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2023年8月事業日記)補助金採択の経験と学び

私は最近、小規模事業者持続化補助金の採択を受けることができました。
この経験を通して得た知識や学びを共有したいと思います。


事前情報

5月に小規模事業者持続化補助金の申し込みを行いました。
申し込みの際の詳しい様子や経緯は、こちらの記事でまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

また、補助金の詳細や申し込み方法などは公式サイトで確認できます。

採択までの道のり

申請に際して、事業計画の整理や必要情報の収集には、ChatGPTというAIを活用しました。
事業内容を整理しようと思っても、頭の中だけで考え続けると、どうしても思考が煮詰まってしまいます。そんな時、誰かに自分の考えを話すことで新しい視点やヒントを得たいと感じることがあります。しかし、実際に私たちの事業内容に耳を傾け、具体的なアドバイスをしてくれる人は身近にはなかなかいません。
このような背景から、私はChatGPTを活用することにしました。ChatGPTはインターネット上の情報を自動で収集し、私の質問や発言に対して適切な返答をしてくれます。このAIとのコミュニケーションを通じて、私は事業の方向性を明確にする手助けを受けることができました。
ChatGPTはコミュニケーションの相手として非常に適しており、叩き台を作る際のサポートをしてくれました。
特にポジショニングマップやSWOT分析を行う際に有効です。

さらに、商工会議所にも相談に行きました。前のプロセスで作成した資料をもとに、資料の体裁に関する具体的なアドバイスや言語化のサポートを受けることができました。
特に、資料の建蔽率を含めた情報の整理方法についての具体的な指南を得ることができました。SWOT分析やポジショニングマップに関しても、実際の事例を基にした詳細なアドバイスをいただきました。これらの具体的なアドバイスのおかげで、事業計画の質を高めることができました。
また、提出前の細かな修正点も一緒に取り組むことができ、非常に助かりました。

専門家のサポートは必要か?

この経験を通して、行政書士や中小企業診断士に作業を依頼することなく、自分自身で遂行することができました。
調査したところ、これらの専門家に依頼すると約10万円程度の費用がかかるとのことでした。
自分で実施することで、申請書の作成という目的だけでなく、自分の事業の理解が進みます。
兎にも角にも1回は自分でやってみるのをおすすめします。

学びと提案

この経験から得た最大の学びは、一見専門職の方がいないと難しいと思われるタスクでも、計画的に進めることで成し遂げることができるということです。
特に、フリーランスの方や独立して1年目の方など、まだ経験が浅い方でも、事業の解像度を高めるための取り組みは非常に価値があると感じました。

最後に、補助金の申請を考えている方へのステップバイステップのアドバイスを提供します。自分も申請すれば通る可能性があるという前向きな気持ちで、以下の手順でチャレンジしてみてください。

  • 現在の事業内容の整理: 自身の事業内容を明確に理解しましょう。

  • 補助事業案の検討: 事業拡大が可能な補助事業の案を考えてみましょう。

  • 商工会議所への相談: 事業案を持って商工会議所に相談し、アドバイスを受け取りましょう。

  • 補助金申請資料の作成: 具体的な申請資料を整備していきましょう。

それぞれのプロセスで、ChatGPTを活用して聞き役になってもらいながら、自分の意見や考えをしっかりとまとめてください。このような手順を踏むことで、補助金の申請がスムーズに進むでしょう。

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