Before We Leave

最近不幸なニュースが続いている。

物事に終わりが来ることは分かっていてもそれが突然だと戸惑ってしまう。

数年前もあった。自分が大好きなベガスのベースのKeiさんが突然亡くなった。メンバーが「どうか今は時間を下さい」と言ってたのが本当に苦しかった。現在はTetsuyaが入って活動を続けてくれている。

HEY-SMITHに「Before We Leave」という曲がある。「俺らがどこかへ行く前に」という意味だ。以前LIVEでやっていてその時のMCで

「俺たちもいつかいなくなる時が来る。いつかは死ぬ。そうなったら次はお前達の番やぞ。逃げるな。」

と言っていた。

最近の出来事でこのMCを思い出した。好きなバンドもいつかは終わる。周りの友達や家族も死ぬ時が来る。その時、自分は受け止めることができるだろうか。今の自分は現実から目を背けてしまうだろう。いつかは覚悟を決めなくてはならない。

また、チャットモンチーに「CAT WALK」という曲がある。

「私がいなくなったとしても
誰かに残った思い出は生き続けるだろうか」

という出だしである。

これを聞いて、自分がいなくなっても悲しむ人はいるのだろうか、誰かの思い出に残ることができるのか、と考えた。死ぬのはもしかしたら自分かもしれない。その日が来るまで輝き続けなければと思う。

深夜にこの2曲を思い出した。自分がいなくなる前に良いものを残したい。誰かの思い出に残るように生きたい。ふとそんなことを思った。


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