電験三種の法規突破の鍵は、試験科目の中で唯一過去問にない。実は第一種電気工事士の範囲がほとんど。

電験三種の法規突破に苦戦する人は多い。試験科目の七割を占める電気設備の技術基準並びにその解釈が多岐にわたり覚えられないからだ。内容もまとまりがなく、記憶力をはるかに越える暗記量を要求される。有名テキスト二点についても、網羅性はあるが、コアな部分がどれで何を覚えるか分からない。

そこで、第一種電気工事士のテキストを使って勉強することをおすすめする。第一種電気工事士の内容は6600Vレベルすなわち高圧レベルの話に範囲がおさえられるが、覚えるポイントがシャープにまとまっている。私は、一年目で法規のみを落とした。そのときは、第一種電気工事士のテキストを勉強しておらず、某テキストを使って勉強した。その結果なんとなくぼんやりとした知識で挑んだため、あと一問で落ちた。二年目に第一種電気工事士のテキストを覚えて試験に挑んだ。その結果、合格した。第一種電気工事士のテキストの範囲で、合格ボーダーは越えられるということである。また、内容がピンポイントで簡潔にまとまっているため記憶に残りやすい。是非第一種電気工事士のテキストで法規対策をしてもらいたい。

質問があれば、受け付けます。

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