タイムアンダーテンションと筋肥大を考えるとレップはゆっくり、パーシャルも使っていきたい


世界の山岸さんの動画です。
プロの仰ることは説得力が違いますね。

高重量を扱わないのは逃げだ!とか、高回数で化学的ストレスを!とか、色々言われているので難しく感じますが、要は、体が慣れていない刺激を与えて適応させましょう、ということなんですね。なるほど。

そして、山本先生の動画でも度々指摘がある「モーターユニット」です。
重量が軽いと動員されるユニットが減ってしまう、だから回数をこなせる重さを使うのはモーターユニットの観点でみるとあまりよくないのかと。

この動画でも山本先生が解説しています。
ただ目的が「ベンチプレスを伸ばす」という視点なのでそこは間違えず。体が慣れていない刺激を入れる、という時期も必要みたいなので。

そしてそれらを考えるのに大事なのが「インターバル」
5分くらいは全然取るみたいですね。

そして原点回帰。
やっぱり目的に応じたトレーニングが大事も再認識です。
そして、タイムアンダーテンション(TUT)という概念が登場します。
TUTについてわかりやすい動画はこちら。

論文ベースで教えてくれるのはすんごいです。
3.1.3法っていうのはこういう背景があるんだなと。
レップ数や重量ベースでみずにセットを組むやり方もあるっていうのも新しい知見でした。
セットの質を考えるとなるほど、レップやセットでは見えないものは確かにあるなと。

さて、TUTを考えると、そもそも対象の筋肉から負荷が抜けてはだめなわけで、フルレンジだとボトムでそれらが難しくなることが多いと、関節や靭帯への負荷も大きく怪我もしやすい、ということらしい。
トレーニングは怪我予防に有効だ、という領域はもう飛び越えてるくらいの負荷なので、どれだけフォームがよくてもそれなりに関節も靭帯も疲れるのかなと。
そういった背景があり、多種目で刺激をわけることで安全な範囲で高負荷をかけることができ、筋への負荷も逃がさない。パーシャルとはほんとに使いようだなと実感しました。
エビデンス的に反論もあるでしょうけど、実際のトップ選手が用いているのをみると効果あるんだろうなと感じてしまいます(強い人がやってるから効果がある、というわけでないという前提があるにしても。

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