フリーランスへ
記事をお読みいただき、ありがとうございます。
「否定しないスポーツトレーナー」松元啓祐です。
暑い日々が毎日続いております。
体調管理に十分気をつけて、過ごしていきましょう。
前回は、新たなステップアップとして「フィジカルコンディショナー」の資格取得のお話をさせていただきました。
今回は、その後のお話をさせていただきたいと思います。
資格や実績を積むと、人間は実践をしてみたくなるものです。
私も意気揚々と、当時働いていた病院のフィットネスクラブで、学んだ知識や技術をお客さまへ提供していきました。
つたない知識・技術でしたがお客さまに効果を実感していただき、私もやりがいを感じていました。
しかし、私の勤務先の病院のフィットネスクラブでは「パーソナルトレーニング」のサービスはなく、当時の上司から
「特定のお客さまだけ対応するな、全体を見なさい」
と指摘を受けました。
当時を振り返ると確かに私は、全体の様子よりも、習った知識や技術を実践したい、という事の方が先走っていました。
それから粛々とフィットネスクラブの社員として業務にあたっていきました。
しかし次第に、
「フィジカルコンディショナーの資格を取ったのに、活用できない現状のままで良いのか?」
「お客さまへ直接ご指導させていただき、お喜びいただきたい!」
という思いが強くなっていきました。
一度きりの人生なので後悔はしたくない
という気持ちもあり、6年間勤めた病院のフィットネスクラブを退職する決意をしました。
そこで、転職活動を行っていったのですが、
初めからいきなり給料制でなく、歩合制のフリーランスのパーソナルトレーナーとしての活動は怖く、自信がなく、
社員として給料もあり、時々パーソナルトレーナー活動も行う、という会社への転職を考えていました。
書類審査など通過し、後は面接という所まで進んでいました。
その時勉強会で知り合った先輩とお食事の機会がありました。
その席で先輩に現状を話すと、
「それって、本当のパーソナルかな?パーソナルをするならフリーとして挑戦した方がやりがいがあるよ。」
とアドバイスを頂きました。
私は、はっ!とし、
「自分は挑戦する事を怖がり、逃げ場を探していた」
と思い、面接する予定だった会社に断りを入れ、フリーランスとして活動する事を決めました。
それから、アドバイス頂いた先輩の紹介もあり、フィジカルコンディショナーの資格を持って活動出来るスポーツクラブで、パーソナルトレーナーとして活動する事になりました。
今から7年8ヶ月前の事です。
フリーランスとしての日々が始まっていきました。
今振り返ると、自分は節目、節目で様々な先輩・上司からありがたいお言葉を頂けていた、と思います。
転職など現状を変えたいと思っている方は、ぜひ1人だけで考えず、行動して様々な方々のお話を聞いてみてください。
何がきっかけになるかは分かりません。
ぜひ行動を!
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