チャレンジ
記事をお読みいただき、ありがとうございます。
「否定しないスポーツトレーナー」松元啓祐です。
お盆の時期ですが、今年は帰省せずに過ごしています。
テレビ電話など利用してリモート帰省をしようと思います。
前回は、専門学校を卒業して就職したフィットネスクラブでのお話をさせていただきました。
今回は、その後のお話をさせていただきたいと思います。
先輩から「意思を持て」というアドバイスを受けて、自ら考えて行動するようになっていきました。
その頃、新しく入社してきた上司が「フィジカルコンディショナー」という資格を持っていました。
フィジカルコンディショナーという資格は、日本ホリスティックコンディショニング協会公認の、パーソナルトレーナーとしての基礎知識を得ることができる資格です。
その上司がフィットネスクラブの営業終了後にスタッフ向けに勉強会を開催してくださりました。
それまで、専門学校時代の授業の知識で指導していた所から、より専門的で科学的な知識を勉強会でレクチャーして頂きました。
ただ教科書で学んだ知識と違い、より実践的で効果が出る内容でした。
シンプルに、すごい!楽しい!と感じました。
営業後の勉強会を受けていく内に、上司の持っている資格に興味が湧き、
「自分もフィジカルコンディショナーを取得したい」
と思うようになってきました。
ただ、フィジカルコンディショナーの資格取得には筆記試験を受けるだけではありませんでした。
申し込んでいきなり試験を受けるのでなく、まずは月2回の講座を10ヵ月受ける事が必須条件でした。
講座内容も座学だけでなく、ほぼ体を使い動かしていく実践形式で、理解しようと頭も使うので、正直毎回疲れていました。(笑)
しかし、ただ疲れるのでなく、体を適切に使った心地良い疲労感でした。
そこから約1ヵ月、営業後に先輩の体を借りペアストレッチの練習をしたり、自分でも課題のトレーニング種目を身につけられるように、トレーニングを続けていきました。
そして、また講座を受けてアップデートして、復習、練習、トレーニングを行っていきました。
その頃、私は課題のトレーニング種目「クリーン」をマスターするのにとても苦労していました。
そこで自分自信の力だけでは限界を感じ、パーソナルトレーニングを受ける事を決めました。
パーソナルトレーニングを受ける事は初めてだったのですが、トレーナーさんは
話しやすい雰囲気づくり、
ニーズ・目的の聞き出し、
的確な分析、分かりやすい説明、
効果的なストレッチ・エクササイズ・トレーニング指導、
今後の宿題・方向性のお伝え、
を親身になって寄り添ってくださいました。
1人では分からない「目からウロコ」な事ばかりでした。
月に1回でしたが、次のパーソナルトレーニングまでに課題である動きをマスターしよう、自分の体調・体型管理をしようとなり、少しずつ課題の「クリーン」もマスターしていくことができました。
トレーナーさんには、とても感謝し、今でも尊敬しています。
そして、10ヵ月の講座を受講し終え、試験を受けて、無事に合格しました。
フィジカルコンディショナーを取得しました。
このフィジカルコンディショナーを取得しようと思い、学び、取得した事で、大きな自信がつきました。
それまで、曖昧な知識で正直不安になりながらあやふやな指導になっていた所もありました。
しかし、資格取得するために学んでいった事で、からだの変化の裏打ちが出来、自信を持って指導する事が出来るようになりました。
今でも、お客さまにお伝えする時は、自分が実践して効果を感じた事をお伝えするようにしています。
フィジカルコンディショナー資格取得にチャレンジをしてみて、
自分から行動する事、
パーソナルトレーニングの仕事観、
効果に裏打ちされた自信
を身につける事ができました。
自分にとっての大きなターニングポイントだと感じています。
何か今、新たな事を始めるか悩んでいる方は、ぜひチャレンジする事をおすすめします。
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