自分のクラスの成績下がる問題

感染症とこの時期の生徒のメンタル面と、色々な心配のある中2学期が始まりました。幸い生徒たちは元気に登校してくる子も多く、初日からなんだか元気をもらいました(^^)

さて、今回は夏休み明けの国・数・英のテストが終わったところで、「自分のクラスの成績下がる問題」について書きたいと思います。
どういうこと?という感じですが、これは昨年度から気になっていたことで、何故か私のクラスになるとみんな気が緩んで成績が落ちる(気がする)のです…

私は基本的にダメなものはダメと言うけど口調を荒げたりしたくない、というタイプです。でもこれが生徒にとってはただの緩い先生と思われているのではないかと。勉強のことも、自分が音楽を中心に人生を送ってきたこともあり上手くアドバイスできずにいたり。とにかく、「成績下がる=担任のクラスの雰囲気作りの問題」もあるのかと思ってしまうのです。

「まあ高校生になればSHRでしか顔を合わせない担任の影響なんか少ないよ」という慰めのようなことを言ってくれる人もいるのですが、それでもこの成績低下が毎年見られるのであれば、原因が担任である私ということは少なからずあると思います。

そこで、それを改善すべく、生徒に生活を見つめ直すきっかけとしてもらうために「ふり返り」をたくさん行うことにしました!

ふり返りのやり方

実はこの取り組みは1学期の期末考査からやり始めているのですが、基本のやり方としては、

①Google classroom でふり返り用の課題を作成&実施させる
②みんなの回答を匿名でまとめて1つの配付用プリントにする
③PDFをclassroomにアップしたり、紙で配付したりして結果をみんなで見る

という感じです。
今のところはまだまだ工夫を考えているところです。今回の夏休みのふり返りでは②のところで、似た意見は削除しつつすっきりまとめました。そして、みんなにまねしてほしいクラスメイトの取り組みや自分のことをしっかり分析して書いてある良いふり返りにはマーカーをつけるようにしてみました。そうすることで読むのが面倒な生徒はマーカーだけ見れば良くなるし、クラスが生徒たち自身の影響で良い方向に進んでいけるようになると良いなあと思っています。
また、毎回みんなの傾向をみて、担任からのコメントも軽く載せることにしました。「これが悪いから直しましょう」というネガティブな書き方はせず、「現状がこうだからこういうことをしてみよう!」という明るい感じでいきたいと思っています笑

あとはふり返りの頻度ですが、1週間に一度やれたら良いなあと思います。でも生徒のモチベーションや私の気力とも相談ですね…。考査などの大きなものに対しては必ずやりたいと思います。

そんなわけで、2学期も色々と工夫して生徒と関わっていければなと思います(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?