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3分でわかる!診断士試験 情シス論点  ~SEOについて!~

このnoteは中小企業診断士試験 情報システム科目についてのノウハウをご紹介しています。

はじめに

情報システムはこれからのビジネスパーソンにとって切っても切り離せない分野であることは間違いありません。その中でもインターネットの検索エンジンの根幹をなす仕組みであるSEOについてサクっと理解出来るように説明していきます。
SEOに関する論点は過去にも本試験でも出たいわゆるAランク(正答率の高い論点)ですので、確実に周辺知識も絡めて覚えておきたいところですね!

SEOとは


SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」になります。
皆さんは毎日のようにグーグルやヤフーの検索エンジンで、知りたいことを検索していると思いますが、
その検索結果でウェブサイトが上位に表示されるように、
ウェブサイトを検索エンジンに対して最適化させる取り組みのことを「SEO対策」といいます。

SEO対策とは広告とは全く異なる取組みです。
もし、お金を払えば検索結果の上位に表示されるようなことがあるとしたら、誰もそのような検索エンジンを信用することはないでしょう。
従って検索エンジンは、検索ユーザーにとって有益なウェブサイトを高く評価するというルールに則っています。
日本の検索エンジンシェアはグーグルとヤフーでほぼ大半を占めていますが、ヤフーは実はグーグル検索エンジンの仕組みを使っています。
つまり、グーグル検索エンジンを最適化することが検索順位上位に表示されるためには必要です。

では、検索ユーザーにとって有益なウェブサイトとはいったいどんなものなのでしょうか?
グーグルのウェブサイトに対する評価アルゴリズム(手順)は200を超えると言われていますが、最重要評価項目はこれです。

良質なコンテンツ(記事など)を豊富に分かり易く掲載していること。


これに尽きます。


ひと昔前はテクニックに走った、不必要にキーワードを大量に盛り込んだウェブサイトや、不適切に外部リンク数を増やすなどのいわゆる「ブラックハットSEO」でも、ある程度検索順位上位に表示することは可能な場合もありました。

しかし、
現在ではそのような本質から外れた対策はグーグルからペナルティを与えられてしまい、最悪検索圏外になってしまいます。
グーグルが推奨する検索ユーザーにとって有益なウェブサイトをつくる取組みを通じて検索エンジン最適化を図ることを「ホワイトハットSEO」といいます。

ウェブサイト上に掲載しているコンテンツが良質かどうか、はたまたウェブサイトの構造(ページ同士の関連性など)が適当であるかどうかを、グーグル検索エンジンでは「クローラ」というプログラムがウェブサイト情報を入手することで判断します。
※クローラは別名スパイダー、ボット、ロボットとも言いますが、一般的にはクローラが主流な呼び方です。


SEOと似ている用語でSEM(Search Engine Marketingの略、日本語だと検索エンジンマーケティング)なるものがあります。
これは検索エンジンに関わるマーケティングということで、SEOだけでなく、検索した際に検索ワードに紐づいて関連広告を流す「検索連動型広告(別名リスティング広告)」など広告も概念として含まれていきます。
つまり、ざっくり言うと
SEM=SEO+ウェブ広告
みたいな関係性になります。


終わりに


いかがでしょうか?
SEOについて少しわかっていただけたでしょうか?このSEO 対策、効果的な取り組み方はいたってシンプル。良質なコンテンツを継続してコツコツ増やしていくことこそが、王道となります。

うんうん、何かに似ているますね。

そうか!

診断士試験と似ていますね!(無理やり感満載)

効果(合格)を出すには日々コツコツと良質なコンテンツ(自分に合った正しい学習方)を積み重ねていくしかないんですね。
そして2次筆記でも言えることですね。
キーワードをモリモリ盛り込んだり、論理構成が不十分だったりする解答は、作問者や採点者が求める解答(コンテンツ)ではありませんよね。
万が一、小手先のテクニックで合格出来たとしてもそこにどんな価値があるというのでしょうか?

皆さんには本質を捉えた対策を、是非ともしていただきたいとなと切に願います。それこそが、合格確度を高める秘訣のように感じます。

以上です!


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