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【§1 アイスブレイク】
(Q1~Q8)

Q1 今朝は何時に起きましたか。
A1(短答)6時に起きました。朝早く目が覚めました。

≪コメント≫
面接の冒頭には「アイスブレイク(氷…緊張をほぐす)」の質問・声掛けがされます。
でも、面接官はただ単に「緊張をほぐしてあげよう」と思っているわけではありません。
冒頭でざっくばらんな雰囲気を装って、あたかも緊張をほぐしてくれる優しい人のように接近してきます。
しかし、面接官には緊張をほぐしてあげよう…などという感覚はゼロです。
最初から最後まであなたの反応を冷徹に見ており、むしろこういったアイスブレイク質問の答えにこそ「受験生の本性が分かる」と思って質問しています。
見かけの優しさもどきに騙されてはいけません。
これは面接官側が「あなたの本性を見る」ための作戦なのです。
こちらは笑顔で返しながらも、内心の警戒心は決して緩めないようにしてください!

≪面接 重要ポイント①≫
アイスブレイクの目的

あえて受験生の緊張をユルませて、実は「受験生の本性」を探るのを目的にしています。
アイスブレイクの質問…実は、かなりタチの悪い質問なんですよ。

【重要】
《コラム①:面接試験の基本的な流れ》

まず、基本的に、面接の問答では
(質問)
  ↓
ファーストアンサー(結論・短答)
  ↓
(追加質問)
  ↓
セカンドアンサー(結論・短答)
  ↓
(追加質問)
「具体的には?」「エピソードを教えて」と質問されたら
  ↓
「長い説明OK」の許可状ですので、ここからはしっかり話す。

の、流れになります。

《面接 重要ポイント①》
結論を先に言う・短答する

面接では「ひと言で結論を答える」「結論を短答する」…これを必ず意識してください。

【具体例①】
(面接官)今朝の朝食は、何を食べましたか?
(悪い例)母が、受験の朝は食べやすい物が良いだろうとネットで調べてくれて、3種類ほど考えてくれたのですが、やはり消化にも良く腹持ちがするだろうということで、北海道のサケ茶つけを出してくれたので食べました。
(コメント)聞かれていないことまで長々と話してはいけない。
(良い例)今朝は、お茶づけを食べました。

【具体例②】
(面接官)志望動機を教えてください(Q18参照)。
(悪い例)私は小さい頃から、人の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。この街で安全で平穏に暮らせるのは、警察官が昼夜の別なく治安維持活動に当たってくれています。警察の仕事は、市民のお話を聞き、不安や心配といったお気持ちを理解することから始まる仕事です。また、聞いた内容を正確に読み取り、迅速かつ適切に活動することで市民の期待に応えていく仕事だと聞きました。だから、警察官を志望しました。
(コメント)せっかく内容は良くても、説明が長すぎるため面接官からは評価されない回答。
(良い例)人のため・街のために、市民の最も身近で、安全と安心に貢献したいと思い警察官を志望しました。

《面接 重要ポイント②》
面接試験で一番大切なこと

それは「面接官と自然な会話をすること」です。
ココはとても大事ですよ!
私は、警察本部人事課で7年間実際の採用試験を担当してきた元警察人事です。
この私が「面接試験で大切なことを1つだけ挙げるとしたら何ですか?」と質問されたら、間違いなくこう答えます。
「面接官との『自然な会話』」です。
面接試験では、準備を怠らないまじめな人ほど「せっかく覚えてきたのだから、覚えてきたことを全部言いたい」…こんな気持ちになりがちです。
あれもこれも!と、話したくなるお気持ちはわかります。
でも、面接官は長演説を肯定的には評価しません。
すこし年上の先輩と会話するときのことをイメージしてみてください。
「朝何を食べてきた?」と聞かれて、あなたは、上の例のようにいきなり大演説しますか?
「普段のあなた」なら絶対にしませんよね。そんなことをしたら、先輩はあなたにドン引きしてしまうでしょう。
面接も同じです。
いきなり長い話をされたら、どんなに良い内容でも面接官もドン引きです。
警察で求められている人材は「市民と会話ができるふつうの人」です。
「面接試験だから」と取り立てて構える必要はありません。
とにかく「自然な会話」を意識してください。
質問で聞かれたら、まず結論を短く答えます(短答)。
説明を求められたら、そこではじめて説明をします。
覚えてきたことの「3割」言えるくらいでちょうどいい量感です。
「せっかく覚えてきたのだから、警察法や職務倫理の基本を言いたい」と焦ったり話し急いだりしてはいけません。
あなたが「安心して市民応接を任せられる人」であること。
ここが面接試験の判定基準・評価ポイントです。
ココを必ず押さえて、面接官が評価する「警察に求められる人材」になりましょう!

《面接 重要ポイント③》
『全模範解答集』の「短答ー説明」で
面接のイメージトレーニングをする

面接試験では「結論が先」「まず短く答える」がなにより大切です。
回答の内容ももちろん重要ですが、「面接官と自然な会話」できるかどうかが面接試験の重要な判定項目です。
そのため、この『全模範解答集』では、徹底して「面接官との会話」を意識した作りにしています。
質問に対する模範回答では、すべて「短答」と「説明」に分けて作っています。
この『全模範回答集』を読むだけで、「面接官と対面でやり取りする」様子をイメージトレーニングできるように作っています。
『全模範回答集』を読むだけで、面接官との会話力が身につきます。
「まず短く結論を答える」という『面接試験の基本ルール』を、ぜひあなたの頭と身体の中に叩き込んでいく体験にしてください。

Q2 昨夜は良く眠れましたか。
A2(短答)あまり眠れませんでした。でも体調は良いです。
≪コメント≫
アイスブレイク質問にはいろいろなタイプがあります。
他にも、次のようなアイスブレイク質問があります。
・「カタい話は嫌いなんで、今日はラクに答えてよ(笑顔)」
・「何の質問してほしい?決めてくれていいよ(笑顔)」
・「何の話を今日はざっくばらんにいこうね(笑顔)」
このようにいろいろな「誘導」があります。
面接室内で笑顔で話しかけてくれると、一見、助け舟を出してくれる神様のような人に見えるかもしれません。
でも、この笑顔が「クセ者」です。
後が本当に怖いので、アイスブレイク質問での面接官の笑顔には、ぜったいに油断は禁物です。

Q3 普段は何時に起きますか。
A3(短答)普段は6時半に起きます。規則正しい生活を心がけています。
≪コメント≫
アイスブレイク質問が続きます。
ここは「時間管理ができる受験生か」が点検されています。
『警察面接全質問300問』をお持ちの方は【§26 身辺調査③(日常生活編)】と、特にQ271をご覧ください。
Q271だけ掲載します。
Q271「警察で働くには、時間管理がとても大切です。あなたはどうですか?時間管理ができていますか?具体的な例を2つ挙げて説明してください」
Q3は、Q271と関連質問群の伏線になってつながっています。
面接では、時間をおいて同じような質問が繰り返されることがあります。
適性検査でも、同じような質問が繰り返し聞かれることがありますよね。
Q3とQ271のように、同じような質問が繰り返されており「嘘発見質問」になっています。
「さっき言ったことと違うじゃないか」と指摘されると痛いです。
同じ質問が繰り返される「嘘発見質問」があることは、頭の片隅に置いておきたいです。

Q4 試験会場にはどうやって来ましたか(会場までの道順は分かりましたか)
A4(短答)十分に下見をしていましたので、迷うことはありませんでした。
≪コメント≫
これもアイスブレイク質問ですが、もちろん立派な面接質問です。
ユルい質問ですが、あえてユルい質問を通して「あなたの本性」を見ようとしています。このことをいつも忘れないように。
ここでは「綿密に事前準備ができる人」みたいなニュアンスで返せれば十分です。

Q5 控室で待っている間、どのようなことを考えていましたか。
A5(短答)試験会場の運用をされている警察官や警察行政事務職員の方々の動きを見ておりました。
(説明)すごくスマートで、しかも丁寧で親切でした。
あの警察官や警察行政職員の方なら、面接試験でどのような回答をされるだろうか、と想像してしました 。

≪コラム②≫
面接官を操る悪魔の心理学「初頭効果」

冒頭のアイスブレイク質問でつまずく人がいます。
アイスブレイクでつまずくと、その後の面接時間全部(約15分間)を「地獄の15分間」にしてしまいます。
心理学に「初頭効果」という有名な心理バイアスがあります。
これは「人は最初の印象 (第一印象) から逃れられない」という心理現象をいいます。
あなたにもご経験はないでしょうか?
最初に「なんかイマイチだな」と印象を持つと、ずっとその印象に引きずられてしまいます。
つまり、冒頭のアイスブレイク質問で面接官に「イマイチ」と思われると、その印象を15分間で挽回することはかなり難しくなります。
結果として、冒頭のネガティブな印象に引きずられて「低評価に終わる」ことになりかねません。
アイスブレイクの時間は、実はかなり重要な時間です。
では、冒頭の時間に、どうしたらさわやかな良い印象を残せるでしょうか。
結論は「『見た目』の第一印象を良くしよう」です。
ここでは、紙面の関係で詳細は解説できませんが、見た目の第一印象を最高に良くする方法を警試塾サイトでまとめています。
私は、臨床心理士の資格も持っており、臨床心理学の専門家でもあります。
心理学「初頭効果」を逆手にとって、逆に面接官を心理的に操ります。
ココはとても重要なところなので、面接試験冒頭の最初にポジティブな第一印象を面接官に残すため、どうぞ以下の記事を必ずご覧ください。
>>警試塾記事「THE警察面接室②『警察流入室要領』徹底解説」
>>警試塾記事「THE警察面接室③『警察流退室要領』徹底解説」
>>警試塾記事「THE警察面接室①『警察流マナーの基本』徹底解説」

Q6 緊張しているみたいですね。大丈夫ですか。
A6(短答)緊張しているかもしれません。でも、程よい緊張感だと思っています 。

Q7 緊張する時にはどうしますか。
A7(短答)深呼吸するようにしています。
(説明)特に、「吐く息を長く」を意識して、10回ほど深呼吸すると緊張がやわらぐと教えてもらいました。今日もそれを実践していました。深呼吸法を実践すると本当に緊張が少しやわらぐと思います。

≪コラム③:緊張したときは「深呼吸を10回」≫
最先端脳科学が実証する緊張の正しい癒し方

実は、私は臨床心理士をしており、認知行動療法の指導者資格も持っています。ここでは、心理の専門家である臨床心理士の科学的な立場からお話いたします。
実は、緊張を一番やわらげてくれるのは「深呼吸」です。
この事実は、近年の脳科学や臨床心理学の研究でほぼ解明されてきました。
深呼吸に意識を集中させることで、ネガティブ思考を意識的に気持ちからそらします。
これを“脱・中心化”といいます。
脳は放っておくと、1つのことを無限に考え続ける本性を持っています。
緊張は、その本性に呑み込まれた状態です。
緊張したときには、意識的に深呼吸を10回してください。
緊張から意識をそらす時間が長いほど、緊張から解放されます。
特に「吐く息」に注意を集めながら10回深呼吸してください。
そうすると不思議なほど、緊張状態の握力が弱まり「普段のあなた」が戻ってくるのを実感できると思います 。

Q8 面接カードの字が汚いですね。もっと丁寧に書くべきではないですか
A8(短答)申し訳ありません。今後は気を付けます。

≪コメント≫
きれいな字は書けなくても
「丁寧」な字は書けるはず

この指摘は、絶対に受けてはいけません!
面接試験の冒頭でこれを言われると、あなたのモチベーションがダダ下がりします。あなたにとって大損です。
「きれい」な字は書けなくても、「丁寧」な字は書けるはずです。
丁寧に書いた文字は、たとえ悪筆であっても、丁寧さが相手(面接官)に伝わるはずです。
それが伝わっていないとすれば、あなたの丁寧さが不足していたのです。
「面接官に読んでいただく」…この気持ちを忘れてはいけません。
この手の指摘を受けるようでは、受験生失格です。
最初から「勝負あった」です。
このような指摘を絶対受けないよう、一生分の丁寧さを使い果たすつもりで、1文字1文字丁寧に魂を込めて書いてください。
※なお、ワードなどデータで送信・提出する県警の場合でも、手書きの提出書類はあるはずです。
どのような書類であっても、手書きで提出する資料は面接官や任命権者・人事担当者の目に触れるものです。
気を抜かず、細部まで手を抜かず、完璧に仕上げて書いてください。

【§2 一次・体力試験の振り返り】
(Q9~Q14)

Q9 一次試験の出来はどうでしたか。
A9(短答)難しい問題もありましたが、合格できてうれしいです。
≪コメント≫
このように総括的に聞かれたら、さらっと回答でいいです。
この後追問で「体力試験はどうでしたか?」「論作文試験はどうでしたか?」と聞かれたら、その都度答えていきます。

【警察官質問】
Q10 体力試験はどうでしたか。全部できましたか。
A10(短答)はい。すべてできました/できない種目がありました 。

Q11 できなかった種目は何ですか。
あらかじめできないかもしれないと分かっていたはずです。苦手克服のために、どのような準備をしてきましたか。
A11(短答)握力です。私は、ハンドグリップを購入して毎日練習してきました。
(説明)事前に測定したところ基準値以下でしたので、1日に合計500回を目標に、ハンドグリップをやり続けました。
ハンドグリップはいつも持ち歩いていました。自宅では、テレビを見ている時間やトイレに入っている時間に、自宅外では、電車の中や休み時間など、ちょっとした空き時間に、カバンから取り出して練習しました。
結果として、基準値に若干足りなかったことは残念でした。それでも、自分なりに精一杯努力してきたと思っています。

Q12 体力試験で高得点を取るために工夫したことはありますか。
A12(短答)2つあります。
毎日休まずに継続することと、ケガをしないことです。
(説明)私は、体力づくりを毎日欠かさず続けました。
握力は、ハンドグリップを持ち歩いてすき間時間に行いました。
シャトルラン対策では、毎日5km走り続けるとともに、スクワットも毎日100回続けました。
幅跳び対策としては、腿上げジャンプを毎日50セット続けました。
試験では、練習の成果が出て、すべての基準をクリアできました。
2つ目は、ケガをしないことです。
体力試験では例年、アキレス腱を切ったりじん帯を痛めて途中棄権する人がいると聞きました。途中棄権は受験者失格です。ケガ防止も自己管理のひとつだと考えています。
練習前にも、試験本番の前にも、十分なストレッチをしてから臨むように工夫しました。

≪コメント≫
体力に自信がある人ほど「ケガ」に注意!

警察官の受験生には、体力に自信がある人が多いです。
でも実は、体力に自信がある人ほど、体力試験の準備を怠る人が多いです。
事実、私が警察人事として採用試験の担当をしていた時に、アキレス腱を切る・十字じん帯を断裂するといった大ケガをして救急車で搬送される人のほとんどは、サッカー部やバスケットボール部といった運動部経験者でした。
面接試験は「普段からたゆまず努力しているあなたの姿」を見てもらう試験です。
私は体力に自信があると、過信して試験に臨んではいけません。
体力検定の結果それ自体よりも、ケガ無く(自己管理OK)、真剣・実直に試験に臨む姿をこそ、試験官は見ています。
体力の実力では勝っていても、試験本番で敗れることがないように気を付けたいです。

Q13 運動は得意ですか。
A13
【体育系の人】(短答)得意です。
(説明)小学校からずっとサッカーをやってきました。
≪コメント≫
ここでは、体力試験の得点と自分の意識の一致度を確認されています。
以下、部活のことを尋ねられたら【§21 部活】Q198~(第2章)を見てください。
【文化系の人】(短答)得意な方です。
(説明)文化部でしたが、体を動かしたりスポーツをすることは好きでした。
≪コメント≫
運動がよほど苦手な人は別ですが、文化部系の人も、「得意」とまで言わなくても、「苦手」と答えるのは避ける方が無難です。
体力試験の得点が低くても、気後れする必要はまったくありません。
得意かどうかは「自分の感覚」で良いです。
警察官の仕事は、体力というよりどちらかというと「精神力」が必要な職場です。「体力」は、最低限、体力試験に受かる程度の体力があれば十分です。体力に自信がない人も、本当に心配しないでください。
ただし、精神力だけは誰にも負けてはいけませんよ!

《面接 重要ポイント⑤》
体力試験は、基準値だけクリアで十分!

警察の採用側としては、体力試験はそれほど重視していません。
体力試験は、基本的に基準値さえクリアしてくだされば十分です。
もちろん、体力試験でも高得点を取る方が良いです。警察官としては、もちろん体力がある人の方が好ましいです。
でも、試験科目の「軽重」を見誤ってはいけません。
肝心なのは面接試験です。人柄や価値観の方がより重要です。
いくら体力があっても、体力試験だけで合格はできません。配点も取り扱いも低いです。
体力試験は、まずは「基準値クリア」「ケガ=失格の防止」を第一目標にしましょう。そのうえで、加点できる種目があれば、貪欲に加点を狙っていく、そのような付き合い方でお願いします。
あらためて、ですが、面接試験対策に全集中です。

Q14 体力をアピールしてみてください。
A14【体育系の人】(説明)小学校から現在まで、ずっとサッカーを続けています。サッカーは走り回る競技です。持久力はチームで一番でした。
≪コメント≫
これまでの部活歴を簡単に説明します。
チーム一番でなくてもかまいません。特に飛び抜けた能力がなくてもいいです。「自分の主観的な感覚」でいいですので、得意と思うものをアピールしてください。
なお、ここは「説明」を求められていますので「短答」はありません。
【文化系の人】(説明)ランニングや筋トレが好きで、週末にはジムに通っています。今度、地元で開催されるマラソン大会に出たいと考えています。また、○○kgのベンチプレスを上げられるようになりました。
≪コメント≫
文化系でも、体力錬成を行っていることを面接官に伝えます。
≪コメント≫
Q14はQ13と同じ質問です。聞かれ方が違うだけです。
ここで、大切なことがあります。
それは、単なる体力のアピールを求めているのではないということです。
面接官がここで聞きたいことは
 ○努力した過程
 ○諦めない忍耐力
 ○最後まで続けられる精神力
といったものです。
体力試験の「数値」が大切なのではなく、体力試験に臨むあなたの「努力の過程」の方がより大切です。
体力試験の数字の結果に一喜一憂する必要はまったくありません。
その代わり、体力がある人もない人も「しっかり準備した」ことを伝える方が、10倍価値があると思ってください。
それに、警察官に必要なのは体力ではなく精神力の方です。

【§3 論作文試験の振り返り】
(Q15-Q18)

Q15 論作文試験は、できましたか
A15(短答①)私なりにできたと思います。
(短答②)もう少し書けたのではないかと、反省しています。

≪ポイント≫
論作文振返り質問で押さえる「3つのポイント」

面接時間冒頭のアイスブレイクで、論作文試験の振り返りが聞かれることがあります。
論作文試験の振り返り質問で押さえるべきポイントは、次の3点です。
【ポイント1】どのような課題文だったか正確に言えること
【ポイント2】実際の試験でどのようなことを書いたか
【ポイント3】書き足すとするとどのようなことが書き足せるか

論作文試験は、都道府県警によって評価方法が2パターンあります。
①一次試験で論作文試験があり、一次合格者のみ二次で採点
②二次試験で論作文試験があり、二次で採点
警視庁や大阪府警など大規模警察では、①一次試験で論作文試験がある場合が多いです。
②の場合、論作文試験の後、すぐに面接試験がありますので、論作文試験の内容を思い出せるのです。
しかし、警視庁や大阪府警など①の方式を採用している県警では、論作文の試験日から面接試験日まで時間が経過しているので、内容をすっかり忘れてしまっていることも多いです。
論作文試験の振り返りの質問はしばしばあるので、論作文試験が終了したらその場で、課題文や自分が答案に書いたことをメモに控えるようにしておいてください。

Q16 どのような課題でしたか
A16(短答)「高齢者の交通死亡事故の現状分析と課題、および死亡事故抑止対策について」でした。
※実際に出題された課題を、できるだけ正確に回答してください。課題を正確に回答できることも、実力のうちです。

Q17 どのような内容を書きましたか
A17 現状分析では、高齢者の死亡事故が全体の6割を超えていること、交差点での事故が多いこと、薄暮時の事故が多いこと、反射材の着用率が低いことを書きました。
課題では、どのようにすれば、高齢者一人一人が、交通事故は他人事ではなく「自分事」と思えるようになるかについて書きました。
対策としては、巡回連絡を強化すること、体験型の交通安全教室を実施すること、反射材を警察から積極的に配布することを書きました。

Q18 いま書き加えるとしたら、何を書き加えますか
A18(短答)地域の人的資源を活用する、地域住民のお力をもっとお借りする、という視点を入れられれば良かったなと思いました。
(説明)県警のHPを拝見したところ、地域警察官の方が、巡回連絡だけでなく、地域住民や自治会、公民館や社会福祉協議会、民生委員や地域ボランティアの方々などと連携して、地域住民の方と接する機会を増やし、積極的に情報発信する機会を設けられていました。
私も、あのように地域に根差した警察活動がしたいと思いましたし、○○県警の警察官の皆様の活動に感銘を受けました。
そこが、私の答案では足りない部分だったかなと思いました。

【§4 集団討論の振り返り】
(Q19-Q21)

Q19 集団討論はどうでしたか。
A19(短答)参加した全員と協力ができ良い討論だったと思います。

Q20 集団討論を自己採点すると何点ですか。また、なぜその点数ですか
A20(短答)75点くらいだと思います。
(説明)「課題」と「解決策」を分けて討論できたところが良かったと思います。この2つを分けることで、いま何を議論しているかがメンバー間でよくわかりました。その結果、建設的な意見が多数出ました。
一方で、時間配分がうまくいきませんでした。
最後、終了時間が迫っている中で、参加者の意見の取りまとめをやや急いでしまいました。あらかじめ、意見とりまとめのために5分くらいを用意しておけばよかったと反省しました。

≪コメント≫
「自己採点」は70~80点が無難

自己採点の場合は「70~80点」くらいで答えるのが無難です。
例えば60点以下では低すぎます。面接官に「自己評価で60点以下?これは頼りない」と印象を持たれます。
反対に90点以上では「自分に甘すぎるのではないか?」といった印象を持たれやすいです。どんなことにも反省点があるはずだからです。
自己採点を求められたら、集団討論に限らずどんな試験に対しても、70点か80点の間くらいが無難な数字です。

Q21 集団討論で気をつけたことは何ですか。
A21(短答)2つあります。1つ目は、相手の意見を尊重するということ。2つ目は、「参加者全員で合格する」という気持ちで協力することです。
(説明)集団討論は、相手を論破したり、強引に何か結論を出す場ではないと思っています。相手の意見を聞き、自分に気づきがあることが一番大切だと考えます。
相手の話を丁寧に聞くことで、聞く力もアップします。
私は、警察官(警察行政事務職員)になって市民に応対しているのをイメージして話を聞き、集団討論に参加しました。
また、最初に「8人全員で合格しよう」と声を掛け合って始めましたので、協力して議論を進める意識が全員に生まれ、チームワークで討論を進めることができました。
足の引っ張り合いをするのではなく、協力することで難しい問題も解決できると考えています。

≪コラム④:集団討論の正しい受け方≫
チーム全員の合格を目指せ!

集団討論を「相手を引きずり下ろす場」と考えている受験生がいます。
その方は、集団討論の見方が根本的に間違っています。
なぜ、警察の採用試験で集団討論が課されているのでしょうか。
それは、集団討論であなたの「協調性」や「チームワーク力」を確認したいからです。
警察では、協調性やチームワーク力が、ほかのどの職場より必要で、泥棒を捕まえるのも、DVや虐待の対応をするのも、ひき逃げ犯人を追及するのも、みんなチームで力を合わせて解決していきます。
相手を言い負かして自分だけ得をしようと考えることは、集団討論では一番やってはいけないことです。
採用側の面接官や警察人事からすると、「自分だけ得をして、仲間を売るつもりか?」と裏切り行為にしか見えません。

集団討論を受験される方は、ここで、認識をがらっと改めてください。
集団討論だけは、他の試験科目とは違います
集団討論では、あなたに「チームワーク力」や「仲間を大切にする思い」がることを伝えてください。
だから、本気で「チーム全員で合格する」と思って、みんなで協力してほしいのです。
集団討論本番前には、必ず5分ほどのチーム時間が与えられると思います。その時間に「みんなで一緒に合格しよう」と声掛けしてください。
もしそのような時間がなくても、あなたは心の中で「この全員で合格する」と思いを強く持ってください。
集団討論は「全員が受かる」か「全員が落ちる」かの試験です。
自分だけ「抜け駆け」は絶対にNGです!
集団討論を受験する人は、ここは絶対に覚えておいてください。

《面接 重要ポイント⑥》
集団討論だけは「全員で合格」する試験
「裏切り」「反則技」はNG

集団討論だけは「メンバー全員で合格」を目指します!
結果として、その態度があなたの合格につながります!
仲間を大切にするあなたの姿を、面接官はちゃんと見てくれていますよ。

【§5 志望動機】
(Q22-Q36)

Q22 なぜ警察官/警察行政事務を受験しましたか?志望動機を教えてください。

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