見出し画像

「フランクリンプランナーを使う」という事について非ターゲット層が考えてみました。


非ターゲット層視点のフランクリンプランナー考察の完結編になると思います。(そもそもシリーズだったのかこれ…?)

↓一応前回の記事


現在はフランクリンプランナーの綴じ手帳版を毎週の計画用+日報として家置きの母艦的なスタイルで運用しています。非常にしっくりきているため、これからもお世話になる予定。

今回の話は「で、結局フランクリンプランナーって何?」という疑問について自分なりに考えた上で辿り着いた一つの到達点についての報告です。

まずフランクリンプランナーを購入した当初、最初に抱いた感想は「価値観とかミッションみたいな演習関係なしにフォーマットとして良いな」というもので、演習(マスターフォームパック)を軽く読んだだけで流していました。
まあ実際それで良いと思います。

で、フランクリンプランナーに関連する書籍もいくつか読みました。

・マンガでわかる7つの習慣シリーズ
・TQ 心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント
・手帳で人生は変わる(フランクリンプランナーユーザーの声を集めた書籍)

そして、これらに加え

・ほぼ日手帳のひみつ

を読みました。

ほぼ日手帳のひみつに関しては本当に偶然読んだだけなのですが、フランクリンプランナーについて考える上で非常に参考になりました。

ほぼ日手帳のひみつによると、ほぼ日手帳に込められた想いとしては

・ユーザーが主役
・ユーザーを縛らない
・人力を拡張する「自転車」のような役割

といったもの等があり、さらに「人が手帳に奉仕するような関係はよくない」といった表現が見られ…個人的に刺さりました。
でも手帳に奉仕するの楽しいからね。狂人なので…。

ほぼ日はユーザーは何を書いてもいいし、書かなくてもいい、空白を良しとして、とにかく自由度が高い、「縛らない」事が大きな特長となっています。

ほぼ日的な視点からすると、フランクリンプランナーは逆に「縛る」手帳であり、そしてそれはフランクリン側の思想では「自分が本当にやりたいことを成し遂げるための規律と、その先にある真の幸福をめざす」という事になります。

「自由」と「規律」。

ポケモンの次回作かな?

まさか手帳でこんな話になるとは。

手帳で生活(あるいは人生)をよりよくしたいと思う時、そのアプローチとして「規律」を選択するならフランクリンプランナーを選ぶと思想がマッチするわけですね。

じゃあフランクリンプランナーを使って規律をやるぞ!となったとして、ただスケジュール管理、タスク管理、記録として使うだけでは他の手帳と変わりません。

なぜなら、フランクリンプランナーは普通の手帳だからです。

デイリースケジュール、週間バーチカル、週間レフト…

普通の手帳です。

しかし、フランクリンプランナーはユーザーによって特別な手帳になるのです。

これがフランクリンプランナーの最大の特長である「第4世代手帳」です。

手帳の世代という概念はフランクリンプランナーでしか聞いたことないのですが、

第1世代
予定をメモする

第2世代
スケジュールを管理する

第3世代
目標と優先順位をつける

第4世代
自分のもっとも大切な事に基づいた自己管理を行う

らしいです。

この「自分のもっとも大切な事」というのを見つけ出し、指針とした上で日々のプランニングを行うツールがフランクリンプランナーです。
つまり、この指針を立てていない状態で使用しても普通の手帳にしかならないというわけです。(それはそれでアリとは思いますが。)

じゃあ「自分のもっとも大切な事」がわかってさえいれば、他の手帳でもよくないか?例えばほぼ日手帳でも第4世代手帳はできるのでは…と思いませんか?

正直、できると思います。

手帳のツールとしての役目はおそらく第2世代の時点で完成しており、第3世代以降ではユーザーの手によって手帳の機能を拡張していく方向の考え方にシフトしています。

つまり、フランクリンプランナーをやるには必ずしもフランクリンプランナーを使う必要はないわけです。なぜならフランクリンプランナー自体はデイリースケジュール、週間バーチカル、週間レフトとフォーマット自体は他の手帳と大まかな型はほぼ変わらないわけで、それに対してユーザーに第4世代的な向き合い方をさせる、その補助をする事こそがフランクリンプランナーの本質であり、その補助を必要としない場合であれば必ずしもフランクリンプランナーのスケジュール帳を使う必要はないからです。

フランクリンプランナーは自分の根本にある「価値観」や日々の生活や人生における「ミッション」、「目標」を明確にした上で指針を定め、それを元に日々のプランニングを行うためのサポートが手厚い手帳というわけです。

そのサポートというのは、具体的に「演習フォーム」と「1週間コンパス」そして「システム手帳」です。

演習フォーム(リフィル)といえば「マスターフォームパック」が一般的だと思いますが、公式サイトを見ると他にも演習フォームがあるらしいです。
それは良いとして。
この演習フォームに取り組む事で「価値観」「ミッション」などを明確化、それらをプランニングの軸として指針を立てていきます。そしてそれらを細かく具体化し、週間レベルの生活指針である「1週間コンパス」に落とし込んだ上でそれを日々参照しながら目標にむけた生活をしていく…というわけです。
そして「システム手帳」であるフランクリンプランナーは指針そのものといえる演習フォームを手帳の一部として携帯する事ができます。
また自分が迷わないために、自分を戒めるために、そして年が変わってスケジュールのリフィルを取り替える際も演習フォームを外す必要がない、という「指針を常に手放さない」ための手帳の形式として「システム手帳」というスタイルは有効だと思います。じゃあ綴じ手帳はなんなんだという感じなのですが、これについてはまだちょっと考える余地がありそうです。なんか綴じ手帳って日本独自らしいし。

まとめます。
フランクリンプランナーというのは「第4世代手帳」としてユーザーが「本当に大切なこと」を明確化し、それに基づいたプランニングを行う事をサポートする事に特化した手帳で、その手帳フォーマットそのものは本質ではなく、ユーザーの中で指針が定まってさえいればどんな手帳やノートを使ってもフランクリンプランナーの本質を実現し得る。
というのが僕の中でのフランクリンプランナーの現時点での結論です。
なんというか、フランクリンプランナーは「第4世代手帳」という概念を生み出してその象徴として存在するだけで意義があるような気がしてますね。

フランクリンプランナーは手帳であり、また手帳ではないのだ。(?????)

もちろんほぼ日もいいと思うし、他の手帳も良いと思います。毎日を旅するように過ごすトラベラーズノートとかも大好き。そして指針がどうとか関係なしにフランクリンプランナーを使うのも全然アリだと思います。

どう使っても良いのがアナログのいいところですよね!

以上です。

そういえばウルトラマンブレーザーの1話を見たんですけど、すごく面白かったです。ゲント隊長はかっこいいし、ブレーザーの戦闘も引き込まれる。
ウルトラマンのあの応援したくなる感じってなんなんでしょうかね〜。
他のシリーズだと前にジードを観ていたのですが、ジードの場合は朝倉リクとジードがイコールで、リクが好きな気持ちからジードがんばれ〜となっていましたが、ブレーザーの場合はなんかプロレスの面白い選手を応援してるみたいな感じなんですよね。
ウルトラマンは奥が深いですね〜。

↓マウンテンのぶどうスパ。


おわり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?