナーの撮影地として使わせていただいたこともありました。 そんな団地の様子が変わったのが 大規模な再開発 が始まってからでした。 そんな大規模再開発の途中を残しておきたいとまとめたのが、 2018年に作った

          変わりゆく街 赤羽