パーソナルトレーナーとして

記事をお読みいただき、ありがとうございます。

「否定しないスポーツトレーナー」松元啓祐です。


前回は、前職の病院のフィットネスクラブを退職し、フリーランスとなるまでのお話をさせていただきました。

今回は、その後フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動を始めていった頃のお話をさせて頂ければと思います。


2013年1月から、先輩から紹介して頂いたスポーツクラブで、業務委託のパーソナルトレーナーとして活動を始めました。

もちろん、いきなりパーソナルトレーニングのご予約は頂けませんので、まずはとにかくジムに出向き、お客さまとコミュニケーションを取る事から行いました。

まずは、急に入ってきた自分の存在を知って頂く事が必要だと思い、

営業時間はお客さまと会話をしたり、マシントレーニングの指導をしたり、ご相談を受けていきました。

しかし、初めの1ヶ月半は全くご予約が入りませんでしたが、腐らない気持ちを持ち、ジムに立ち続けました。

その時、お客さまとのコミュニケーションと同時に行なっていた事は、スタッフとも積極的にコミュニケーションを取っていきました。

そうしていって、1ヶ月半目くらいで、初めてのご予約を頂けました。

初めてご予約を頂けた時は、

「やっと、スタートするぞ!よし!」

と気合いが入り、大きな喜びがありました。

コツコツ行ってきたお声掛けが報われた気持ちでした。

そこから少しずつご予約を頂けるようになっていきました。

その時あった大きな変化として、

自分が気合いを入れる時に無意識のうちに口にしていた「よしっ」と言っているクセを、

クラブの店長にいじられた事があります。


「結果を出さないといけない」と、力が入っていたところがあったと思うのですが、店長からいじられて適度に力が抜けて、

少し楽になりました。

同時の店長には感謝しています。

より、スタッフやお客様ともコミュニケーションを取りやすくなりました。

それから月日は流れ、パーソナルトレーナーとしての活動も8年目になりました。

おかげさまでお客さまも増えてきました。

しかし気づけば、ご予約を頂いているお客さまのセッションを行って帰るという日も出てきました。

ただ場所を借りているような状況になっているようです。

その日は、1人だけで活動しているようで不完全燃焼感があり、「これじゃいかん!」と感じていきました。

また初心に戻り、意識的にスタッフやお客さまとコミュニケーションを取るようにしています。

そうすると、ご予約を頂けているお客さまとのセッションの時間もよりスムーズに進んだり、1日の充実感が増してきました。

ただ場所を借りているような感覚から、スタッフへの感謝の気持ちも感じるようになりました。

改めて

日々の行い・考えが大変重要で、おろそかにしてはいけない

と、痛切に感じています。

おごらず、謙虚な気持ちを持ち、日々を送っていきたいと思います。





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